ゴブリン戦
先週末電気支払ってなくてネットが使えなかったのです。
今回いつもより短めです。
昼食を食べ終わると私たちは森へ向けて移動を開始した。
森への移動途中で出会ったホーンラビットは遠慮なく倒していく。そうしながらが移動沿いを進んでいくとだいぶん森に近づいてきた。倒したホーンラビットは当然の如くしずくに格納してもらっている。
「ゲギャ」
森の近くで緑色の肌をした小鬼が1匹いた。子鬼は手に持った木の棒であたりの草を揺らして森の付近を歩いていた。それを見た私はミラちゃんに訪ねてみることに。
「ミラちゃんあれゴブリンだよね。さっきの話では3体以上ってことだったけど」
「そうだね。1匹でいることなんてほとんどないのに。少し気をつけたほうがいいかもね」
「運が良かったのかもっ」
そう言ってしずく速度を上げ一気にゴブリンへ向け駆け出していく。
「しずく待って。って行っちゃった。私たちも早く行こう、あの1匹だけっていうのはおかしい」
しずくの行動に対しミラがストップをかけようとしたが間に合わなかった。仕方ないので私とミラは急ぎしずくの後を追いかけることにした。
追いかけているうちにしずくはゴブリンに接敵しゴブリンの首を切り落とした。
「まず1匹目。」
しずくは好調のようでゴブリンの一刀で切り捨てたが明らかに油断しているように見える。
「このぐらいなら余裕だね。おーい、くーねぇ早速1匹倒したよ~」
しずくはあたりの警戒をせずに私たちに対し手を降っている。
そのときを待っていたのかしずくの後ろの木の枝ががさがさっと音を出しながら弓を持ったゴブリンが姿を現した。ゴブリンの手元をを見てみると既に矢が番えられていた。ゴブリンはそのまま番えた矢を雫の胴体に向け射掛けてきた。
いかけたのに気づいた私はしずくに対し注意を呼びかける意味も含め叫ぶ。
「しずく、あぶない」
私は咄嗟にしずくに対し叫んだことにより、しずくは気づいて後ろを振り向いたが、すぐに動ける状態じゃなkったこともありゴブリンが射った矢がしずくの肩に矢が刺さってしまう。
「痛った」
「しずく油断しちゃダメ。3体以上が普通って言ったでしょ」
ミラがしずくに言いつつ矢を射ったゴブリンの額めがけて矢を射かける。だがゴブリンも気づいていたようで木から飛び降りることによってミラの矢を交わしたが、着地をミスったようで手をついて地面に着地していた。
そんなゴブリンに対しミラがさらに距離を縮めてウインドバインドから再度矢を放つことで正確に額を射抜く。
一方私はラビィと一緒にしずくのもとへ駆けていきしずくの治療に当たることにした。
「ラビィしずくのところに行くよ」
「きゅい!」
私はラビィを地面に下ろしてしずくの矢を引き抜くためにしずくの隣にしゃがんだ。
「しずく、ちょっと痛いけど矢抜くよ」
「うん、大丈夫」
しずくから了承を受けてから矢に手をかけた。その時の振動で痛みが走ったのかしずくは顔をしかめている。そのまま力を込めて一息で矢を引き抜いた。
「ああぁぁ!!」
矢を引き抜いた時に相当痛みが走ったようで涙目になっている。すぐにラビィが回復魔法を使ってくれる。引き抜くと同時にラビィもしずくの傷の回復をしてくれる。
「【きゅうい】」
ラビィのヒールにより少しづつしずくの肩の傷が癒えていく。
(この様子だと傷は残らなさそうでよかった)
私はホッとしてからミラのもとへ移動し索敵の結果を確認してみる。
「ミラちゃん、しずくは大丈夫だよ。他のゴブリンは見つけれた?」
「いや、見つからない。逃げたのかそれとも隠れてやり過ごそうとしてるのかはわからないけど」
「そうなんだ、見つけるのは難しそうだね」
「そうだね。いかんせん私の索敵はしずくと違って動いたりして空気が動かないとわからないから」
そう言ってミラは苦い顔をていた。そう話しているとしずくが動けるようになったのかラビィと一緒に私たちの方に近寄ってくる。
「くーねぇ、ありがとう。動きには差し支えないよ。まだ力いれると痛いけど」
「しずく早速で悪いけど索敵してもらっていい?」
「うん、大丈夫だよ」
しずくが索敵を開始して辺りの様子を伺った。その結果しずくが1本の木に対し指を差して索敵の結果を告げてくれる。
「あそこにいるよ。多分ほかはいないと思う」
私はしずくの索敵に従ってその木に対し攻撃を開始した。
「【ソーラーレイ】」
ソーラーレイを使ったが狙った位置が高すぎたようで手応えがなかった。その木の後ろからゴブリンが姿を現した。
「ゲギャギャ」
木の後ろ~出てきたゴブリンは刃のかけた剣を1本持っており私たちに対し攻撃を仕掛けてくる。今はしずくが万全に動けないのでミラが短剣を持ちゴブリンに相対することになった。
カキンという音とともにミラがゴブリンの剣を跳ね上げる。それによってゴブリンの胴が空いたの胸元に短剣を突き立てることにより3体目のゴブリンを仕留めることができた。
「ふぅ、なんとかなったね。しずくもう他にいない?」
「ちょっと待って・・・・・・・。うん、大丈夫みたいこの近くにはいないよ」
その一言により私たちは力を抜くことができた。
しずくの腕の傷は無事ふさがったのを確認し大丈夫そうだった。傷跡も特に残ってないようでよかったが、さっきのしずくの行動は看過できないので一言告げることにする。
「しずく、さっきみたいに一人で突っ込んだらダメだよ。私たちのフォローにも限界だってあるんだから」
「うん、流石に今回突っ込みすぎたと思ってるよ。もっと周りを意識を向けていれば矢に当たることもなかったし」
「しずくも理解してるようだからいいけど、私たちを頼ってね」
そうして初めてのゴブリン戦の反省を行う。そのあとしずくは刀を持って素振りをしている。
「しずく腕大丈夫?」
「大丈夫だよくーねぇ。振っても痛くないからこのまま次行けるよ」
しずくも大丈夫そうなので森の中に入っていくことにした。のはいいがこのあと余計な魔物を見つけることになるとは思ってもいなかった。
久しぶりのお願い。
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