HMS エーデルワイス 5
土曜日 夜10時45分 ちょいすぎ Day48 船のHP1%
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視点変更 ヨンリン
<<HMSエーデルワイスが大破しました>>
アナウンスが流れる
そして私を含めて船上にいる人間 全員が死んでいる
船はHP1%で辛うじて浮いてる
これは偶々なのか ダメージキャップのイベントなのかは分からない
そんな事はどうでもいい
私を含め 皆 負けたと思っていたであろう
ただし レイド失敗のメッセージが出てこない
本来なら全滅したらレイド失敗のメッセージがでてくるのだが
竹紙がヌルファイアーを使用しました
防御の錠剤の効果が無くなりました
防御の錠剤の効果が無くなりました
防御の錠剤の効果が無くなりました
防御の錠剤の効果が無くなりました
防御の錠剤の効果が無くなりました
イージスの効果が無くなりました
イージスの効果が無くなりました
イージスって甲羅の大盾の効果だったっけ?
それでも私の方がバフ多かったはず なんで竹紙さん生き残れたんだろう?
両手に大盾の竹紙さんが階段から上がってくる
HP17 赤くHPバーが点滅している
そして両手の大盾をしまい いつもの片手剣に
次の瞬間 まるでシューティングゲームと言わんばかりの復活薬がばら撒かれる
船上の全員が生き返るが そのまま走って船尾に 一人立つ
向かいには黄色い目をした黒いタコがいる
そしてスーツを脱いだ
口をだした兜 グローブ ブーツ そして手には片手剣
体は死にそうなため傷跡が、そして下はふんどし
その姿でタコと1人で対峙する
そして 竹紙さんが叫んだ
竹紙 :「IS THAT ALL YOU'VE GOT!! (そんなもんか!!)」
そして攻撃の錠剤を5つと油壷と火炎壺をタコに投げつける
この瞬間 全員が分かってしまった
最初に動いたのは園子さんとJohnnyさん
園子 :「Johnny!!」
John :「SLINGERS ON MEEEEEEE!
(スリンガーズ 俺に続け――!)」
次に動いたのが柚木さんとサチコさん
サチコ :「凜ちゃん!」
柚木 :「つんく ダイナソー 行くよ!」
そして ウィンドさんがみんなの考えを口に出す
ウィンド:「あの ド変態 まだ諦めてないやん!」
ヒマワリ:「ほらいくよー」
そして私達も船尾へ
竹紙さんの右にはスリンガーズ
左には私、ヒマワリさん、サチコさん 柚木さん ネミコさん 光圀さん
つんく ダイナソー ウィンドさん そして サンダーさん
竹紙さんが 片手剣を上にあげる
そして肩まで下げ タコに剣を向けながら 叫んだ
竹紙 :「FIRE AT WILL」
John :「FIRE AT WILL」
77 :「FIRE AT WILL」
園子 :「DIE YOU SOB」
Kilroy :「AIM THE EYES」
サチコ :「ファイヤーアトウィル―」
ウィンド:「ファイヤーアトウィル―やー」
ヨンリン:「ファイヤーアトウィル―です」
ヒマワリ:「いくよーー」
ネミコ :「ファイヤーアトウィル―」
皆が叫びながら攻撃をしかけている
最後の最後での全てを力を使う攻撃
そんな中
サンダー:「ファイヤーアトウィルってなんや?」
サチコ :「全てを使って攻撃ーー」
サンダー:「あーー でも俺 近接だし」
柚木 :「だったら回復!!」
そして皆で攻撃をしている
竹紙さんは攻撃の錠剤をタコに投げ続けている
どっちにしろ次の攻撃がきたら死ぬんだ
敵の攻撃力が上がっても 敵を遅くする判断は間違っていない
タコがぶくぶく粟をふきはじめる そしてゆっくりと足をあげていく
あれは波を起こすモーション
タコを倒しきるのが先か 波で攻撃されるのが先か
竹紙さんが遠距離補助のポーションを皆に投げ入れている それも凄い早さで
そして全員がタコの目を狙っている
ただし私は気づいてしまった
相手はLV150 私達の攻撃は 殆ど 一桁
これは間違いなく間に合わない
本来なら既に死んでいる
それが遅れているのは竹紙さんの錠剤の副作用のスロウ効果の為と思われる
やはり無理だったのか LVが違い過ぎる
さっきの攻撃でも もし私がLV高かったら 生き残ってたかもしれない
私よりバフの少ない竹紙さんが何故 生きていたのかは疑問だが
ただ 数十秒後には私達は間違いなく負けているであろう
皆もそれを うすうす 分かっている
それでも攻撃の手を緩めることはしない
竹紙 :「ごくごくごくごく ぷはーーー ハイボール うめ―」
横から何時もの声がする そして
竹紙 :「サンダー――――――――!!!」
竹紙さんが叫んだ
サンダー:「なんやーーーーー!!!」
私は思わず声のした 左下にいるサンダーの方を向く
竹紙 :「合わせろやーーーーーーーー!!!」
サンダー:「。。。!!!!! 任せたらんかいーーー!!!!!」
サンダーさんが竹紙さんの方を見ている いや正確には竹紙さんの少し上
サンダーさんの目線を見るように竹紙さんの方を向くと
ブレメンを掲げている竹紙さんがいた
竹紙 :「ヨンリンさん ごめんなさい」
そう言うと竹紙さんが おもいっきり振りかぶった
次の瞬間 全員が驚く事に
竹紙 :「とりゃーーーーー!!!」
竹紙さんがブレメンを投げた――
買うと30億Gは下らないブレメンを投げた――
ネミコさんや光圀さんは絶句 同じように皆 驚いている
ただ 一人を除いて
ウィンド:「ブチかましたれ サンダー!!!」
その声と共に皆がサンダーさんを見る
すると 一呼吸 二呼吸 そして
サンダー:「雷明剣」
サンダーさんの体に雷明剣のモーションで出る雷のエフェクトが
あれって近接攻撃じゃ?
次の瞬間
その雷がサンダーさんのモーションと共に竹紙さんが投げたブレメンに落ちる
ブレメンがタコの目にささり 200のダメージ
ブレメンに雷が乗り 600のダメージ
魔力効果アップ 300のダメージ
『大海原の主を倒しました』
竹紙さんがサンダーに向かって左手で親指を立てる
サンダーが親指を立て返す
へ??
ちょっとなんなの今の? 色々な事が頭を駆け巡る
そしてそんな私に向かって
竹紙 :「ヨンリンさん 儀式です」
ヨンリン:「え?」
竹紙 :「ヨンリンさん 儀式です!」
ヨンリン:「あっ! はい エブリワン メークサークル」
ゆっくりと黒タコが消えるのを見ていたい気もするが 号令をかける
皆が輪を作ったタイミングで
ヨンリン:「ハンズ アップ! スリー ツー ワン」
そしてその合図とともに全員が前腕を隣の人とぶつける
竹紙 :「YAAAAAAAS (よっしゃーー)」
77 :「Yeah Yeah Yeah.That's what I'm talking about
(よし ヨシ 良し これだよコレ!!!)」
Kilroy :「Hell Yeah, Oh Yeah (よっしゃ よっしゃ)」
John :「Victory for good guys!! (俺ら 良い者の勝ち!!)」
ヨンリン:「やりました」
ウィンド:「サンダー よーやった!!」
サンダー:「言ったやろ 任せーって!」
サチコ :「やったー」
柚木 :「ははは 本当に倒しちまうなんて」
つんく :「まじか」
恐竜 :「なんか スゲー物 観た」
ヒマワリ:「たおせたーーー」
ネミコ :「ブレメン投げた」
光圀 :「ブレメン投げてた」
皆が喜んでいる中 タコの体が全部消え
♪ :「どどどーーーん たらららーー たらたらららーー」
♪ :「たーーららたーららたーーーーーらーーーーー」
シンフォニーが流れると共に
<<大海原の主 討 伐 達 成 !!>>
と でかでかとロゴが表示される
そのシンフォニーが終わったと同時に竹紙さんが輪を抜けて
手を挙げたままGM商人達の方へ行く
そして
竹紙 :「Fallon is the champion パンパパンパパンパン」
と 頭上で拍手をする
これは間違いなく放送で流れるのを考えていてだと思う
皆がギルドに戻される
『称号 大海原の覇者』
『大海原の主の像を手に入れました』




