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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
2章「魔物の巣窟」
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作戦会議

今回は短めです。

宿に戻ってきた私たちはそれぞれ自由に座りギルドの食堂で話していた事の続きを始める。続きといっても反省会から明日の作戦会議に変わってはいるけど。


「よし、明日のものも買ったし明日の作戦会議しようか」

「そうだね、今回みたいになったら他のパーティの足引張ちゃうからね。今度はぼくも活躍できるように頑張るよ」

「しずくは今回も充分頑張ってたよ」

「そう、しずくは頑張りすぎないようにして」

「えぇ~、ミラ、それ酷くない?」


ミラの言にしずくが頬をふくらませている。

 私はそんな頬をゆびで突っつきたくなったがここでやったら話が進まなくなりそうなので我慢することにした。


「くーねぇはどう思う?私って頑張りすぎない方がいいのかな?」


そう問いかけながら隣に座っていたしずくが私の肩にしな垂れかかってきた。

そんなしずくの頭を撫でて私の考えを伝えることにする。


「そうだね。しずくには頑張って欲しいけどそれで今日みたいに囲まれちゃったりするのはいやだな。それに今日もジャッカルに噛まれてたでしょ?」

「うぐっ・・・。見てたんだ。てっきり、見えてなかったものかと・・・」

「見えてはいなかったけど、しずくの叫び声聞こえてたし、そのあと戻って来てすぐにラビィが回復してたからなんとなくね」

「そういうこと、しずくは空回りすることがあるからそうならない程度に頑張ってくれればいい」


ミラのいったとおりしずくのがんばりが空回りしない程度に頑張ってくれるのが一番いい。

子どもの頃にも一度運動会の長距離走の時に私の応援に答えようと張り切りすぎて後半バテて結果6人中3位という微妙な順位で終わるという前科持ちだから仕方ない。


まぁ、閑話休題(それはさておき)


「ちゃんと明日の作戦会議に戻ろう」

「陣形としてはいつもどおりだよね」

「そうだね、逆に私たちの陣形はこれ以外ないよね」

「まぁ、確かにそうだね」


最もな意見をしずくに言われて陣形が気まり相手の陣形予想に移る。


「それでどう攻めるの?」

「今日見た感じだと武器ごとの立ち位置も変わってきそうだよね」

「多分だけど一般的な立ち位置になることは予想したほうがいいと思う」

「ねぇミラ、一般的ってどういった形なの?」

「そっか、ふたりはこういったことには詳しくなかったね。先頭に盾と剣を持った近距離、その背後に槍持ちをおいて一番後ろに弓や魔法使い。これが軍隊での一般的な陣形だね」

「それはなかなか面倒だね」


ミラから一般的な陣形を教えてもらい聞いたしずくが嫌そうな顔をする。確かにその編成で来るなら対策は面倒だけど何か打開策もあるんじゃないかと思いミラに聞いてみることにした。


「ねぇ、ミラちゃん一般的なら何か対策もあるんじゃないの?」

「対策はあるよ。とはいえ私たちでできるのは前衛をしずくに任せて後ろを魔法や弓で叩くぐらいだけど」

「それだとやっぱり範囲攻撃は必要だよね」

「そうだね。あとはラビィの頑張り次第で作戦の幅は広がると思う」

「きゅい?」


いきなり話を振られたラビィ顔を上げて首をかしげながらミラの方を見上げている。

そんなラビィになごみながらも話は進んでいく。


「ねぇミラ、ラビィに何をやってもらうの?」

「外から見た感じだと土がむき出しの洞窟だったから多分できると思うんだけど」

「???」


しずくはミラの言うことが分かっていないようで頭に「?」を浮かべている。斯く言う私も理解できていないのでいっそのこと聞いてみることに。


「ミラちゃんどういうこと?」

「もしかしてミントさんから聞いてないの?各属性の特徴」

「うん、聞いてない」

「また、やらかしたようだね」

「わかった。順に説明すると、各属性には特徴的なものがあって、例えば光が空間を操って闇が時間を操るの」

「それじゃあ、土は?」

「土は分解と凝固といったところかな」

「分解と凝固っていうことは土を砂にしたり土に戻したりってこと?」

「そういうこと。だけど鉄とかは分解はできないからね」

「ということは土を砂にするってこと?」

「まぁ端的に言えば。でもそれが出来るかは確認する必要があるから、しずく入れ物出して」

「わかった、はいこれ」

「ありがとう」


しずくからボウルを受け取ったミラが宿屋から外に出ていく。

その間に私としずくは二人きりで話をすることにした。


「くーねぇ、また二人きりだね」

「そうだね、まぁ今回もラビィもいるけどね」

「まぁラビィぐらいはいいかな、ミラがずっと近くにいたからね」

「それは仕方ないよ。現状保護者みたいなものだし」


それぞれの肩に体重を預けながら二人で話ているとミラが戻ってきた。

さっきまで話していたことを思い出して私としずくは少しミラから顔を逸らしたのがいけなかった。


「なに、変なこと話してたんじゃないの?」

「そ・・・そんなこと・・・ないよ」

「あやしい」


(しずく、それはもう答え言ってるようなものだよ。話をそらす意味も含めて手助けするかな)


「それで、ミラちゃん。土は持ってきたの?」

「むぅ~。持ってきたよ」


ミラが訝しみながら答えてくれた。ミラも話が進まないと思ったのか話を進めてくれた。


「ちゃんと、お店の人に許可ももらってきたよ。ただ物的損害はだすなって」

「やっぱりそうだよね。でもそこまで危ないことはやらないから大丈夫だよね?」

「多分大丈夫だと思うよ」

「タビィ、この土に魔力流してもらえる」

「きゅい」


ラビィが返事して土に魔力を流し始めた。するとボウルの中に入っている土だけでなくボウルの一部も砕けた。

ボウルを持ち上げてみるとボウルのそこ抜けて机の上に山が出来上がる。


「えぇぇぇぇ!」

「これは驚き。ラビィは大丈夫?」

「きゅい~」

「少し魔力使いすぎたみたいだね。少し休んでれば大丈夫だと思うよ」

「そうだね、ありがとうラビィ。休んでていいよ」

「これをうまく使えば明日はそこまで苦戦はしないと思う」

「実際に使うときはこれだけじゃなくて水を巻くことによって泥にすれば明日いけるかな」

「しずく、これに水少し入れてみて」

「少しか~。できる気がしないよ【シャドウガレージ:ボウル】」


しずくがシャドウガレージからボウルを取り出してその中に水を入れていく。水の入ったボウルから少しだけ砂に水を垂らす。

水が入ったことによりぬかるみになり泥になった。その泥を触りしずくが顔をしかめている。


「この上で戦うのはキツイかな」

「まぁそのための対策だからね。でもしずくがうまく叩けなくなるのはこの方法は撤退時に使うってぐらいかな」

「でもその時ってラビィの魔力持つかな」

「そっかぁその心配もあるのか」

「なら作戦で何とかするしかないか」


振り出しに戻り作戦会議に戻ったがこれと言った作戦が出ることもなくこの日は寝ることにした。

もちろん片付けはしている。

第2章あと3週間ぐらいで終わります。

手元で完成はしてるじぇ~。

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