第19話 アレクサンドロス大王
そんなアリストテレスが20年間アテネで学び、アテネの北にある、故郷のマケドニアに帰り、マケドニアの王子の家庭教師になった。
その王子こそ後のアレクサンドロス大王になるアレクサンドロス王子であった。
当時13歳のアレクサンドロス王子は、アリストテレスから徹底的に様々な教育を受け、とんでもなく利発な王子になった。
そのアレクサンドロス王子が20歳の時、父親の王が亡くなり王になった。
先王はかねてより、アテネ、スパルタを含むギリシヤ全土を征服しようと狙っていた。
マケドニア王になったアレクサンドロス王子は、先王の意志を引き継ぎアテネに攻め入った。
カオスの状態になっていたアテネは簡単に陥落した。
スパルタもしかり。
勢い余ったアレクサンドロス王はそのままペルシアに攻め入り、エジプトに攻め入り、とうとうインダス川を渡ればインドというところまで攻め上った。
だが、この地でマラリアが発生し、やむなくバビロニアまで戻った。
わずか、十年足らずで西はギリシヤ、東はインドの手前まで続く大帝国を作り上げた。
しかし、アレクサンドロス大王と呼ばれた大王は、蜂に刺されて死亡するという、あっけない最後になってしまった。
有能な後継者のいないアレクサンドロス大王が治めた国は、またバラバラになってしまった。
フェニキア人がアテネに逃げて、怒涛の如く400年(紀元前323年)が過ぎ、一旦はアテネに定住したが、またちりじりになってしまった。




