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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
8章 「天秤の過去」
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黒いオーク

しずくの刀を黒オークは手に持った鉈で受け止めた後に力づくで振りぬく。しずくは振りぬかれた勢いに任せて黒オークから距離をとる。その際に水の弾丸を打ち込んだ。


「ブモモモ。そんな玉ころ当たるわけないブモ」

「どうかな」

「ブモ!?」


しずくがそうった後に、弾の後ろから光の槍が飛んでいく。それを見た黒オークは驚いていた。


「くーねぇこの調子でいこう」

「そうだね。それにミラとミュールも別方向から連携して攻撃を開始している、


「ブモ」


黒オークは私たちのことに注力している間にミラとミュールは黒オークの後ろに回っている。そして、黒オークの方それぞれへ風の矢と炎の槍がそれぞれ突き刺さった。

黒オークは後ろからいきなり衝撃と痛みがはしったので驚いていたようだ。


「あなたの相手は二人だけじゃない」

「黒オークよ。私たちを忘れるでないわ」

「ブモモ。そうだったブモな。ブモ!!!」


黒オークは気合を入れると背中にに刺さった風の矢と炎の槍が消滅する。


「面倒な能力を持ってるわね」

「そうじゃの」

「どういうこと?」


2人が話しているのが聞こえてきたので私はしずくに担がれて二人の下へ移動する。そしてどういうことが確認した。


「あれはネームドがたまに持ってる魔力崩壊っていう能力だって聞いたことある」

「ぼくの魔切りと違うの」

「いや魔切りと同じ同じものじゃよ」

「きゅ!」

「ブモモモモモ。ラビットブモか良い奴ぶもね」


黒いオークの方へ見てみると手を前に出して石の槍を受け止めていた。


「ラビィ。ありがとう」


ラビィにお礼を言いつつもミラの説明を聞いていた。

確かに魔力崩壊は魔切りと同じものだけど魔切りは呪術によって使えるようになった特性に対し魔力崩壊は一部の魔人が使うことができるようだ。そして使える魔人というのはヴァンパイアたちだという。


「ふむ。やはりの。お主に名前を与えたのはヴァンパイア種ということか」

「ぶも!?。なぜそれを」

「あたりまえじゃ。自国のことぐらい理解しておる」

「どういうことブモ?」

「名乗らないやつに教えてやるつもりはないのじゃ」


ミュールがそう言った後に発動させていた焔の短剣で斬りかかる。黒いオークはそれを受けた後にしずくの時と同じように弾き飛ばそうとしたところで手に持った鉈が赤みがかる。それを見た黒いオークは鉈を手放して後ろに跳んだ。そして今まで以上の大きさで雄たけびを上げた。それによって森の中から普通のオークが出てきた。そして黒いオークの周囲に集まった。


「ブモモモ。お前らのことを認めてやるブモ」

「認めてくれたのは嬉しいけど何かあるの?


しずくが素直に聞いているそれに対し黒いオークは魔力で作り出した黒い鉈を私たちに向ける。


「ブモモモモ。お前らの知りたかったことを教えてやるブモ。俺はレイド様より名前を授かったクウキだブモ」

「レイドか・・・・。それならこちらも名乗ろうではないか。主を倒す相手の名前ぐらいは知っておいたほうが良いじゃろう。私の名はミュセル・スネイク。オヒューカス帝国現皇帝じゃ」

「ブモモ!?皇帝は確か行方不明と聞いたブモ。これは良い情報を手に入れたブモ」


黒いオークがそう言った後に黒い鉈を振るうそれによって斬撃がこちらに飛んでくる


「それはさせないよ」


そう言ってしずくが前に出て手に持った刀を振るとそこから黒いオークと同じように黒い斬撃が飛び出して相殺する。


「クウキあんたのは相手はb」

「待てしずく。こやつは私の獲物だ。帝国のガンが作りだしたやつじゃからの皇帝である私が対応するのが筋というものじゃ」


ミュールはそういってから焔の短剣をクウキへと向ける。それによって周囲のオークたちも動き出す。周囲のオークたちは私たちが順に対処をしていく。


「ミラたちは手助け不要じゃ」


ミュールはそう言ってクウキへ向けて走り抜ける。それを見送った後にミラはぽつりと漏らす。


「何本名言ってるのよ。レイドとかいうやつが聞いてるかもしれないのに」

「そうなったときはぼくたちが頑張って守るしかないよ」

「そうだね」

「それじゃ私たちはこのオークたちを順に倒していこうか」


クウキはミュールに任せた後私たちは集まってきたオークどもの相手をする。とはいってもオークはこの廃村に到着した時と同じ強さだたのでそこまで時間もかかることもなく倒すことができた。その際にラビィがいないことに気づいた。


ーーーーーーーーミュール視点-----------

くるみたちに空気を任せてもらった後にクウキに向き合った際に頭の上に重みがかかる。


「きゅっ」

「なんじゃ、私に任せておけと言うただろう」

「きゅうきゅ」


私がそう言うとラビィは首を横に振る。それを見ていたクウキがこちらに言ってくる。


「俺は別に構わないブモラビットがいるぐらいちょうどいいハンデブモ」

「仕方ないのじゃ。振り落とされるでないぞ」


私はラビィにそう告げた後にクウキへ向けて走っていく。



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