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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
1章「冒険の始まりと冒険者登録」
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ステラシオンの主な国家と種族

今回短めです。

しれっとタイトル変更しました。


ストックある内は水土日の12時に更新します。

食休みも終わり今日の分のステラシオンのことについて教えてもらう時間になる。

「今日の分の世界の説明をすすめるぞ」

『はーい』

ミントさんの開始の合図に合わせ私としずくが元気に返事をした。

「今日はそうだな種族と国について教えておこう」

居間の隅に丸めておいてあった紙を持ってきて広げると、それは世界地図だった。

「ミントさんこの世界地図昨日までなかったですよね?」

「まぁ、これは基本書庫に置いてあるからな。こっちにおいておくと邪魔だし」

(なるほど、この家には書庫なる部屋があるのか、行ってみたい。)

書庫という言葉を聞き私は、冒険に出るまでのある種の目標を立てる。

「話を戻すぞ。まずここジェミニ国は人族が主に住んでいる島国だ」

北の海上に浮かぶ二つの島がつながって鉄アレイのようになっているような島を指で指し示す。

「ここはな、簡単に言ってしまえば二つの丘が並んでいるんだが、昔から手をつなぐように橋がかかっている。その見た目から双子島と称されている。そしてこの家があるのはこっちの通称妹島だ」

ミントさんは西側にある少し小さめの島を指を移動させる。

「そして王都は反対側通称姉島の中央にある。一方妹島の中央にはふたご神の祠がある。気が向いたら行ってみるがいい」

ふたご神の祠と聞いて私は今朝見た夢について考えてみる。

(ふたご神か今朝方の夢にでたあの二人に何か関係あるのかな。行ってみるのもいいかも。)

そう考えていると話が次に移っていた。

「じゃあ、他の国は簡単に説明する。詳しい情報は後でミラにでも聞くといい。必要最低限の情報は教えてある」

「わかりました。あっ、くーねぇ聞いてないと怒られるよ」

「あぁ、ごめんなさい。少し考え事してました」

実際に話を聞き流していたため素直に謝る。

「まぁ本当に簡単な範囲だから問題はないが、聞いておけよ。じゃあ双子島から近い順に教えていくぞ。まず一番近いのが大陸の入口ともなっているキャンサー共和国」

双子島から南にある大きな大陸の浜辺を指して国名をミントさんが告げる。

「そこから陸続きでレオ帝国やバルゴ共和国、民主主義国家ライブラと言った国がある。そして大陸の中央は砂漠地帯でオアシスの国スコルピオスそこまでが人間の領域だ」

一息にミントさんが説明をしてくれたが肝心なことが入っていない気がしたので聞いてみることにする。

「ミントさん、各国の主要な種族ってあるんですか?」

「種族か。主な種族は後で説明するが、レオ帝国は獣人がメインだな。ジェミニ国は最初に言ったとおり人間が多いがさっきあげた国は種族が入り乱れているところが多いな」

「えっ、それ以外だと他の種族も多いということ?」

しずくの質問も尤もである。それに対しミントさんが端的に答えてくれる。

「そうだ、例えば海上都市や海底国家といった海に面した場所では魚人や人魚が多い傾向にある。他にも森はエルフ、山はドワーフといった種族ごとにある程度分かれている」

ミントさんが説明してくれたとおり地図には山や森にも国名が書かれていいる。地図を確認しながら先ほどのミントさんの説明でもう一つ気になったことがあったので聞いてみた。

「ミントさんもう一つ、ここから先って人間の領域じゃないってこと?」

私はミントさんに断りを入れてから島の中央にあるスコルピオスから先を指差して問いかける。

「まぁ、簡単に言うとそうなる。スコルピオスから先は通称魔国と呼ばれ、オヒューカス帝国の領土となる。魔国というようにオヒューカスは魔物や魔族の発生の源とされている。帝国の現皇帝はミュセル・スネイクっていう女帝っていう事しかわからん。ここまでで何か質問はあるか。ないなら種族について説明したいんだが」

「ないでーす」

「ありません」

そう私としずくは返事する。まぁ実際には聴いてるだけなので何がわからないとかがわからないですし。


私たちの返事を聞きミントさんは満足したように頷くと種族の説明を始めた。

「大丈夫か、なら次は種族についてだ。種族としてはミラのような人族、私の様に長い耳を持つエルフ、獣の特徴を有する獣人、小柄で鍛冶を主とするドワーフ、海や水辺などで生活している人魚や魚人族、角や羽等をもち魔法を得意とする魔族が存在する。ただし、魔族以外の種族は人権があるため無断でなでたりするのは控えたほうがいい」

『わかりました』

(危ない危ない危うく獣人とかで可愛い子がいたら無意識でなでていたかもしれない。気をつけなくては)

そう私は心に強く誓った。

「そうだ、また忘れるところだった。ライブラに行く前に一度帰ってきてくれ。伝えたいことがあるからな。出発前にもう一度言うつもりではあるが」

その言葉に意味深なものを感じたが、しずくは気にした素振りを見せず質問を投げかける。

「そうだ。ミントさん刀とか売ってる場所ってある?」

「刀か。そうだなここら辺だと主要都市であるポルックスかカストルかな。カストルには近々お前たちの服とかを買うために行くからその時に見てみよう。確実に売っているのは倭国トーラスと言ってここだな」

大陸から東側に少し離れたところにある妹島と同じぐらいの大きさの島を指す。

「刀等の一部の武器や服等はここら辺では作成していなくてな。トーラスから直接輸入しているんだ。トーラスの近くには海上都市や海底都市もあるからトーラスのついでに行ってみるといい」

「なるほど、ここに置いてあるのか。和服とかも置いてあるのかな」

「どうなんだろうね。刀あるなら置いてあるんじゃないかな」

「他に聞きたいことが無いようならお前たち文字を書いてみてくれるか」

『?』

私たちはミントさんの意図がわからず首をかしげる。

「あぁ悪い、深い意味はないが読めるけど書けないっていうこともあるからな」

「あぁそういうことですか」

そう言ってしずくがサラサラと「ホーンラビット」と紙に記載しミントさんに見てもらう。

羽ペンが慣れてなくて書き出しに苦労したがそこは慣れるしかない。私も後で教えてもらうかな。

「う~ん、やっぱりそうか。なんて書いてあるか読めん」

「一応ホーンラビットって書いたんですけど。くーねぇは読めるよね?」

「羽ペン初めてだから少し汚くなってるけど読めるよ」

「ということは確認しておいて正解だったわけか。世界についての事前知識は大丈夫だろうから、明日以降は文字について練習してもらうか。冒険者登録する際に書類に記載も必要だし」

『わかりました』

「午前中はこのぐらいにしよう。午後からはくるみには朝伝えたが魔力の使い方や魔法の練習を行う」

その一言とともに午前中の勉強は終了した。午後からは昨日と同じように外で訓練となる。

その前にお昼の準備をするんだけどね。

最後になりましたが100PV達成しました

読んでいただいているみなさんありがとうございます。


楽しんでいただければ高評価お願いします。

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