HMS エーデルワイス 4
土曜日 夜10時45分 ちょいすぎ Day48 船のHP21% 最大値31%
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視点変更 ヨンリン
竹紙 :「あー 負けたかー」
竹紙さんがそう言うと 遠くでタコの目が黄色に変わる
黒いタコに黄色の目の下半円 黒と黄色は危険な象徴
竹紙 :「サチコさん ランドロンドでの鬼退治を思い出しますね?」
サチコ :「。。。あれは流石にズルかったと思うー
ステータス3倍なんて想像つかないし
。。。ウーン タコさん 迫撃砲の範囲外にいるし」
竹紙 :「まー 今回は打つ手ないかなー」
竹紙さんが諦めモードになっている
そんな竹紙さん 見たくない
しかもサチコさんと和気あいあいに話してるし
ヨンリン:「竹紙さん 号令をお願いします」
竹紙 :「いや これ 初見殺し連続だし まー無理でしょ」
ヨンリン:「なら考えてください」
竹紙 :「考えてっ て言われてもねー」
ヨンリン:「考えなさいーー!!」
気が付いたら声をあげていた
自分でも酷いと思う
今回の作戦も全て竹紙さんが手配して 全て彼におんぶ抱っこ状態
その上で初見でLV150の敵に対しての対応を
数秒で考えろ っていうのは無理がある
そんなの出来るわけがない
タコの目の色が変わっている 数秒後には攻撃が来る
無理があるのは分かる 分かっている
でも 竹紙さんなら 竹紙さんならと思ってしまう
竹紙 :「はー 人使いの荒い お姫様だ
まー ここまで来ましたし ダメもとで足掻いてみますか
。。。思考を加速させろーー!!!
カシュ ごくごくごく ぷはー ハイボールうめーー」
竹紙 :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
竹紙 :「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
竹紙 :「JONNY, KILROY, 77 RALLY TO YONLIN!!!」
そして竹紙さんが船尾を指さす
竹紙 :>>Every1 ON DECK, RALLY TO YONLIN
鐘 :「カーーン カーーン カーーン」
竹紙 :「Rally to Yonlin!!!」
鐘 :「カーーン カーーン カーーン」
竹紙 :「ラリー トゥ ヨンリ―――ン」
77 :「EVERYBODY MOOOOOOVE (皆 動け―――)」
ラリー ってどういう意味だっけ?
そう考えていたら スリンガーズが船上の人を 船尾を指さし誘導を始める
サンダーさん ヒマワリさん ネミコさん つんくさん ダイナソー 光圀さん
皆 戸惑っているけど 船尾を指さされているので
何となく意味が分かったのか 移動を始めている
タコがぶくぶく粟を拭き始める
修理音 :「とんとんとん トンキンカントンキンカントンキンカン」
と同時に 修理音が聞こえてくる
竹紙 :「園子さん サチコさん
バフ出来る人 全員の全てをヨンリンさんにお願いします」
続々と人が私の周りに集まってくる
そして皆がそれぞれ私にバフを掛けてくる
John :「PROTECT our queen (女王を守れー)」
77 :「PROTECT our queen at all cost (女王を何としても守れー)」
バフを掛けながらロールプレイをしているスリンガーズ もうね 好き♡
そしてタコが足を挙げて ゆらゆら している
John :「For Queen and country! (女王と御国の為に!)」
全員 :「For Queen and country! (女王と御国の為に!)」
77 :「For Yonlin and country! (ヨンリン様と御国の為に!)」
全員 :「For Yonlin and country! (ヨンリン様と御国の為に!)」
ヒマワリ:「バフ かければいいのーー?」
そういってヒマワリさんからバフを受ける
皆にバフを掛けてもらう バフの数 凄い
サンダー:「いったい 竹紙 何考えとんのやー?」
サンダーさん が言わんとする事は分かる
でも何か考えがあるはず
あれ? 竹紙さんがいない
次の瞬間 タコが思いっきりジャンプした
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視点変更 柚木
竹紙 :「PUNCH IT (ボコれ)」
その号令と共に炸裂弾を 一斉に発射
これで終わったはずだが まだ、倒したと表示が出ていない
一体 船上で何が起こっているのか?
どうするのが正解か?
サチコ :>>ユズキッチ もう1段階残っている
サッチーからのメッセージが来たとほぼ同時に
竹紙 :>>Every1 ON DECK, RALLY TO YONLIN
これは多分全員ヨンリンさんの元に駆け付けろという合図
鐘 :「カーーン カーーン カーーン」
竹紙 :「Rally to Yonlin!!!」
鐘 :「カーーン カーーン カーーン」
竹紙 :「ラリー トゥ ヨンリ―――ン」
駆け付ければいいのか?
どうするのがいいのか?
一瞬で頭を回転させる
カーペンターズのグループチャットを開く
柚木 :>>カーペンターズ 修理を続けて 上限値まで
B3 :>>わかった
B2 :>>了解
B1 :>>了解
それぞれの階に分散していた修理チームから返事が来ると共に修理が行われる
修理音 :「とんとんとん トンキンカントンキンカントンキンカン」
HPは現在21% 上限値は31%
まだあと1フェーズ残っているなら船のHPはあるに越した事がない
周りを見てみるが カーペンターズ以外 誰も動いていない
凜が船上に移動していない 何やってるんだ馬鹿!
柚木 :「凛ーー 今すぐ船上に行くよ!」
凛 :「え?」
柚木 :「え? じゃない 行かないなら置いていくから」
そういって船の階段へ駆け出す 駆け出すのは船主側
少し遠回りだが理由がある
私が駆け出すと同時に凜も後を追ってくる
B2でやはり考えていた通り 同じように皆 戸惑っている
つんく が持ってた漫画【ナイツワン】であったっけ
野球の漫画で有り野球でない漫画
心理戦とお金がメインの漫画
白いカードと黒いカードであらかじめ対応を決めていく
そこに灰色のカード
普段 決まりごと通りに動く事が得意な日本人にイレギュラーな号令に
誰1人対応できていない
アレと 同じだ
竹紙さんは分かりやすい単語 ラリーと言っていたが
学校では習わなかった
ただ 自分が意味を知っているのは以前のゲームの聖騎士 パラディン
の技で ラリー 集まれ というバフがあったから
B2の真ん中で突っ立っているウィンドがいた
柚木 :「緑の狸―!!」
ウィンド:「その呼び方 やめーい!」
柚木 :「何で まだ ここにいるんだー!」
ウィンド:「???」
柚木 :「ヨンリンのとこに集合 行かないんなら置いていくし」
そういって ウィンドの横を走り抜ける
凜もそれに続く
ウィンド:「ちょ 待て待て待てー! どういう意味や―!?」
柚木 :「説明している時間無し とにかくヨンリンのとこ」
そういって船尾側の階段を上がる
B1へ
後ろには凜とウィンドのみ
ポポン みりん コロン そしてB1の義経が混乱しているが動いていない
私達とカーペンターズの動作のみ 船尾側を見ると竹紙がいる
なんか 箱を置いているが私に気づくと
両手で親指をあげる そして そのまま両腕をあげ 両腕で階段を指さす
竹紙 :「流石です 柚木さん!
そのままヨンリンさんの元へお願いします」
竹紙さんの横を通り 階段を駆け上がる
凛とウィンドもそれに続く
と同時に修理音が止まる
船のHP 現在上限の31%
そうして船上へ出る
そこにはヨンリンの周りに人が集まっている
が
誰1人 動いていない
そして全員が上を見ている
そして同じように商人たちも上を見ている
異常な光景だ
サチコを見つける
柚木 :「サッチー」
声をかける私の方を見てから再び上を見ている
柚木 :「???」
サチコ :「柚木っち あれ」
言われて私も上を見てみる
そこには黒い塊があった
ゆっくりとだが その塊が動いているのが分かる
相当の高さだ
そして その黒い塊が太陽を覆うと船が影にさらされる
私達が立たっている所も既に影になっている
そしてその塊が徐々に大きくなる
どんどん大きくなってくる
その時 初めて理解した
タコが空から降ってきているという異常事態
そして 皆がとった行動は1人にバフを重ね掛けてなんとか乗り切るというもの
でも これ 無理じゃね?
作戦自体は正しいかもしれない
けど レベル差ありまくってるし
それでも最後まで足掻こうとしているのは分かるけど
そしてタコがどんどん大きくなる
うわー サッキぶりに見るけど これ すんごくでけーなー
そしてある者はそのまま
ある者は しゃがんでダメもとでダメージを軽減させようとしている
ヨンリンも しゃがんでいる
次の瞬間
大タコが船にぶつかる
つっ立っていた人は6000のダメージ
しゃがんでいた人は600のダメージ
バフを受けまくっていて しゃがんでいたヨンリンは240のダメージ
そして私を含めて船上にいた人は全員死んだ
これは船内にいる全員も同じであろう
やはり あのレベル差 無理であったかー
そして船もダメ―ジ30%を受ける
ダメージキャップがあったのか たまたまなのか
まだHP1%で辛うじて浮いているが
<<HMSエーデルワイスが大破しました>>
リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc
ワン〇イツ
大好きな漫画です そしてこの作者 スゲーってことで読んだのが
ライ〇ーゲーム
最後までは楽しめました 最終回でダメダメでしたけど
あの国エンド です 闇は深いらしいです
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
いや たまたまかなーー
一応 最終回以外は楽しめましたし
別のを読んでみるか
太平天〇演義 小田霧〇子の嘘
。。。エタッてやがる 打ち切りなんだろうなーー
他の漫画 堂々と連載続けてますし
うわーん 続き読みたい
と 思う私みたいな人は少数派なんでしょうね




