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004

「まだ、大丈夫か!」

砦についた俺はまず、死臭がしないか確認した。

「しないな。よし、まだ大丈夫そうだ」

一緒にいたクリスとロベルトは置いてきた。

さっきの鳥と、ゴリラと狼を足して二で割ったような生き物に囲んでいたところに突っ込んでいく。

「オォォォ!」

ブンッ!ザシュッ!

「ギャァッ!」断末魔が上がる。

その勢いのまま次の奴に斬りかかった。

ブンッ!シュッ!

「グォォォォォォ!」ゴリラみたいな奴も一撃だった。

「ハァァァ!」

突然の乱入者に浮き足立っていた奴らも落ち着きを取り戻して、俺に攻撃を始めていた。

「勇者様!?」

クリスがいつの間にか追いついていたようだった。

「ッ!」

ズガンッ!

(痛いっ!)

殴られた。剣で斬られるよりも痛かった。

(剣よりも痛いとか、どんな攻撃だよ!)

俺はすぐさま反撃した。

ザシュッ!一撃だった。

そのまま俺は敵を全滅させた。

(ふう、何とかなったな)

「勇者様!ご無事ですか!」

そう、クリスが来てくる。

「あぁ、なんともない。それよりも中の人たちだ」

急いで、砦の中に入った。


* * *


「貴方様には感謝してもしきれません!」

結局中の人々は無事だった。で、その人々に感謝されていた所だった。

「私の名前は〈コインズ・バーカッツ〉といいます。本当にありがとうございました。」

リーダーっぽい人がそう名乗る。

「いえ、無事で何よりです。それで敵の拠点は何処にあるのでしょうか?」

「?それならここから更に北に行ったところです」

「!!無茶です!勇者様!撤退しましょう!」

クリスが俺のしたい事に気づいたらしい。

「いや、ここで無理してでも前線を押し上げないと結局意味はない」

「そうですが!」

「大丈夫だ。俺一人でいくしな」

「尚更ダメです!」

「ごちゃごちゃと、めんどくさいな」

ヒュッ。バシッ。

「ウッ!」バタッ。

(ホントに気絶すんだな)

「ロベルト、頼んだ!」

「えっ!」

驚いているロベルトを尻目に俺は窓からとび出していく。


* * *


(これは、凄いな)

砦である。さっきの砦とは比べるのも馬鹿馬鹿しい程のスケールだが。

(さて、どうしたものか?)

「やっぱり、正面突破か」

そう言って門の前に立つ。

「フンッ!」

シュッ!スパン!

ガラガラガラ!

門を斬ったことで敵の目がこっちに向く。

(これは、居すぎだろう)

そう。百、二百ではない。千、二千でも足りるだろうか?

(やるしかないか)

「ウオォォォォォォ!」

と叫びながらかけていく。

ブンッ!ブンッ!ザンッ!ザシュッ!シュッ!スパッ!


* * *


「ハァ...ハァ...」

どれくらい斬っただろうか?

(まだ出るのか…まいったな、元々いたぐらいは斬ったはずなんだが)

そう、こいつらほぼ無限に出て来ているのである。

あの渦から。だからあの渦を消そうと思って駆けると奴ら道をふさぎやがる。

(あの渦がカギなのはわかるんだが)

そこで俺はあることを思いついた。

(魔法が使えれば)

「ツッ!」

頭が痛い。だが痛みと共に何かが視えた。俺はそれを口にする。

「太陽よ!俺に力を!…《サンライト》!!」

ピカッ!思はず目をつぶるほどの強い光が降り注ぐ。

目を開けるとそこは焼け野原だった。とゆうか何もなかった。

「凄すぎんだろ」

これはさすがに俺も唖然とするしかなかった。


* * *


そのあと、俺は城に戻った。

「あぁ、お帰りなさいませ。さすがに君が向かった方が光った時はダメかと思いましたわ」

と女王に言われて俺は、

「まさか、それにあの光は俺がやったものだし」

「「「えぇぇぇぇ!」」」

「そ、それは本当の事ですか!」

「あぁ」

事もなげに言うが、さっきまでは俺もみんなと一緒だった。

「おほん。それでは今日のところは勇者様には休んでいただきましょう」

そう言って女王は手を叩く、すると、メイド(!)が入ってきて俺を連れていく。

(メイドってどこの世界だよ。って少なくとも地球ではないのか)

そう考えながらメイドさんの後についてゆく。

「こちらが勇者様の部屋になります」

そう言って案内された部屋は、

「おぉ!」

とにかく豪勢だった。

何畳あるかわからない部屋にものすごくでかいベッド、絢爛豪華な調度品、果てはシャンデリア(!)まである。

「えーっと、ほんとに此処を俺一人で?」

「勿論でございます」

「では、後でお傍付を一人遣わせます。それではごゆっくり」

「あぁ」

そう言ってメイドさんは出ていった。

「ふぅ」

俺は一息ついてベッドに腰掛けた。

(この後はどうしようか?このまま此処にいてもいいんだろうか)

そう考えているうちに、疲れがたまっていたのだろう。俺は眠ってしまった。

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