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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
8章 「天秤の過去」
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劣竜捜索

サジテールの港に到着したところでシープさんがこちらに私たちにお礼を言ってからクエスト達成書を和してくれた後に積み荷下ろしの指揮に行った。

私たちはシープさんから受け取ったクエス達成書ギルドへと持っていく。


「ようこそ、冒険者ギルドルクバト支部へ。本日はどういった御用件でしょうか」


私たちがギルドの受付へといくとすらっとした褐色肌の男性エルフが受付をしていた。


「エルナトから受けてきた護衛依頼の報告しに来ました」

「そうでしたか。クエスト達成書の提出お願いします」


そう言われたので私はさっき受け取った達成書を渡した。達成書を受け取ったギルド員さんは手続きをした後に報酬金を渡してくれた。私は報酬金受け取った後にいて座の神殿の場所を確認する。


「いて座の神殿ですか。神殿でしたらここから西に行ったところにある森の中にあります。詳しい場所まではすみませんが知りまん。森エルフの都市に行けば詳しい場所はわかるかと思います」

「そうなんですか?てっきり知っているものかと思ってましたが?」

「実はいて座の神殿は少し特殊でして私たち海エルフの大きな街となるここルクバトと森エルフのところにそれぞれある形になります。そしてユキ様が降臨なされるのは森の神殿となります」


そう説明してくれた。そしてここから一番近い森エルフの集落を教えてくれた。そしてそこまでに行くまでの依頼をいくつか照会してくれたがその中に気になるクエストがあったので受けることにした。


===============

サジテール地方のエルフの森近辺に劣竜の出没が確認された。

種族などの情報がないので詳しい情報の収集を求む。

可能であれば討伐もしていただきたいが無理はしない様に。


報酬金:情報の質により変わります

===============


気になったのはこういう依頼だ。この依頼を受けた後に私たちはルクバトを出て外に出てから森と草原のはざまに向けて移動することにした。



森と草原の狭間を目指して歩いているとしずくがぽつりと私も気になっていたであろうことをつぶやいた。


「劣竜ってどんなやつなのかな?」

「劣竜は簡単に言うとドラゴンが少し弱くなったような奴だね」

「そうじゃ、簡

単に言うと空を飛ぶやつでは翼と前足が一体化したワイバーン。陸を歩くやつではアースリザードという地を這うオオトカゲじゃな」

「それに劣竜となるとブレスを吐いてくるから気を付けないといけない。そして今回は関係ないけど海にもアクアリザードっていうリザードマンの長の劣竜がいる」

「へぇ、そうなんだ。そしてなんか来るね」


ミュールの説明にミラが追加での説明をしてくれる。それを聞き終わったところでしずくが反応する。しずくがそう言うと同時に森の中から一組のパーティが走ってくる。その際に怒鳴っているのかいら立った声が聞こえてきた。


「あれが劣竜なわけねぇだろ。誰だ嘘の報告をしたのは」

「文句はあとできいてやる今はとにかく走れ」

「お前たちも逃げろ竜が来るぞ」


逃げてくる冒険者たちの一人が私たちに逃げるように言ってくる。そして殿を務めていた一人が声を上げる。


「ブレス来るぞ」


その言葉と同時に上空から前足と後ろ脚のある赤色の西洋竜が大口を開けてこちらを見下ろしている。そして大きく息を吸い込みこちらに向けて火の吹いてくる。


「しずく、いける?」

「大丈夫」


しずくがそう言うと既に漆黒の衣を纏って闇冷の鯉口を切っている。そして火の息の熱が感じるようになったところでしずくが動いた。


「ていっ」


しずくがその掛け声とともに闇冷を振りぬく。その際にしずくは何かしたの

か斬撃が飛んで行った。そして闇冷の魔切り効果で魔力のこもった火の吐息を切り裂いていく。そして、しずくは最初の時と同じように刀の鞘に手を当てた状態だった。ただ違うところと言ったら刀を完全にしまっているところだった。


「ミラあれって」

「レッドドラゴン。見ればわかると思うけどあれは劣竜じゃなくて立派なドラゴン」

「まぁそうだよね」

「ブラックドラゴンとどっち強いかな」


私が嫌になりつつしずくが特訓の際に会ったブラックドラゴンと比べようとしている。その発言の差を聞いたミュールは少しびっくりした表情でこちらを見ている。


「まぁ聞きたいこともあるが。ここはこの赤トカゲをどうにかせんとな」


ミュールがそう言ったところでレッドドラゴンがこちらに目を向けてくる。


「光はすべてを映し出す【聖光の眼鏡】」

「荒れ狂う風によってすべてを穿つ【荒れ狂うの風弓】」

「こ奴に火は相性が悪いからな。受けるものをすべて受け流す【流水の甲殻】」


それぞれが魔装を発動させたところで私はしずくに近づいた後に確認する。頭の上にはラビィが乗ってすぐに対応ができるように準備している。


「しずく、大丈夫?」

「うん、まぁあれぐらいなら何とか。それじゃぼくも頑張るかな」


しずくは深呼吸した後に闇冷をしまい周囲の魔力を活性化させていく。そして周囲にある闇の魔力が多くなったところで唱え始めた。


「右手に持つはすべてを切り裂く、無類の帯刀【漆黒の居合刀】」


それによってしずくは積水を居合刀に切り替えてレッドドラゴンと対峙した。対するレッドドラゴンは一声咆哮を上げて私たちを敵と認識したようだった。

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