雑文エッセイ「文学賞の公募って結構いっぱいあるんだね」
さて、何の気なしにグーグル先生に『文学賞』と打ち込んだら、世の中には沢山の公募がある事を教えてくれた。
成る程、ここに入り浸っていると視野狭窄になるんだねぇ。そうか、世の中にはラノベ以外にもこんなに文学の公募があるのか。
中にはエッセイを募集している公募もあったりしたよ。まぁ、テーマは決められているのが殆どなのでここに投稿されているエッセイ群をそのまま応募する事は出来ないだろうけど、ネトコンにエッセイで挑戦するツワモノならばやっちゃいそうだね。
いや、エッセイでネトコンに応募する方々の殆どはネトコン運営から贈られる感想目当てだろうからそなん人はいないか・・。
で、公募のジャンルとしては童話や児童文学が結構多かった気がする。中には俳句や川柳の公募もありました。
それ以外だと地方都市が、郷土をテーマにした文学を募集しているのも結構あった。はい、ちょっと前になろうのメインページに迷い込んでいた『秩父文学祭』もこれ系ですね。
で、『秩父文学祭』だけど一次審査が終了し選抜された作品タイトルが紹介されていた。
はい、その数なんとたったの7作品っ!ひゃ~、1千作品以上が通過するネトコンの一次通過作品数に慣れちゃっているとその少なさに驚きを隠せないね。
しかもこの7作品は一次を通過しただけで、この後二次もあるらしいのよ。つまり最終的には1作品、もしくは2作品くらいまで絞られちゃうのかもね。
成る程、令和の文豪を目指す道は狭き門なんだな。そしてペンネームだけで判断すると圧倒的に女性と思われる方々が残っていた。
まっ、『秩父文学祭』って純文系だからね。妄想はしても夢が見られない男の子たちには荷が重いか。
でも物語を売ってお金を得るのって大変だよな。もう殆ど博打みたいなもんだもの。なんせ食べ物と違って読まないと死んでしまう訳ではないし、野菜みたいに収穫後に時を置くと腐ってしまう訳でもないから旬をアピールしづらい。
いや、ラノベだけは発売から2週間の売り上げが勝負っ!って感じらしいけど、それだって裏を返せばその程度の購入予定者しかいないという事の表れだし。
ただ小説ってのは生産し収穫した量しかどう足掻いても販売できない食べ物と違って当たった場合はでかい。なんせ追加の分は印刷機を動かすだけでいいんだから。
紙やインクを使い切ってしまって刷れませんなんて事は今のこの国では起こりえないだろうしね。
そして売れるか売れないかは結局その小説の知名度が左右する。
はい、『なろう』でしか知名度の無い作品は書店では他のラノベ系出版社がお抱え作家に書かせた作品に対してすごく不利なのよ。だって、知名度が全然違うからね。
なので何かしらかの賞を受賞して出版するというのは結構有利なアドバンテージになると思う。さの最たるものが芥川賞や直木賞なんじゃないかなぁ。
まっ、芥川賞や直木賞は商業雑誌に掲載されないと審査の対象にならないみたいだから、ここにいくら投稿しても駄目だけど、データのバックアップ的な意味も込めて置いておくのもアリでしょう。
しかしあれだ。みんなよくもまぁ、飽きずに『ざまぁ』ばかり書けるもんだ。そして読めるもんだね。そんなにここに来る子たちの嗜好って似通っているの?
いやはや、どこで調教されているんだか。この現象を使えば彼ら彼女らが有権者になった時にこの国を牛耳れるよな。だってみんな疑問も感じず同じ政党に投票するはずなんだから。
うんっ、なんかSFちっくな未来図だよね。まっ、それをリアルで体験するのは今の若い子たちだろうから別にいいんだけどさ。
と言うか、未来は下手したらAIが国の行政を牛耳っているかも知れない。しかもその方が幸せだったりしたら皮肉だねっ!
という事で、みんなもこのようなディストピア小説を書いてネトコンに応募しようっ!まっ、私はディストピア小説自体が嫌いなので書かないけどさっ!
-お後がよろしいようで。-