シュガーコーテッドポイズン
土曜日 昼2時 ちょいすぎ Day27 長ーい会議室
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視点変更 ヨンリン
竹紙 :「合同レイドですか?」
ヨンリン:「あれから しつこく 誘われてます
断ろうと思ってるんですけど どう思いますか?」
竹紙 :「クイクイ カシュ ごくごくごく ぷはー ハイボールうめーーー」
竹紙 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
ヨンリン:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「今週はこれからホーチミンですよね?
遠距離の武器を強くするため」
ヨンリン:「はい」
竹紙 :「その武器があれば うち等だけで
レイドボスを撃破できると思いますか?」
ヨンリン:「出来ると思います」
竹紙 :「ちなみに何人ぐらい必要ですか?
どのくらいの強さ何ですか? そのレイドボス」
ヨンリン:「LV45なので LV45以上が10人いれば勝てる算段です
それより低いレベルなら それに合わせて人数が増えていく
感じですかね」
竹紙 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「契約内容次第では受けてもいいと思いますけど」
ヨンリン:「え? 受けるんですか?」。。。。。。。。。予想外の返答
竹紙 :「相手がどういう人間か?
どういうギルドか? 知っておきたいってのが大きいですけどね」
ヨンリン:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「それ以前に ヨンリンさんは どうしたいんですか?」
ヨンリン:「えっと私ですか? ギルド的には」
竹紙 :「ギルドは関係ありません
ヨンリンさんは どうしたいのですか?」
。。。。。。。。。。私は断るべきだと思っていたのだが
竹紙 :「元々 ロンドンの花を潰すって目標で動いています
個人的には幹部候補全員がプリズムストーン 5個装備した時点で
準備は終わると思っています」
。。。。。。最近会議で話さなかったけど
タケシさんはちゃんと準備を進めていたんだ
竹紙 :「ここで受けても受けなくても近い将来 攻め込む事が出来ますし
その準備を進めています
まー あと2~3週間ってとこですかね」
ヨンリン:「準備すすめてたんですか?」
竹紙 :「その為に私は副マスになってますし
まーサイドプロジェクトでお金 儲けてますし」
ヨンリン:「サイドプロジェクトはまだ教えてくれないんですよね?」
竹紙 :「細かい内容はまだ
ただ 個人的に石橋を叩いていくタイプなんですよ
特に今回は
もし今日 今すぐ攻め込みたいというなら
幹部候補全員分のプリズムストーンは買えます」
ヨンリン:「でも さっき2~3週間って」
竹紙 :「ちょっとした検証をしています
ネミコさんにも手伝ってもらってますが
その為に明日30億G使う予定です」
ヨンリン:「え! 検証に30億Gですか?」
。。。。。。。。。。30億Gも検証に スケールが大きすぎ
竹紙 :「個人的には必要な事だと思ってます
また 最悪の事態を考慮すると追加であと20億Gは欲しいんですよ
そうすると まー あと2~3週間は待ってもらいたいのですが」
ヨンリン:「ちなみにその検証っていうのは?」
竹紙 :「ヨンリンさんの為です」
。。。。。。。。。。。。じっとこっちを見てくる
本当の事を話しているのであろう
ただ内容は教えてくれないという事か。。。
竹紙 :「ただ 攻め込むのであれば
その検証を先延ばしにすればいいので
プリズムストーン購入費として使えなくも無いです」
ヨンリン:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「もう1度いいます ヨンリンさんはどうしたいのですか?」
ヨンリン:「はっきり言って ロンドンの花との合同レイドは罠だと思ってます」
。。。。。。。。。。。竹紙さんはじっとこっちを見ている
ヨンリン:「なのでギルドの事を考えたら
断った方が いいのではないでしょうか?」
。。。。。。。。。。。。竹紙さんはじっとこっちを見ている
ヨンリン:「ううう」
。。。。。。。。。。。。竹紙さんはじっとこっちを見ている
ヨンリン:「ううう」
竹紙 :「ギルドではなく
ヨンリンさんが どうしたいかを聞きたかったんですが」
ヨンリン:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「ロンドンの花は まー 間違いなくヨンリンさんの敵です
人間の質はそう簡単に変わらないですし
漫画 【航路蒼天】 の関羽もそう言ってますし
そう考えれば今回の合同レイドは
まー 罠の可能性がとてつもなく高い」
ヨンリン:「。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「その上で 罠が有ろうが無かろうが
受けてみてはいいのでは と私は思ってますが」
ヨンリン:「そんな もしかしたらウチのギルドハウス
取られちゃうかも しれないんですよ?」
竹紙 :「契約書でしくったり
なにか向こうが奥の手を持ってたりしたら
そうなるかもしれませんね」
ヨンリン:「そうなるかもって 16ホールギルドなんですよ?」
竹紙 :「はい」
ヨンリン:「苦労して作ったギルドハウスなんですよ?」
竹紙 :「はい」
ヨンリン:「竹紙さんは取られても いいっていうんですか?」
竹紙 :「はい」
ヨンリン:「ちょっと ふざけてますか?」
竹紙 :「元々 サイドプロジェクトは保険を掛ける意味
って言ったの覚えてますか?」
ヨンリン:「たしか100時間かけて
どーのこーの言ってましたよね」
竹紙 :「保険は既に掛かってます
なので最悪このギルドハウスが取られても全く問題ありません」
。。。。。。。。。。。え? なにそれ?
ヨンリン:「チョットそれはどういう」
竹紙 :「あーーー サイドプロジェクトについて話したいーー
でもなーーー 日数が来るまで
話さないって約束しちゃったしなーーー」
ヨンリン:「もーーー もったいぶらないでください」
竹紙 :「幾つか言えることは
もう1度言わせてもらいますが
最悪ギルドハウスとられても問題ありません
ただ やすやす取られるつもりはありませんが」
ヨンリン:「。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「その上で、近い将来潰す相手から
前哨戦を持ち掛けられたのであれば
受けた方がヨンリンさんの為になるのでは
と個人的には思っているんですが」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。前哨戦?
竹紙 :「ある意味チャンスかなーと思ったんですけどね」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。チャンスなの???
竹紙 :「いずれにせよ 私はヨンリンさんを全力でサポートするので
ヨンリンさんがどうしたいか で決めればいいですよ」
ヨンリン:「。。。決めちゃっていいんですか?」
竹紙 :「準備期間があれば全く問題ないです
今から3時間後 とかだとあれですが。。。
来週末とかならいろいろ手配もできますし」
ヨンリン:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「受ける 受けない以外にも 第三の選択もありますしね」
ヨンリン:「第三の選択ですか?」
そしたらいきなり服を脱いで腰をクイクイする
ヨンリン:「ちょっと会議室で腰クイクイは禁止です!」
竹紙 :「第三の選択肢として
そんな腰クイクイするならば副マス首だ―――
ていう事もできますよ」
ヨンリン:「いや だからタケシさんを首にはしないですよ」
竹紙 :「まー 今のところはね」
ヨンリン:「ううう」
竹紙 :「とはいえ いずれ向き合わなければならない相手ですからね」
ヨンリン:「わかりました 少し考えさせてください」
竹紙 :「いいですけど こっちも色々あるんで
できれば検証前に教えてもらいたいんですが」
ヨンリン:「その検証って何時やる予定ですか?」
竹紙 :「明日の ギルドランキング発表2時間前です」
ヨンリン:「わかりました 明日の午後には受けるかどうか決めますんで」
竹紙 :「わかりました じゃー この後はホーチミンですか」
ヨンリン:「ですね」
竹紙 :「園子さんが既にクリアしてるみたいなので
あとで情報があれば聞いてみます」
ヨンリン:「え? 園子さんクリアしてるんですか?」
竹紙 :「してますねーー ちょくちょく連絡はとってますんで」
。。。。。。。。。。ずるい
竹紙 :「あと ヨンリンさん」
ヨンリン:「???」
竹紙 :「何があろうが私がついてます
まー 人生経験者1人がいても
あまり変わらないような気がしますが」
。。。。。。。。。この言葉だったと思う
私がロンドンの花との合同レイドを決めたのは
***20分後***
ホーチミンのクエストは基本的にサクサク進む
理由は園子さんからの情報がとてつもなく役になってるから
クエストの間も常に考えている
ヨンリンさんはどうしたいんですか?
決定権を私にゆだねてくる
確かにギルドを作ったのは私だ
でもギルドを大きくしたり
ギルマスとしてはタケシさんの方が遥かに適任だ
でも
ヨンリンさんはどうしたいんですか?
あくまでも副マスに徹する竹紙さん
確かにいずれ向き合わないといけない相手
リアルでは既に部署変更をしてるし
それからは本当に顔を合わさないから問題ない
それでもゲームでは何かとチャットが来る それお合同レイドしましょうと
ブロックすればいいだけの話なのだが。。。。
これでゲームでやり返せれば私としてもスッキリするであろう
ただ、私ではどんな罠が仕掛けられているかが想像できない
そして 悪魔で私の予想だが
竹紙さんはすでになにが起きるか想定しているのであろう
竹紙さんを見ていてわかった事がある
竹紙さんが ごくごく ハイボールを飲むときは
必ず考えを巡らせている それも凄い速さで
そして私が合同レイドしますと言った時にタケシさんは ごくごく やっていた
みりん :「ここに鉱石を入れればいいんですか?」
ヨンリン:「ですね」
ヒマワリ:「ねー 鉱石 私が入れたーーい」
竹紙 :「ヒマワリさんが入れたいのですか? では はい どうぞ」
そういって 竹紙さんがヒマワリさんに鉱石を渡す
竹紙 :「みりんさん ヒマワリさんが入れたいそうです
入れまくりたいそうです どう思いますか?」
みりん :「だから 私に振らないでください」
銀、金、プラチナを入れ終えた後 プリズムストーンを入れる
そして扉が開くと黄色に きらきら している金属が一杯ある
手に取ると 『ブラス を手に入れた』 とでる
竹紙 :「うわーーーーーー そうくるーーーー にゃーーーん」
ウィンド:「何故 にゃーーーんなんや?」
竹紙 :「これ ファンタジーでいうオリハルコンです
てかこのゲーム オリハルコンの原石ってアイテム別にあるのに」
サンダー:「なら強いやんけ?」
竹紙 :「現実世界だと 真鍮 または黄銅です
英語にするとブラスですから」
ゾナ :「真鍮って?」
竹紙 :「銅と亜鉛の化合物ですか? 銃作成にはもってこいの材料ですが」
みりん :「なら遠距離武器作成に もってこいじゃないですか?」
竹紙 :「でも 銀、金、プラチナをいれた対価として真鍮ですよね?
いやまー ゲーム的には強い武器が作れる材料なんでしょうが
一寸待って下さいね
えーとゲームじゃなくてリアルな話
金1KGで700万円です で真鍮1KGで680円です
金と銀とプラチナ鉱石をいれて
さらにプリズムストーンをいれて
680円が出てきたんですよ」
全員 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「にゃーーーん じゃないですか?」
サンダー:「確かに にゃーーんやな」
ゾナ :「にゃーーーーん」
ヒマワリ:「にゃんにゃん」
ヨンリン:「ふふふ」 思わず笑ってしまった
あそこで にゃーーん と言っている人が
ロンドンの花の罠を既に想定しているのだ
ヨンリン:「竹紙さん 合同レイド受けようと思います」
竹紙 :「にゃーーーん?」
ヨンリン:「にゃーーーんです」
竹紙 :「ごくごくごく プハー ハイボールうめーー」
竹紙 :「解りました 契約書は結ぶ場所にまた立ち会わさせてください」
ヨンリン:「了解です」




