ホスタイルネゴシエーション after mass
土曜日 朝9時15分 ちょいすぎ Day27 佐藤先生が立ち去った後
柳田 :「家庭内暴力ですか?」
タケシ :「その可能性が極めて高いですね」
ヒナタ母:「でも可能性だけなんですよね?
あまり騒いで違くて問題になったら」
タケシ :「それのどこが問題なんです?」
ヒナタ母:「え?」
タケシ :「違かったら喜ばしい事じゃないですか!
ただ本当だったらそっちの方が問題です
下手したら命に関わる」
全員 :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「初めて柴村君を見た時 首筋に青あざがあったので
私は決断を下さなければなりませんでした
講習を受けさせて私の方でなんとかするか
講習を受けさせないで講習生の力を借りるか
ただ、私の講習って一般家庭からすれば高いんですよ
そのため柴村君が講習を受けたら明らかに酷くなる未来しか
想定できませんでした
次の講習まで持たないであろう
そのため彼が講習を受けるのを止める選択をせざるを得なかった
講習生 エリカさんとタカユキ君を巻き込むのは 外道のする事
その認識はありました
しかし部外者の自分にはそれしか方法が無かった
エリカさんに頼んだのは 彼女の子供らしからぬ器の大きさの為
たかゆき君に頼んだのは 将来の夢がスパイだと言っていた為
二人とも 人助けということで喜んで協力してくれました
子供を利用する 酷い大人ですよね 自分で言うのもなんですが
たかゆき君のお母さん そして柳田さん
お子さんを巻き込んでしまって申し訳ない
ただ こちらから言わせてもらうと
初めに 柴村君を私の前に連れてきたあなた達にも
責任の一端はあります
大体だれです?
今日 担任をここに連れてきたのは?
私の予想では完璧な証拠で外堀を埋めてからの予定でした」
ヒナタ母:「。。。。。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「ただ このタイミングで良かったのかもしれない
柴村君のあざ 先週より酷くなっていたので
何でしたっけ 漫画でありましたよね?
【YYYホリック】でしたっけ?
この世に偶然なんてない あるのは必然だけ
と言っていたのは
予定が狂ったので修正する必要がありました
私に与えられた時間は
担任と思われる人物が玄関で挨拶してきてから
私がキッチンへつくまでの10秒程ですか
何故なら 反応を見るため
初対面で がつん という必要がありました
まー 正確には2度目の会話なんですが」
永川 :「反応というと?」
タケシ :「あの担任8年間 先生をやったと のたまわってましたね
。。。。いわゆる中堅です
中堅の先生がDVに気づかないでしょうか?」
全員 :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「気付かなければ無能です」
柳田 :「無能ですか?」
タケシ :「無能です ならばまだ良かったんですが
知っていて黙っていた場合が最悪のケースです」
柳田 :「え? 知っていたんですか?」
タケシ :「その反応を見る必要がありました
あの反応は DVがあった事に驚いていたというよりは
やばい バレたという反応でしたね
無能なら まー がんばって助けるための行動をするかもしれない
ただ 知っていて黙っていたら別です
その為の壁ドンです
親達がいる前で堂々と 壁ドンして怒鳴る
更に証拠をマスゴミに渡すかもしれない
まー そこまでする人間がいたら
さすがに行動せざるを得ないんじゃないですか?」
全員 :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「そんな相手では会話のマウントをとったほうが楽なんですよね
だから 最初に2桁の計算を佐藤に質問しました
自分が答えられない計算を子供が答えるのって
先生としては結構 屈辱なんですよね
まーソロバンとか習っていて答えられたら
その場合は流せばいいだけですし
ちなみに たかゆき君とエリカさん
ちゃんと早見表 覚えていましたね
ただ 講師と名乗る人物がトイレ行く振りをして
答えを確認した説もありますが」
たかゆき:「ちょっと 講師 俺 ちゃんと答えられただろー」
あえて ウィンクだけを たかゆき君にする
タケシ :「ただ 何度も言いますが 私は部外者です
私の役目はここまでです
これ以降は 関係者となったあなた達が行動してください
だいたい ドラマ 嫌いなんですよねーーー
しかもDVの場合 暴力されるのに依存しちゃった場合とかは
泣いてる子供を親から引き離す必要とかありますし。。。
何が子供の為に一番 幸せか答えがないんですよ」
全員 :「。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「あ! そうだ!」
携帯を出して テキストを永川さんに送る
タケシ :「ですかね
ごくごくごくごくごく ぷはーー コーヒー 沁みるーー」
タケシ :「柳田さん これ お返しします」
そう言って 講習費用の入った封筒を渡す
タケシ :「コーヒーごちそうさまです では 失礼します」
そういって 靴を履こうとしたが
たかゆき:「ちょっと タケシ講師 今日の講習は?」
タケシ :「準備はしてきたんですけど
子供をスパイとして使う外道は首だそうです
まーー でも後悔はしてません 必要な事でしたから」
たかゆき:「なんで 講師が首なんだよー そんなのおかしいだろ!」
タケシ :「たかゆき君 大人ってのは色々あるんですよ」
柳田 :「ちょっと 待って下さい!!」
タケシ :「なんですか? 家に帰ってゲームをやりたいんですが」
柳田 :「講習の準備してるんですよね? だったらお願いします」
タケシ :「またまたーー こんな外道の講習を子供に受けさせたいなんて」
柳田 :「反対の人 いますーー? いませんねーー?
ほら お願いしますよ」
そう言って 封筒を渡してくる
。。。。。。しくった
とっととドア開けて立ち去るべきだった。。。
はーーー しゃーない
タケシ :「条件があります
私はドラマが嫌いです
なので 柴村君と佐藤担任の件はあなた達で対応してください」
柳田夫 :「了解した! じゃー 皆さん ラウンジの方へ」
タケシ :「たかゆき君は2階にいる皆を講習の場所へ連れてきてください」
たかゆき:「任せろ」
そう言って たかゆき君は2階へ
親達はほとんどがラウンジへ
自分と テキストを受けた永川さん
テキスト内容が日向さんの親をキッチンへと書いていたので
日向さんの親の3人でキッチンへ
タケシ :「ごくごくごくごく ぷはー コーヒー 沁みる―」
一度コーヒーを飲み干す
人んちなのを構わずコーヒーをボトルに入れ
冷蔵庫を開け牛乳をいれながら 話し始める
タケシ :「こういう どろどろ した話は子供に聴かせるべきじゃないと
判断したんですが どう思われますか?」
永川 :「確かに 重い内容でしたよね」
タケシ :「あと 永川さん
冷凍の野菜 お借りしたいのですが」
永川 :「冷凍野菜ですか?」
タケシ :「はい」
そういって勝手に冷凍庫のグリーンピースの袋を取って
流しの水でかるく流す
こうしておけば肌にくっつかないため
永川 :「えーと 何を」
タケシ :「日向さん! そこに隠れているのは分かっています
出てきてもらえないでしょうか?」
そしたら パントリーのドアからヒナタが出てくる
ヒナタ母:「ちょっと ヒナタ あなた」
タケシ :「私が壁ドンをやった時 本棚の本が落ちる音と共に
日向さんの声を聞いた気がしたんですよ」
ヒナタ母:「ヒナターー あなたー 盗み聞きしてたのーー」
親が話しているがそれを遮って
タケシ :「盗み聞きしていたのなんて些末な事です
それより どこか怪我していませんか?」
ヒナタ :「。。。驚いて 本棚つかんだら本が落ちてきて
転んじゃったんだけど」
タケシ :「捻挫 打撲 骨折とかの場合は
病院へ連れて行かないといけないと思うのですが」
永川 :「ちょっと見せてもらえます?」 そして永川さんが見てみる
永川 :「腕は打ち身ですね
病院に行かないでも大丈夫だと思いますが冷やした方が」
そう言った永川さんに冷凍野菜の袋を渡す
永川 :「。。。。。。そういう事ですか」
タケシ :「ヒナタさんのお母さん どうしますか?
講習とか些細な事です
それよりも彼女の健康の方が大事です」
ヒナタ :「おかーさん 大丈夫
ただ 転んだだけだから
私 講習 受けたい」
ヒナタ母:「。。。少しでも痛くなったら即 言うのよ」
ヒナタ :「わかったーー」
タケシ :「じゃー 行きますか ヒナタさん」
そう言ってキッチンを出た後
リュックから 袋入りのクッキーを取り出しヒナタさんに渡す
ヒナタ :「え? いいの?」
タケシ :「申し訳ありませんね
大人のどろどろの会話きかせちゃって」
ヒナタ :「うんう
亮太お兄ちゃんにトイレ行きたいって嘘ついて
キッチンの裏に隠れてたんだけどね」
タケシ :「トイレ行った嘘をつくのは私と同じです
意外とやりますね ヒナタさん」
出来るだけ肯定の会話をしようとこっちは心がけている
ヒナタ :「えへへ」
彼女は笑った どうなんだろう? まー これが俺の精一杯だ
そして 俺は講習を始める
裕也 :「講師ーー 何かあったのーー?」
タケシ :「首になりかけました」
しげゆき:「えーーー 何やったのーーーー?」
タケシ :「どうやら エロ本を買ったのがバレたようですーーー」
ケンタ :「講師― エロ本かっちゃダメなんだよ――」
タケシ :「まー でもエリカさんと たかゆき君のおかげで
首にはならなさそうです
なので クッキーをあげます」
ケンタ :「あーーー ずるいーーー」
タケシ :「ずるくないです
彼らはそれだけの事をしてくれたんですから」
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視点変更 永川
まさか 一目見ただけの他人の子供のDV対策を考えていたなんて
しかも玄関からキッチンに行く数秒で
さっきのいろいろ展開を考えているなんて
キッチンの日向さんをお願いしますとテキストを打ってきたのにも参った
ヒナタ母:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
永川 :「日向さんが隠れているの お母さん 気づきましたか?」
。。。確かにキッチンの本棚の本の順番は変わっていたが
ヒナタ母:「いえ ぜんぜん」
永川 :「流石 タケシ講師ですよね
あんな人 今まで見た事がない」
ヒナタ母:「それは私も同じです」
永川 :「あの人が講習を辞めるのは
子供達にとって 不利益でしかないと思うのですが」
ヒナタ母:「同意です
ただ 何かとつけて
講習を辞めたがってる節があるんですよね」
永川 :「彼の考えは私達では想像できないですからね
でも協力お願いできますか?」
ヒナタ母:「当然です」
そう言って ヒナタのお母さんと一緒に 皆でいる ラウンジに行く
ラウンジに行ったら社長(頭取)から 今すぐ
エリカの学校の校長に連絡をとるように指示を受ける
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視点変更 タケシ
その後 わちゃわちゃ してから 講習を1時間 行う
タケシ :「まー続きを始める前に皆立ち上がってください はい伸び――――」
講習生 :「伸び――」
タケシ :「はい屈伸」
講習生 :「屈伸」
タケシ :「いいですね はい 伸び――」
講習生 :「伸び――」
タケシ :「はい両手をあげてーー いいですねーー
ずっと座りっぱなしだと疲れちゃいますからね
トイレ行きたい人は今 行ってきてください
私はコーヒーをもらってきます」
エリカ :「私 バナナ――」
エリカさんと二人でキッチンへ
そしたら ピンポーン とインターホンがなって
永川さんが対応
ちらっと見たけど太った おじさんがいた
エリカ :「あれ 校長先生」
一緒にキッチンへ向かうエリカさんがそう言った
タケシ :「エリカさん あなたのお父さん 意外とやりますね」
エリカ :「意外は余計ーーー
でも ちゃんとしなければ
あとでビシッといってあげるからーー」
タケシ :「いやはや 流石です」
そう言って キッチンに行き アイランドの上の
フルーツバスケットからバナナを取ってエリカさんに
コーヒーポットのコーヒーをボトルに入れ 牛乳のある冷蔵庫を開ける
タケシ :「そういえばチラッと見たんですけど
今日 プリンないんですね 残念」
エリカ :「こらー 講師!
人んちの冷蔵庫じろじろ見ちゃダメなんだよー」
タケシ :「あっ でもゼリーありますね」
エリカ :「ダメ― ゼリー エリカのーー」
タケシ :「とりませんよ。。。。。多分」
エリカ :「あーー 多分って言った」
タケシ :「ただ エリカさん
冷凍野菜は お借りします」
そう言って冷凍庫から 開けてない冷凍トウモロコシの袋を取る
エリカ :「それ どうするの?」
タケシ :「水に漬けます」 軽く水洗いをする
エリカ :「?????」
二人で講習の場所に戻る
タケシ :「ヒナタさん
グリーンピースとコーン交換です
こっちは冷えてます」
ヒナタ :「あ 講師ありがとう」
エリカ :「ヒナタ どうしたの?」
ヒナタ :「転んじゃって 冷やした方がいいって言われて」
エリカ :「ふーーん じゃー グリーンピース戻してくる」
タケシ :「あ それ 私がやりますよ エリカさん
ただ 不思議とゼリーが何故か無くなってても
何も言わないでください」
エリカ :「講師 ダメ―― 私が 返してくるーーー」
そういって エリカさんが グリーンピースの袋を持ってキッチンへ
なんか 忙しいな今日
でも まー 重しが無くなったのか 少しだけ心と体が軽い
完璧ではない
それでもパッと考えたやり方ではうまく行った方ではないだろうか?
エリカさんが戻ってきてから講習を再開する
さーて 後半もがんばりますかーーー




