Prologue
マリーゴールド(英語: marigolds、学名:Tagetes)は、キク科コウオウソウ属のうち、草花として栽培される植物の総称。また、花の色や形がよく似ていて、葉にトマトのへたのような青臭いにおいのあるキンセンカを指すことがある。意は「聖母マリアの黄金の花」。花言葉は「信頼」、「悲しみ」、「嫉妬」、「勇者」、「悪を挫く」、「生命の輝き」、「変わらぬ愛」、「濃厚な愛情」。
オレンジ色に染まる花畑を独り歩く青年
花をなぞりながら
花の香りを感じながら
遠くを眺めながら。
誰もが心の中に持ってる『楽園』
それを探す人も居れば
気にも止めず生涯を終える人も居る
長い人生 しかし一度切りの人生
その長い道のりを誰もが褒め称えるような人生を歩むほど、人はそんな集中力を授かってない。
遠い町の誰かの遠い記憶
それは青年2人と独りの少女の物語。
毎日をゆるく生きるダニーとジョニーは、大好きな音楽をたまにライブハウスで掻き鳴らす趣味があるくらいだった。
ダニーはボーカル
ジョニーはギター
後のメンバーは適当な寄せ集めだ。
仕事終わりに釣りに行ったり、ビリヤードに興じたり、適当に女と遊び、特に不自由無く平凡な日々だった。
ダニーは20歳でジョニーはダニーより一つ上の21歳だ。だがダニーのほうがお兄さんのような存在だった。2人は18.9くらいからの付き合いで日も浅いが、誕生日は同じ、吸ってるタバコも同じ、仕事も同じと、まるで運命共同体のような関係である。
だが2人は不意に想う。
このまま死ぬのか?
なにが残る?
仕事で成功するわけでもない
音楽で成功するわけでもない
愛してる人と幸せになるわけでもない
そりゃあ勿論、音楽でBIGになれれば万々歳だが、、
そんなの夢のまた夢。そんなこと考えるだけで、実行する行動力も気力も2人は持ち合わせていない。こんな平和ボケした生活なら覇気も消える。
この退屈な日々が変わらないか、、
いや変えたい。
俺たちは自由なんだ。
生まれた時から、ずっと。
しかし、変える方法など生まれる訳も無く毎日を越えていくだけなのである。
心を燻る感情に嘘をついて。
一体、人は何の為に
誰の為に生きているのか?
この時代、世代に誰もが感じる大きな壁をどうやって乗り越えるのか。世の中には何億ものストーリーがある。
それは、その中の一つに過ぎないが。