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怪盗スリッパ

作者: 悲傷

テーマ:スリッパ、目薬、財宝

で書きました。

同じテーマで作品を書いた名有りさんの『私は巨人の家の居候でございます』も、ぜひご一読ください。

http://ncode.syosetu.com/n9981bn/

 未来が見えるようになる目薬。それがこの家の財宝だ。それを守るのが俺の、警察の役目だ。この館の主はおびえている。相手は怪盗スリッパだから、しょうがないだろう。

 怪盗スリッパとは、その名の通り、スリッパを履いている怪盗だ。このスリッパが厄介で、掃いている間は相手に見えない。足音も立たない。なんというチートアイテム。ったく、相手が出てくるタイミングとかわかればいいのに……

 そうぼやいていると、部下が悲鳴を上げて部屋に入ってきた。盗まれただと!? くそう、やはり手が出せないか!

 屋上でご丁寧に待ってくれていた怪盗スリッパ。くそう、人をバカにしやがって……奴は言う。


「目薬差して、俺が来る時を見ていたら、捕まえられたのにね?」


 ぐうの音も出なかった。

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