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第二十九話 インターハイ史上最強の男

いつもより少し早めに学校前に集合した死神バスケ部


夏休みの早起きは辛いのは分かっている!!


「ほな行こか」

長西が率先しメンバーはインターハイの開催地へと向かう


そう


今日はインターハイの開催日だ


そのために練習を中止し強豪チームのプレイを観察しに行くのだ


中でも注目なのがピエロ率いる王鐘学園だ


「優勝筆頭候補ですか・・・」

景峰はバスに乗りながらバスケの雑誌を読んでいた

隣の門松を音楽を聴きながら

「そっすよ、王鐘は全国でも相当な実力っすからね」


川島が後ろの席から2人に声をかける

「いいや今日の注目するところは兵庫代表の・・黒禅高校だ!」

ピクッと寝ている真一が反応するがそのまま眠ったままだ


「あ!あそこ伝説のバスケプレイヤーがいるんだよね!?」

優華ちゃんも川島の隣の席から声をかける

「競馬の伝説はだな・・」

「うっさい!!」

容赦なく優華ちゃんのクロスチョップを受ける川島

「どうして伝説何ですか・・・?」

川島はクロスチョップを受けた首元をさすりながら

「行ったら分かる・・」

「・・・・?」


そうこう話している内に会場へと着き

死神バスケ部メンバー全員会場の席へと乗り込む


「おおお!人多いなオラァ!」

扇田が辺りを見回し観客の多さに驚いていた

「ざっと見て前の王鐘戦の倍以上ですね・・・」

夏川がボソッと声をかける

「まあ一回戦が王鐘と黒禅やからなぁ」

長西が眠たそうな顔つきでコート内を見ていた

真一もさっきから落ち着かない様子だった


試合開始まで残り数分


各チームの選手が控え室からコート内に入ってきた


一気に観客が歓声をあげる


「うおおお!!!ピエロ今年も頼むぜ!!!」

「王鐘で優勝は決まりだろ!!」

コート内のピエロもそれに応えるかのように右手をひらひらと上げた



「す・・すごい歓声ですね」

景峰は戸惑いながら観客を見ていた

真一は景峰の隣の席に座っていた

「来るぞ・・黒禅高校の・・・いやインターハイ史上伝説のバスケプレイヤー・・!」

急に真一は興奮をし席から立ち黒禅の選手が入るの待っていた

長西も冷や汗をかきながら

「通称・・伝説のバスケプレイヤー・・・やな!」


どすっ・・どすっと地響きを立てながら


その男は一番最初に黒禅控え室から出てきた


さっきまでの歓声とは異なり地鳴りへと変わった


そして男は立ち止まり、黒禅メンバーに声をかける


「行くぞ野郎共ォォォォォォ!!!」


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