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特攻花~TOKKOKA~ 英霊の祈りを込めて  作者: 佐久間五十六


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日浦3等海佐の助言

 「まだやってたのか?お前、変わっているよな本当に。」

 「自分は納得行くまでとことんやらないと気が済まないんです。」

 「で、俺の所に来たって事は完成した…訳じゃなさそうだな。」

 「相変わらず鋭いですね。日浦3佐貴方ってお人は。」

 「お前が分からん事で俺が分かる様な事の方が少ないだろ?」

 「大丈夫です。どういう形にするか聞きたかっただけですから。」

 「形?本にするとか、レポートにするとか、発表会とか?」

 「やっぱり日浦3佐は物分かりが良い上官です。物分かりが良くて、スビード感ありますね。」

 「感心している場合じゃないよ。そうだなやっぱり本にしようよ。」

 「滅茶苦茶腹黒い感じが滲み出てるんですけど。」

 「俺達自衛官は安月給だからな。副業で作家位やっても、こんな離れ小島の航空基地だ。海幕の連中も何も言わんだろ?」

 「自衛官って副業ありなんですか?」

 「研究や防衛に必要ならばその限りではない。」

 「そうなんですか?でも自分としてはそういうやり方はありきたりだなって。」

 「内容によると思うが多くの人の目に届く図書だと良いな。」

 「まぁ、結果結局そうなるんですよね。」

 「絵本とかでも良いんじゃないか?子供には。」

 「対象年齢低下しますがそれもありですね。」

 「まぁ、誰でも見れるとなると、難解なモノは避けるべきだな。」

 「そうですね。皆が皆己と同じ理解力があるわけではありませんからね。」

 「そういう事だ。万人に分かりやすくって意外と難しいんだよ。」

 「難しいモノにするのは簡単なんですけどね。」

 「小野井、お前がやるべき事は何だ?それは何を伝えたいかだよ!」

 「そうですね。自分の伝えたい事をコアにしないとですね。」

 「時間をかければ良いってもんでもないぞ。」

 「ええ。それは承知しております。ダラダラやるつもりはありません。」

 「任務に支障をきたさない範囲ならいくらでもやってくれて構わないがな。」

 「何だかものすごく急かされているような…。」

 「皆楽しみにしているんだよ。小野井が頑張ってると。」

 「えっ?マジすか!?うわープレッシャーだな。そういうの。」

 「おもいっきりやるしかないだろ?言い出しっぺはお前なんだから。」

 「何だか混乱して来ました。分かったのか分からないのか。」

 「まぁ、色んな人の話を聞いてみるべきだな。」

 「そうします。その内良い方法が見つかる筈でしょう。」

 これはもう人脈を駆使して色々な人にアプローチした方が良さそうだ。

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