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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
1章「冒険の始まりと冒険者登録」
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武器選び

ここステラシオンのことについて教えてもらったあと今日の戦闘訓練の時間になった。

「じゃぁ、次は戦闘訓練とするか。今日は結構時間たったからくるみとしずくの武器の選定して終わりにしよう」

ミントさんは立ち上がり外に向かって歩き出す。

「ミントさんとこに行くんですか?」

私がそう問いかけるとミントさん派さも当然のように行き先を伝えてくれる。

「朝ミラが言ってたと思うがこの家の裏に訓練場がある。そこで二人の武器を決めるつもりだ。ミラが毎朝使っている的もあるから遠距離武器の練習もできるぞ」

朝ミラが言ってたのはこのことだったのかと納得し、私たちはミントさんに従い外に向かって歩き出した。家の裏手へと回ると開けた空間があり先ほどミントさんが言ってたように木を切り出して作ったような的も設定されている。

「あそこにある小屋に木造ではあるが剣や槍、斧、弓、杖と言ったいろいろな武器を置いてあるからその中からそれぞれ使ってみたい武器をさがすといい」

ミントさんは訓練場の隅っこにある木造の小屋を指差した。

「なんでそんなにいろんな武器があるの?」

「あぁ、それはな、私は剣を使うのだがミラを引き取って戦いを教える際に、知り合いに頼み色々と作ってもらったのさ。ミラの使いやすい武器がわからなかったということもあってな」

「そうだったんですね。じゃあ少し見てきます」

私たちは件の小屋へと歩いて行き戸をあけた。小屋の外から中を覗いてみると本当にいろんな武器が置いてあり、いったいどういったのがあるか皆目見当もつかなったため、中に入り物色することにした。

「わぁ~。すごいよくーねぇ。見たことのないものとかいっぱいある」

「そうだね。しずくこれどうやって使うかわかる?」

しずくに見せたのは先端が槍のように尖っているがすぐ横に斧のような出っ張りがある武器だった。

「それはな、いわゆるハルバードっていう武器だ」

そう言って遅れて到着したミントさんが説明してくれた。

「それは斬る、突く、叩くと色々と使うことができる。ほかにもこの斧の反対側についているこの鎌のようになっている場所にも刃があるんだが、突いて躱されたあとに腕をひねることで背後からも攻撃ができるっていう武器なんだがな、汎用性の高い武器はその分使用者の戦闘センスにかなり左右されるから初心者には向かない」

そう言ってミントさんは持っていたハルバードを元の場所に戻した。

引き続き二人で自分たちの使う武器を探しているとしずくがいいのを見つけたようで声を上げた。

「あっ、ぼくこれがいいな」

しずくが武器の山から取り出したのは先端に反りがある片刃の剣。所謂木刀だ。

「しずくはそれにしたんだ。私はどれにしようかな」

「くーねぇはあまり運動とか得意じゃないもんね」

「そうか。動くのが得意じゃないなら杖を使って基本後衛っていうてもあるぞ。まぁそれでも護身用で近距離戦は教えるが」

「そうか、そういう手もあるのか。じゃあそうしようかな。でも魔力がうまく使えなかったら大変ですよね」

「まぁ確かに杖持ってても魔法が苦手って意味ないな。それなら弓も併せて使ってみるといい」

「そうですね。後衛はなにも魔法使いだけじゃないですし」

「よしそれじゃあ杖と弓はこれだ」

ミントさんは入口付近にある木がねじれた形の棒とシンプルな弓をを渡してくれる。

「ミントさん、ありがとうございます」

「これで二人の武器の候補も決まったし一度外に出て振ってみるか」

ミントさんは武器の入っている小屋から外にでた。

「じゃぁ、あそこの木に対し何度か武器を当ててくれるか」

『わかりました』

私としずくはそれぞれ木に対し攻撃を行い、20分ほど経過したところでミントさんから確認が入る。

「そのぐらいでいいだろう。武器を振っていて違和感とか武器を変えたいとかあるか?」

「ぼくは問題ないよ。手にもしっくりくるし」

「私の方は杖しかないですね。弓は使ってみましたけど使いきれそうにないです」

その言葉の通り私は10分ほど10m離れたところから弓に矢を番えて的を狙って射って見たが、私と的の中間ぐらいで失速し地面に落ちてしまう。ミントさんに聞いたところミラは最初から、この距離なら的までは十分に届いていたと聞き、弓を使うことを諦めることにした。

「よし、なら今日はここまでにするか。素振りはしていてもいいが、あまり小屋から離れすぎるなよ。魔物が出てくるからな。明日からは午前中は座学で午後からは訓練だからそのつもりでいろよ」

そう言い残してミントさんは一人家の方へ歩いて行った。

「くーねぇこの後どうする?」

「私はもう少し振ってからもどるよ。運動音痴だからいざという時に転んだりしないようにね」

「確かにくーねぇは、よく転ぶもんね。だけど家事とかしてる時は何故か転ばないんだよね(ボソ)」

最後の方は小声で何か言っていたが、よく聞き取れなかったためスルーした。そのあと二人で空がオレンジ色になるまでひたすら木に対し攻撃をし続けた。ただ攻撃してるだけであっても3回ほど転んだのは仕方のないことだと思いたい。


『ただいま』

私としずくは武器の素振りを終えて家に戻った。

「おかえり、随分長い間外にいたな」

私たちが家に帰るとミントさんは居間の奥にあるキッチンで夕飯を作りながら話しかけてくる。

「はい、足引っ張りたくないので」

「ぼくはくーねぇと一緒にいたかったっていうのもあるけど近接武器だから少しでも振っておきたかったんだ」

「それはいい心がけだ。そろそろ晩御飯ができるからまってろ」

『はーい』

私としずくは居間のテーブルの前に座った。そのタイミングでミラが帰ってきた。

「ミントさん、ただいま」

「おかえり、今日はどうだった?」

「今日はホーンラビット2羽仕留めた。最低限はやって今解体所の方に置いてあるから夕飯食べたら続きやるつもり」

解体所なる気になる言葉が出てきたが食事前に聞くには憚られる内容だったため、今回は聞いていないことにした。

「二人とも今日の戦闘訓練どうだった?」

「今日は武器選ぶだけだったよ。木製だけどいろんな武器あったからどれにしようか悩んじゃったけど」

「あぁ私が引き取られて戦闘訓練を受けたときだから5年ほど前か。あの時ミントさんいろんな武器作って持ってきくれてたからな」

「本当にいっぱいあるよね。ハルバードっていうのも初めて知ったし。」

「他にも色々と作ってくれてたよ。シャムシールやチャクラム、カットラスといった斬る為のや槌、棒三節棍みたいな殴るのやら」

「そんなのもあるんだちょっと全部見てみたいかも」

「やめたほうがいい。使い方わからないのいっぱいあるし」

ミラとしずくで武器の話をして私とミントさんで料理について話しながら今日の夕食もつつがなく終った。


 夕食が終わり私としずくはお風呂を先にはいらせてもらうことにした。

私としずくがそれぞれ体を洗い終わり二人で湯船に浸かりながらしずくに心配事を打ち明けた。

「ねぇ、しずく。私たちどうなるんだろうね」

「くーねぇ、戻れるか心配?」

「それもあるけど、戻れたとしてミラたちと離れ離れになるのも淋しいからさ」

「あぁ、そういうこと。確かにミラ達と別れることになるとさみしいよね。でも帰る方法見つけてあとはその時にどうするか決めてもいいんじゃないかな?」

「確かにそうだね」

そうお風呂の中で二人で話をしていた。

そのあとお風呂を上がり朝目が覚めた部屋で二人で眠りにつくことにした。

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