HMS エーデルワイス
土曜日 夜10時 ちょいすぎ Day48 町の中心部
<<HMSエーデルワイスが大海原の主に挑戦します>>
グローバルノティフィケ―ションが流れ
そして町のディスプレイにレイドの様子が移される
ゲーマー:「大海原の主ってなんだ?」
ゲーマー:「HMSエーデルワイスってギルド名か?」
ゲーマー:「攻略板にも載ってねーぞ」
そんな疑問とは裏腹に映し出されたのは大きな船
そして 操舵の前に女性が 一人
その横に背広を着た盾を持たない片手剣の騎士
そして 100人は超えているであろうメンバー
ゲーマー:「あれって白竜をいつも狩っている
越後のちりめん問屋だよな?」
ゲーマー:「というか船どうやって手に入れてんだよ?」
ゲーマー:「レイドどうやって始めたんだ」
それぞれがいくつかの疑問を覚えながら
初めて聞くレイドについていろいろ考えをめぐらす
そしたら 背広を着た人物が英語で話始める
竹紙 :「Ahhh-ten-huh! (ちゅーもーーく)
Today, we welcome our BELOVED queen Yonlin
on this proudly built ship, Her Majesty Service Edelweiss
(我らが女王ヨンリン様がこの誉れ高く作られた
船 HMSエーデルワイス号に乗っておられる)
She wants to do some hunting,
and we need the decent pray, or a worthy foe
(女王は狩猟がお望みだ そして狩猟に値する相手が必要だ)
We were told that there is the monster so called
What was the name Johnny?
(この辺りに御大層な名前を持ったモンスター
が居るとの情報がある ジョニー モンスターの名前は?)」
John :「The Don of the great sea (大海原の主)」
竹紙 :「The Don of the great sea? (大海原の主?)
What an audacity to have such a name, is waiting slain by us
(何て傲慢な名前をしている 狩猟に値する相手であろう)
we are here for 1 purpose and 1 purpose only
Victory for our beloved queen Yonrin
(我らが女王に勝利を捧げようではないか)
that is what we are fighting for (我々はその為に戦い)
and that is what we are dying for (我々はその為に死ぬのだ)」
竹紙 :「For Queen and country! (女王と御国の為に!)」
全員 :「For Queen and country! (女王と御国の為に!)」
竹紙 :「For Yonlin and country! (ヨンリン様と御国の為に!)」
全員 :「For Yonlin and country! (ヨンリン様と御国の為に!)」
竹紙 :「For Queen and country! (女王と御国の為に!)」
全員 :「For Queen and country! (女王と御国の為に!)」
竹紙 :「For Yonlin and country! (ヨンリン様と御国の為に!)」
全員 :「For Yonlin and country! (ヨンリン様と御国の為に!)」
背広を着た騎士の掛け声に合わせ乗組員全員が叫ぶ
そして全員が操舵の前の女性の方を向く
ヨンリン:「レット ザ ハント ビギン」
全員 :「うおおーーーーー!!!」 乗組員全員が叫ぶ
ゲーマー:「おいおい なんかスゲー事やってんじゃん」
ゲーマー:「うわー 無駄なロープレやってるよ」
ゲーマー:「楽しそうだ」
ゲーマー:「てか スゲー 人数いるねー」
何だかんだで何時もと違う大型ボスレイドの放送に
目を向ける人が多数 町のディスプレイの前に群がるのであった
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視点変更 ヨンリン
ヨンリン:「あれで良かったんですか?」
竹紙 :「あれでいいんです」
ディスプレイに放送されるのは基本的にGMである商人の視点である
そして今この船には
止まり木 柊商人
スリンガーズ Alexy商人
越後のちりめん問屋 信明商人
アツカワ――ン 富岡商人
の4人が乗っている
それぞれが船について映している
それがいたるところの街のディスプレイに映されているであろう
逆に言えば商人が見ていない場合は放送されないので小言 言いたい放題
ギルドあつかわ が 新ギルドアツカワ――ンに変わったのは
とりあえず スルーで
竹紙 :「もう少し したら出てきますので
それまでの間は 短いですけど船旅を楽しみましょう」
快晴に近い晴れ渡った青空
真っ青な海
そんな中でレイドが行われるらしい
中ボスは嵐や 曇り 霧などで戦ってたらしいが このボスは別格
天気など演出がなくても十分強いらしい
いや快晴の中で戦うのが逆に不気味らしいとの事
そしたら 大きな黒い塊が見えてくる
鐘 :「カーーン カーーン カーーン」
竹紙さんが戦略の合図 鐘を3回づつならしてから 叫ぶ
竹紙 :「BATTLE STATION (戦闘準備)」
鐘 :「カーーン カーーン カーーン」
竹紙 :「BATTLE STATION (戦闘準備)」
John :「BATTLE STATION (戦闘準備)」
義経 :「バトルステーション」
柚木 :「バトーステーション」
ウィンド:「バトルステーションや」
光圀 :「全員配置に着け―」
その合図と共に
あるものは階段 あるものはエレベーターを使用して配置につく
船上に残っているのは 私と竹紙さん
スリンガーズの皆さんと迫撃砲のサチコさんとヒマワリさん
あとリフターのココロンさんのみ
竹紙 :「Johnny REDUCE SAIL (ジョニー 減速)」
John :「REDUCE SAIL (減速!!)」
竹紙さんが叫び ジョンさんが繰り返し叫ぶ そして帆を半分に畳む
【グリードアサシャン】でいうハーフセール
でも ハーフセール あのゲーム以外で聞いたことが無いらしい
大きな黒い塊が だんだん近づいてくる
遠くからでは意外と小さいのでは と思っていたがその考えは甘かった
近づくにつれその巨大なモンスターである事が分かる
黒い塊がさらに近づいてくる
それは巨大な黒いタコであった
強大な足 吸盤がまったく無く 漆黒な影のような8本の脚をゆらゆら
ピアノブラックのように 黒くでも輝きのある胴体
そして 下半円の目
その目が現在は白い
まるでグランドピアノを連想させるような雄大さすらある
ヨンリン:「あれが主ですか?」
竹紙 :「アイツです」
もうね 数えきれないぐらい
いや 約30回だから数えきれるのかなー
負けに負けました 悔しい思いをしました」
ヨンリン:「勝てるんですか?」
竹紙 :「勝てたらいいですね
まー 最後のフェーズスキップで倒しきれるかどうかです
そこまで生きられればですが
もし負けたら31回負けたことになるのかー
そう言えば知ってます? 31種類のアイスクリーム売る店」
ヨンリン:「元31ですよね 今はバス〇ンロビ〇スですよね」
竹紙 :「はい で CDコミック いわゆる
スーパー男や蝙蝠男などを出してる
アメコミの中に質問という名前の探偵がいるんですよ」
ヨンリン:「名前が質問なんですか?」
竹紙 :「はい もっとましな名前があったろうにと思うんですが
その探偵 陰謀論大好きなんですよ
で ある時 アイスクリーム屋に忍びこんで
32種類目のアイスクリームがあったーー!!
俺 知ってたんだ――!! て叫ぶんですよ」
ヨンリン:「え? アメコミのヒーローさんが
32種類目のアイスクリームがあったーーて叫ぶんですか?」
竹紙 :「はい」
ヨンリン:「それ ダサいじゃないですか!?」
竹紙 :「でもジャスティスリーグで個人的に1番好きなキャラですね
2番目がブースターゴールドですか」
ヨンリン:「1番好きなんですか?」
竹紙 :「正義の為に自分を犠牲にして
殺しを厭わないという考えの持ち主ですね
スーパー男や蝙蝠男ができない 一線を超える覚悟がある
所謂 綺麗ごとのみは個人的に嫌なんですよ
あと決め台詞でルーサーと対決する時に
Law of Identityをいうんですよ」
ヨンリン:「ロー オブ アイデンティティー?」
竹紙 :「アリストテレスです
Everything that exist has a specific nature
each entity exists as something in particular and
has characteristic that are part of what it is
a is a (AはAなんだぞー)
まー そこまでカッコつけてすぐ後に
フルボッコにされるんですけどね」
ヨンリン:「それダメじゃないですか!?」
竹紙 :「ヨンリンさん気を付けてくださいよ?」
ヨンリン:「え?」
竹紙 :「さっき れっとざはんとびぎん ってカッコつけたじゃないですか!
そしてフルボッコにされたら
それも開始時で負けたりしたらもーね
質問に勝るぐらいの かっこいいダサさですよ」
ヨンリン:「ううう」
竹紙 :「しかも世界放送ですよ 世界
なぜなら英語圏のスリンガーズのGM商人がいるんで」
ヨンリン:「ううう。。。でも それ 竹紙さんも同じですよね?」
竹紙 :「自分は質問が好きなんで まーお近づきになれたなーー
ぐらいでいいんですよ
ブースターゴールドだと嫌ですけど」
ヨンリン:「ちなみに そのゴールド 聞いたことないんですけど」
竹紙 :「ジャスティスリーグが威張り散らかしながら悪者と戦っている裏で
一人で女博士を救出して世界を救うヒーローです」
ヨンリン:「世界を救うんですか?」
竹紙 :「はい でもその事実 知っているの助けられた女博士と
実験に失敗した男博士だけで 蝙蝠男あいかわらずゴールドの事
下っ端ヒーロー扱い
おれ金持ってんだぞ スーパー男と仲いいんだぞ
って感じで鼻であしらってるんですよ」
ヨンリン:「駄目じゃないですか!」
竹紙 :「いや 栄光を求めてるヒーローなんですけど
いざ世界を救ったって時に自慢しなかったのがカッコイイんですよね
個人的に結構 ツボついてます
なんだかんだで蝙蝠男やスーパー男を助けたりしてますけど
違う時間軸なんで全員 助けられた覚えがなく
皆に馬鹿にされ続けるんですけどね
まー パット見 マーブルの1つ目と同じで
見間違いましたけどね
というかアメコミより日本の漫画の方が
遥かに好きなんですけどね
さてと じゃー 行きますか
63回負けた恨み 今は晴らすぜー」
ヨンリン:「え? 30回じゃないんですか?」
竹紙 :「キャノ―――ン」
竹紙さんが叫ぶ
そしたらメッセージで
義経 :>>レディー
凛 :>>RDY
ウィンド:>>レディーや
竹紙 :「せーーーーと」
竹紙 :「えーーーーーいむ」
竹紙 :「ファイヤーーーー」
竹紙さんの号令と共に砲台から100以上の弾が発射される
そうして 超大型レイドが始まった




