集落を目指して
ミュールがドラゴンの生態をギルド長へ伝えた翌日。私たちはギルドへと顔を出す。
「こんにちは」
「くるみさん達ですか。改めまして情報ありがとうございます」
私が声を掛けるとギルド員さんは私たちに気づきお礼を言ってくる。私はそのお礼に答えた後に今日の予定であるドラゴンの巣の近くを通らないようにしながら森エルフの街に行ける道を聞くことにした。
「そうですかそれは残念です」
「残念ってどうかしたんですか」
「えぇ、実は本日よりこちらの依頼を掲示板に張り出しました。」
ギルド員さんはそう言ってクエスト用紙を見せてくれるそれはこの追うな依頼だった。
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有識者によりドラゴンの生態が判明しました。情報によるとドラゴンの巣がある可能性があるとのことです。
森の中を捜索し、ドラゴンの巣の調査お願いします。
レッドドラゴンを発見した際は即座に逃走するようにお願いします。
出発日は本依頼発行から2週間後になります。
報酬金:大銀貨5枚
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と言った物だった。これを確認して私たちは相談の後この依頼を受けずに次の街を目指すことにした。それを伝えるとギルド員は了承した後に街というより集落となっている場所を紹介してくれた。
私たちはお礼を言った後にルクバトを後にする。
「あぁいった依頼もあるんだね」
「巣を見つけてどうするんだろう」
私の純粋な疑問に合わせてしずくも自身が気になったことをくちにした。それを聞いたミラが説明してくれる。
「いくつか対策はあるけど一番は一定の期間。数年単位でその巣の周囲に人が入らないようにしたり、今回でいうレッドドラゴンがこっちに来る周期を調べてそのタイミングに合わせて高ランクの冒険者を読んでおいて討伐したりすることもある」
「できればあのレッドドラゴンはおとなしくしておいてほしいところなんじゃがな」
ミラの説明を受けて私たちが納得しているとミュールは自身の感想を伝えてくる。それを聞いた私たちはミュールの優しさに笑みを浮かべる。
そこで今度はミュールが以前から気になっていたのだろうことをしずくに聞く。
「それはそうとしずくよ。なぜドラゴンの特徴を知っておらなかったのじゃ。魔装の練習時にも相当闘っておったのじゃろ」
「そうなんだけどえ。普通にダークブレードが効いてたんだよね」
「しずくの戦ってたのって何色じゃった?」
「えっ、普通に黒いドラゴンだよ。ミールもブラックドラゴンって言ってたし」
「そうか、それなら闇属性は効かないはずなんじゃがな」
そこまで話したところで、正面から灰色の狼が走ってくる。
「ぐるるる」
「グレイウルフだねサジテール地方ではよく見る魔物」
「【ファイアボール】」
ミラがそう言った後に矢を番えてグレイウルフの右足目掛けて放つ。グレイウルフは飛んでくる矢を左左に跳ぶことによって躱したがそこにミュールの打った火球がグレイウルフに直撃する。
「ふっ。ちょろいものだ」
「ミュール油断ダメ」
「なんじゃここら辺じゃかなうやつはいなかろうて」
ミュールがそう言ったところで4人で周囲を警戒しつつも話しながら歩いていく。この日はこれ以降魔物に襲われることもなく夕方となる。なので泊まる場所を作りつつ私は夕飯の準備をすることにした。
「ご馳走様。水浴びてくるね。ミュールもいくよ」
「えぇ、面倒なのじゃ」
「ダメ。ちゃんと水浴びする」
ミラにそう言われてミュールは渋々としずくに出してもらった水の入った水桶をもってテントの裏へといく二人を見送る。
「くーねぇ」
「ん、どうしたの?」
2人を見送ったところでしずくが私の名前を呼んで自身の影耳かきを出して、私に渡してくる。それを見てしずくが何をやってほしいのかを理解した私は自分の膝の上を軽くたたいてしずくに膝枕する。そして耳掃除をしてあげることにした。
「んっ」
「大丈夫?痛くない?」
「大丈夫。気持ちいよ」
そう話しているとしずくがコクリコクリと船をこぎ時始めた。そのまましずくに痛みを与えないように気を付ける。そうしているとテントの後ろから汗を拭いたミラたちが戻ってくる。
「あれ、しずく寝ちゃった?」
「む~・・・起きてるよ~。。。」
しずくが眠たそうな声でそう返事を返す。ミラたちが戻ってきて少ししたところでしずくの耳掃除が終わる。そのころにはしずくは完全に眠ってしまっていた。
「ミラ、ごめん今日は私たち先に寝させてもらうね。後ミュール水お願い」
「問題ないよ」
「わかったのじゃ」
それぞれ了承したてくれたところで私はしずくを抱き上げてテントの中へと入る。
テントへと入ったところでしずくの服を脱がしてからしずくの体を拭いてあげる。その後に自分の体を拭いてから一度テントを出ることにした。テントを出てから水を処分してから睡眠をとることにした。




