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勇者の仲間ですが魔王の協力者です  作者: rocyan
第一章 勇者召喚
18/34

登場人物一覧 第一章版



 第一章に出てきた登場人物一覧です。

 見落としがありましたら、随時追加していきます。



 下に行くほどモブキャラ。






【サタン】


 魔王ルシファーの息子。

 左手が大きく黒い。

 黒と白に分かれた髪の毛が特徴的であり、後方にかけて髪が大きく跳ねている。

 感情が昂ぶると口調が若返る厨二病設定を持っている。

 戦闘力は魔界第二位。近接戦闘が得意で、魔法は武器創造魔法と身体強化が得意、契約を結んでいるため補助魔法も全て使える。

 武器創造魔法は、自身が武器だと思ったものならば何でも創造できるチートで、例え防具であろうとも、これも殴れば武器になるという発想で創る事ができる。なので、日常生活に溢れているもの殆どが凶器になるからか、武器創造魔法であるにも関わらず、ほぼ何でも創造できる。

 因みに、創造魔法の武器製造とは少し違う魔法である。

 シアンと使い魔契約を結んでいる。


「これぐらいで、厨二とか言って欲しくないのじゃ。まだまだ秘密はあるからの」



種族:悪魔(混血)

性別:男

年齢:千年以上

身長:150センチ

体重:45キロ

誕生日:不明





【シアン・アシード】


 本作主人公。

 プラム王国魔法学園に所属。後に離脱。

 勇者パーティの魔法使いであり、魔王の協力者。学園で行われた魔法使い枠選抜大会で、圧倒的な力で勝ち進んでいき、見事勝ち取った。魔王から言われた事を貸し一つで実行する優しさも持ち、実力は魔王の折紙付。

 選抜大会で優勝したからか、階級は魔術師となっているが、その魔力量や実戦力を鏡見れば、魔法使いの頂点、魔導師を優に超える。

 使える魔法は、補助魔法全て。攻撃魔法は劣化魔法しか使えず、戦闘には役に立たない程度。

 素性は一切不明であり、わかっているのはとある国の貴族だった事だけ。その国がどのような国なのかも、誰も知らない。唯一知っているのは魔王と、サタンだけであろう。

 所謂ぼっち気質であり、魔法学園でも二人しか友達がいなかった。

 勇者の仲間になったのは、魔王による依頼の様なものである。


「接近戦タイプなのに何故魔法使い然とした恰好を? そりゃぁ…………なんとなくだ」



種族:人間

性別:男

年齢:17

身長:165センチ

体重:56キロ

誕生日:6/25





【ルシファー】


 魔界の統率者である魔王。

 サタンの父親である。

金髪で、分け目から癖毛が跳ねるという特徴的な髪型であり、長髪。普段はバレッタで髪の毛を上へと押し上げている。

 “まおう”や“るしふぁー”とプリントされたTシャツやトレーナーを好んで着る。何処で手に入れているかは不明だが、少なくとも別世界の代物であろう。

 実力は魔界第一位であり、唯一神を除けば誰も勝つことができないという。本気を出せば一つの大陸が吹き飛ぶ。魔法は一通り使えるらしいが、細かい事は苦手なので、魔法を使う事はあまりない。

 世界が創造された時代からいた神の部下の一人であり、天使たちを統べる大天使長であったが、天界を追放され、魔王となった。元々六対あった翼は、天界を追放された時に捥げて三対しか残っていない。

 人類の敵として知られているが、そもそも彼は人を襲った事が無い。彼等を襲ったり殺したりするのは総じて、魔物や人間界へ移った魔族だけだが、魔王だからかよくルシファーの所為にされる。

 因みに本当の名前はルシフェル。


「追放されたんじゃなくで、したの! あの糞くらえな場所にいたくなかったからさ」



種族:堕天使

性別:男

年齢:不明

身長:170センチ

体重:50キロ

誕生日:不明





【バルト・ピーコック】


 シアンのクラスメイト兼友達。世に珍しい特殊魔法である、精霊魔法の使い手。

 森の妖精フーリと契約している為精霊魔法は使えるが、それ以外の魔法が一切使えない。ある意味落ちこぼれである。

 自分に自信があるかのような話し方をするが、人との話し方がいまいち分かっていない為、会話が途切れることを嫌う。

 前向きな性格であり、誰からも嫌われ、蔑まれ、罵倒され、ハブられようとも自分から話しかけていくという面がある。ここまでくると前向きというより、一種の異常である。

 今のところ第一章にしか出てこないかもしれない人物Partわん。


「フーリに出会えたのは奇跡だね。じゃなきゃ、こんな所に通っていないよ」



種族:人間

性別:男

年齢:17

身長:172センチ

体重:63キロ

誕生日:4/30





【フーリ】


 バルトの使い魔。森の妖精の子供。

 自身を拾ってくれたバルトが大好きであり、常にバルトの側に居たいと考えている。

 森の妖精だからか、火が苦手であり小さな火種を見るだけで怯えている事がある。

 またまだ子供なので、善悪の判別がつかず、バルトに甘えている節がある。

 妖精としては珍しくない人間の女の子の姿形をしている。


「バルのこと? 大好きー! ……えへへっ」


種族:妖精

性別:女?

年齢:不明

身長:10センチ

体重:10グラム

誕生日:不明





【ダリア・フランボワーズ】


 辺境貴族の出であるコミュニケーション能力障害の少年。シアンのクラスメイト兼友達?

 その鋭い目つきと、高身長から何かと勘違いされやすい。性格はわりと真面目。学園で休んだり遅刻した事が一度もない優等生。頭も割といい方である。

 三男坊なので家は継ぐ事が出来ない為、親に無理を言って王都に出てきたらしいが、勇者パーティ選抜大会でも第三回戦まで生き残るなど、実力はあるようだ。

 取り巻きの二人は友達だと思っている。

 今のところ第一章にしか出てこないかもしれない人物Partつー(取り巻き含め)


「あぁ!? 睨んでねえよ!! た! ただ……! と、とも…………だちに、ならねぇかな……って」



種族:人間

性別:男

年齢:17

身長:180センチ

体重:70キロ

誕生日:10/11





【ヨット】


 ダリアの取り巻き一号。ダリアさん呼び。

 ダリアには常に敬語を使う半目の少年。頭も良く、実力もあるダリアの事を慕っているが、純粋な彼の反応を楽しんでいる節がある。


「ほら、ダリアさん! 今行かなくてどうすんですか!」



種族:人間

性別:男

年齢:17

身長:170センチ

体重:66キロ

誕生日:12/25





【チョーク】


 ダリアの取り巻き二号。ダリアさん呼び。

 〜っす、という語尾を使う典型的な取り巻き少年。

 短髪と丸眼鏡という見た目と背の小ささから、ある意味クラス中の視線を集めている。

 常にヨットの尻に引かれている。


「そうっすよ! ダリアさん! 頑張るっす!」



種族:人間

性別:男

年齢:17

身長:155センチ

体重:50キロ

誕生日:12/24





【タン・カーキー】


 プラム王国立魔法学園の第六学年生。現在の首席であり、学園の中では実力がトップである。その腕は確かで、宮廷魔術師と魔法騎士団からオファーが来るほど。将来有望なルーキーとして知られる。

 彼女自身、将来は魔法騎士団として考えていたが、家柄宮廷魔術師を推す両親と衝突、勇者パーティ魔法使い枠選抜大会で優勝すればタンの言葉に文句は言わないという約束をしてしまう。

 実力はあり、その約束が叶えられようとしたところで主人公と当たってしまい、油断から負けてしまう。

 その後運悪くイエローに目を付けられ、選抜大会以前とは性格が変わってしまった。

 イエローにはトラウマを植え付けられたらしく、イエローの顔を見るとバイブレーションの様に高速に震える。イエローと同じ顔をした主人公もまた然り。

 類稀な才能、スキルを持つ人物でもある。

 今のところ第一章にしか出てこないかも知れない人物Partすりー。


「結局、スキルについてわからなかった……」



種族:人間

性別:女

年齢:20

身長:170センチ

体重:57キロ

誕生日:9/15





【イエロー・シャルトルーズ】


 シアンと瓜二つの顔を持つ天族。ただ、シアンとは違い少しつり目。

 髪型までもがそっくりであるが、その髪色と金髪である事とシアンに比べて癖があまりなく少し長い。

 天族であるため、垂れ下がった長い耳と光輪が特徴。消したり出したりできる翼は他の天使と比べて汚く、弱々しい。

 肉弾戦を好む戦闘狂。強き者と戦う事を望むが、大抵はイエローより弱いため得意な回復魔法で相手を回復させながら満足するまで戦い続ける事が多い。そのため、戦った相手からは恨まれる事が多々ある。

 本人の天界での位置付けは戦闘専用部隊の一員。下位天使である。ただ、その戦闘力は上位天使を凌ぐほど。

 何故未だ下位天使なのか、それに何故人々を痛みつけておいて堕天しないのか、周囲は謎に思っているようだ。

 一人称がボク、二人称が君であるのにも関わらず、人を馬鹿にするような口調であり、慣れていなければ違和感を持つ。

 因みにあまりシアンの前に姿を表すことはないらしいが、今となっては本当かどうか怪しい。


「さぁて、存分に殺り合おう! 大丈夫大丈夫! ボク、回復魔法は得意だからさ……簡単には死なないぜ?」



種族:天使

性別:男

年齢:不明

身長:165センチ

体重:56キロ

誕生日:不明





【雄城英二】


 異世界から呼ばれた勇者であり元凡人。

 呼ばれるだけの素養を持っているが学生である為色々世間知らずなので、鍛えられながら旅をする事となった。

 よく言えば楽観的思考、悪く言えば馬鹿。あちらの世界で生きていたならば、普通の家庭を持っていたかもしれない。

 知らない世界で心細くはあるが、持ち前の明るさと楽観的思考で、RPGに飛び込んだみたいだと喜んでいるが、そのネタが通じるのは今のところシアンのみである。

 魔王討伐を安請け合いしてしまったが、本人としては本当に魔王を討伐できるとは考えておらず、基本的にこの旅を楽しもうとしている節がある。


「うわ! モンスターだ! すげぇ!」



種族:人間

性別:男

年齢:16

身長:167センチ

体重:55キロ

誕生日:4/1





【カクタス】


 カーマイン皇国の剣士。妖精人種、エルフであり、身の丈程の剣を扱うのが得意。勇者パーティの一員。

 カーマイン皇国の騎士団達に剣を教えていた為、それなりの実力を持つ。勇者パーティの中での一番のベテラン。勇者を補佐するようにパーティを率いている。

 エルフにしては珍しく外に出てきたタイプであり、故郷には約百年ほど帰っていないらしい。

 見た目は少年とも少女とも言えないが、エルフ族全員がそうなので普通である。大半は女性的。


「この旅が愉快な旅になれば良いね。そう思うでしょ?」



種族:エルフ

性別:男

年齢:不明

身長:155センチ

体重:48キロ

誕生日:不明





【ウィスタリア】


 この世界の唯一神。天界の長である。

 この世界を作ったからか、凡ゆる権能を持つ。しかしその中で一番の脅威は、誰も彼女を傷つける事が出来ない事であろう。世界を生み出した彼女に世界は逆らえないのである。

 人間が大好きで、ちょくちょく世界を見渡せる瞳で覗いていたりするが、大体十年に一度ぐらいの頻度である。神であるために時間感覚が狂っているが、神としては普通。

 天界の誰もが尊敬する主。そのこの世ならざる美しさもあるが、世界を創造したという時点で敬われる対象である。隣世界である地球では神は人から生まれ、人によって死す。けれど、ウィスタリアは人によって死することはなく、永遠に有り続ける。彼女が神でなくなるその時までは。 

 自称、生命の母。


「約束を破ったのですか……我が子よ。ふぅ……本当、仕方のない子達」





【プラム国王】


 世界三大大国の一つであるプラム王国の国王。

 初老の男性であり、魔法使いでありながら筋肉隆々な見た目をしている強面のおっさん。

 魔法使いの中で伝説のランクを抜いたランクの中で最高ランク、魔導師の肩書きを持つ。今のところこの肩書きを持つ人間はプラム国王ただ一人である。

 カーマイン皇国の皇とは古くからの中であり、今回の勇者召喚にも加担した。

 強面であるため誤解されやすいが気に入った相手には優しい一面を持つ。ただ、腹黒い。

 本名、ライラック・ラ・プラム。


「はぁ、やっと行ったか……国賓とは言え、子供相手に媚びを売るのは肩が凝る」





【教師】


 シアンのクラスの教師。男性である。

 冴えない見た目ではあるが、声は大きくよく通り、所謂イケボでもある。一人二人は何故かそのギャップに落ちる。


「一人減って奇数になるのか……ぼっちになる子、いないと良いが」





【実技担当教師】


 短髪、褐色肌、程よく引き締まった体が特徴的な男性。顔もそこそこ整っており、偶に生徒に告白される。

 気前の良い性格で、好かれやすい。だが、シアンには嫌われている。

 国立の魔法学園に実技教師として呼ばれる程実力は高い。魔法使いとしては異色の魔法剣士である。


「まさか、シアンの奴が優勝するとはな! 面白い事もあるもんだ!」





【一人の生徒】


 良い子ちゃんで、クラスを引っ張っていくタイプ。先生! 決まりました!


「さて、明日の宿題やろうっと」





【司会進行役の生徒】


 勇者パーティ魔法使い枠選抜大会の司会者。立候補制のものであったが、皆が渋る中真っ先に手を挙げた強いメンタルを持つ。

 明るく、クラスではリーダー的存在。彼女の笑顔には励まされるだろう。

 クラス中に、実況者とか司会者の方があってるし才能あると言われるほどの才能がある。

 因みに魔法の才能は凡人。


「いやー! 楽しかった楽しかった! 司会、またやりたいなー!」





【審判】


 頭部を禿げ散らかした残念なおっさん。

 魔法の試合を見きれるほどの実力を持つ。


「決闘開始ィイイイイイイ!!」





【ターキー夫妻】


 タン・カーキーの両親。

 少し大人しいが、典型的な貴族。でも馬鹿ではない。


「優勝するかと思いましたわ」「ひやひやしたね」





【メイド】


 ビビリであるが、ちゃんと仕事はこなす王宮お抱えのメイド。


「し、しししし失礼しまっす!」





【いたぁあああ!!!】


 誰だろうね。


「あー! もう! 逃げられた! 何処に行ったのよ!!」





【豚の頭を持ち、牛の体を持ち、鶏の尾を持った魔物】


 三つの味を持つ魔物。主に食用として狩られる。

 豚の頭を持つのに、鶏の声でなく不思議構造。魔物には常識は通じないのである……。


「コケェーーー!」





【カーキー家のメイドと執事達】


 良い人たち。カーキー家のご子息とご令嬢を我が子のように愛している。

 ちゃんとプライベートと仕事は分けるタイプばかり。

 シアンが嫌い。


「「「「「お帰りなさいませ」」」」」





次回は、いよいよ第二章へ! ……たぶんね

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