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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
1章「冒険の始まりと冒険者登録」
2/500

ステラシオンの常識

皆さんに知ってもらうために今週は下記日時でアップします。

確認者の多い時間帯を今後の日曜日の更新時間にする予定です。


3/26 21:00(今回)、3/28 18:00、3/30 12:00


10/11 修正

 私たちがこの異世界に来た日の夜、ミントさんから明日以降世界のルールや戦闘技術について教えてもらうことになったとしずくから聞いた。なぜしずくから聞いたかというと、話している間ずっと片付けをしていて一切聞いていなかったからだ。

 夕飯はミントさんが作ってくれた。夕食を食べた後に、こちらに来る前と同じようにしずくと一緒のお風呂に入る。お風呂からあがった後、ミントさんに空き部屋に案内してらい、私たちはベットに横になった。

疲れていたこともあり横になってすぐに二人してぐっすりと寝てしまった。


 翌日昼頃に目を覚ました。そのまま横を見るとしずくがいなかったので、どこに行ったのかと思い周囲を見ていると、部屋の扉が開き誰かが入ってきた。


「くーねぇ、起きた?」

「あぁ、しずくだったんだ。うん、起きてるよ。おはよう」

「ミントさんが昼食食べてからいろいろと教えてくれるって」

「あぁ、そういえば異世界に来たんだったね。わかったよ、昼食ってどうなってる?」

「お昼はミントさんが作ってくれてるよ」

「わかった、じゃぁ行こうか」


 私はミントさんから借りている服に着替えてから部屋を出ることにした。

 私としずくの二人は、昨日ミントさんと話をした居間へと向かう。部屋に入るとミントさんの料理がすでに机の上に置かれている。


「くるみおはよう。やっと起きてきたか」

「ミントさん、おはようございます」

「それじゃ、まずは昼を食べるか」

「そうだね、ミントさん。くーねぇも一緒に食べよう」

「いいよ」


 私は、しずくに手をひっぱられながらしずくの隣に座った。そこでミラがいないことに気づいたのでミントさんに聞いてみた。


「ところでミントさん、ミラちゃんは?」

「ん?ミラか?ミラなら・・・」

まるで狙っていたかのようなタイミングで「がちゃっ」と扉が開く音がする。

「おっ、ちょうどいいタイミングで戻ってきたな」

「ミントさ~ん、お腹すいた~」


 弓を持ったミラが居間に入ってくる。ミラは持ってた弓をテーブルの横に置いてその場に座った。


「お帰りミラ。ご飯できてるぞ」

「やっぱりちょうど良かったみたい。いっつもこのぐらいの時間だから」

「それじゃ、みんな揃ったしご飯にするか」

『いただきます』と全員でご飯を食べ始めた。

 昼食の内容は、何かの肉と野菜のサラダとパンだ。食事中にミラに何をやっていたのかを聞いてみることにする。


「ミラちゃんさっきまで外に行ってたみたいだけど何してた?」

「ん?弓の練習だよ。裏に的作ってそこで毎朝練習してるんだ。多分午後から使うんじゃないかな」

「そうなんだ、頑張り屋さんなんだね」


私は正直にミラを褒めてあげることにした。


「ねぇねぇ、ミラこれなんのお肉なの?」

「しずくこれはね、昨日倒したホーンラビットの肉だよ。ここら辺では一般的に食べられている肉だね」


料理の材料の話や好きな食べ物等の話をしながら昼食は楽しくすぎていった。


 昼食が終わりこれから、ミントさんの講習となる。


『ミントさん、よろしくお願いします』

「わかった。あぁ、今日の予定はこの世界の通貨や魔力といった一般常識を教えたあとに外で軽く体を動かしてもらう予定だ。何を教えるにしても最初に確認しなくちゃいけないのは、この世界の文字が読めるかどうかになるな」


そう言ってミントさんは紙にホーンラビットと字を書いた。


「大丈夫だよ。ホーンラビットっていう文字読める」

「よし、ならこの世界についてだ。ここは、ステラシオンという世界になる。ステラシオンの生物には基本的に魔力を持っていて、魔力を使うことにより魔法を使うことができる。だが、どんな属性でも使えるわけじゃない。人や魔物それぞれに適した属性がある。二人がどんな属性に適性があるかは戦闘訓練の時に確認するとして、質問があるようならどんどん言ってくれて構わないからな」


質問してくれて構わないとってくれたので遠慮なく質問をしていこうかな。


「ミントさん質問があります」

「なんだ?くるみ」

「どういった属性があるんですか?」

「基本属性としては火、水、地、風、闇、光がある。あくまで基本なのでそれ以外の属性を持っている生物もいる。他にも持っているのは1属性であることが多いが複数の属性をもっていることもある」

「わかりました」

「ミントさんぼくからもいい」

「いいぞ、しずく」

「属性って増やすことできないの?」

「う~ん、増やすことか。できなくはないが、数百年使って何とか一つとかそういったスパンならできないことはないが、人間の寿命ならまず無理だろうな」

「そうなんだ」

「ほかに無いようなら次に行くぞ。次はこの世界の通貨だが、どの国でも共通でスターという通貨を利用している。実物はこれだ」

 ミントさんが革の袋から出したのは、中央に星が描かれた大小の銅貨、銀貨、金貨だった。

「これらはこの銅貨で換算すると小銅貨10枚で大銅貨1枚の価値になる。ほかのも同じ換金レートだ。硬貨の価値としては銅貨、銀貨、金貨の順に高くなっていく。他にもここには出さなかったがあとは白金貨があるが、ほぼ一般で使うことはない。旅の際に使う宿屋はだいたいひとりあたり小銀貨3枚ほどで1泊することができるな。一番重要なこのスターを稼ぐ方法としては色々とあるが、お前たちにできるとしたら冒険者だろう」

「ミントさんなんでですか?」

「あぁ、いい質問だしずく。職業としては商人や木工等色々とあるがそう言う職業は子どもの頃から修行を積んで技術を身につけている。その為、今からじゃ技量に差がありすぎて職人になることは難しい。それとは別に、冒険者は年齢が15歳からと犯罪歴がないことという制限はあるがそれ以外に制約はない」

「じゃぁ、冒険者になるとしてどうやって稼ぐの?」

「うむ。冒険者は街の人などからの依頼が各街や村などにある冒険者ギルドの掲示板に張り出されている。張り出された依頼を達成しギルドへ報告することで、報酬としてスターを受け取る。流通状況により若干の違いがあるが、薬草納品で小銀貨1枚とホーンラビット5体討伐で小銀貨2枚になる。だから、初心者はホーンラビット討伐と薬草の収集を併せて受注することが多い。基本知識はこんな感じだ。文字の読みは出来るようだが、書けるかどうかは明日確認する。それで、このあと戦闘訓練は行うつもりだがどうする?」

「どうするってどういうことですか?」

「ここ、ステラシオンを冒険して元の世界へ帰る方法を探すか、それともこのままここに住んでもいい。どっちにしても戦えるようにはなってもらうがな」

「そうだね。くーねぇどうする? ぼくはくーねぇさえいればどこでもいいけど、できればこの世界を見て回りたいな」

「そうだねぇ。私もしずくがいれば世界はどこでもいいからね。それじゃあ、しずくの希望通りこの世界を見てみようか。世界を見てまわるついでに元の世界に帰る方法をゆっくり探してみよう」


 私たちは、この世界を見て回りながら元の世界に戻る方法を探すことにした。


「よし、今後の行動が決まったみたいだな。つかぬことを聞くが帰る方法がわからなかった場合二人の両親が心配するだろう」

とすごく当たり前のことを聞かれた。その質問に対し私たちは少し暗い表情を浮かべた。

「あぁ、すまん。言いたくなければ言わなくていい」

「いえ、気にしないでください。ただ中学生の頃に私としずくの関係がばれて家を追い出されたんです」

「それで今、ぼくとくーねぇは一つ屋根のしたいつでもいちゃいちゃできるようになったんだよね」

「まぁ、追い出されたといっても二十までは仕送りはしてくれてるから生活に支障はないけど」

「そうだったんだな。それにしてもお前たちは二人はほんとに仲いいな。この話はここまでにしよう。冒険者になって世界を回るならミラを連れていけ。私ほどではないがお前たちよりは、この世界にも詳しいし、戦闘も問題なくこなせる。ミラには今晩にでも話しておくさ。今ミラは狩りに出てるからここにはいないからな」

『ミントさん、ありがとうございました』


 これで、今日分のステラシオンの常識の勉強が終了した。このあとは外に出て戦闘訓練を行うみたいなので気が重いけど。


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