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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
7章「倭国の妖刀」
198/500

対峙_1

ーーーーーーーーくるみ視点-----------

午後になってから私はグレンさんたちと合流してから再び本殿に到着した。


「くるみ機嫌悪い?」

「そんなことないよ」


合流してすぐにミラに機嫌を聞かれたがそんなことはないと答えた。しずくがいなくなってすぐから比較的精神的に精神状態は安定している。まぁミラにはそんなことはないって答えたけど少しだけイライラしているのは間違いないかな。

そんな考え事をしながら本殿に向かっていく。その間に本殿に到着した。本殿の前には既にミールが出ており合流する。


「ねぇ、ミール。

「さいあく腕を切り落とした場合にリカバリをしずくに使う予定ってある?」

「悪いけど、その予定はないわね。カールがね「ちょうどいいから試練の一つとして使わせてもらおう」ってだから基本私は案内だけなんだ」

「そうなんだ。でも今回の試練って私たちだけ?」

「いや、アルキオネの話を聞く限りでは精神で妖刀に打ち勝ってもいいってことだからしずくには精神面での試練になるね」

「そうなるんだ」


ミールの話を聞いたところ先のような返答が返ってくる。

それによって今回はミールの手助けは期待ができないということになる。話ながら神社から出ようとしたところで、いつもと同じだけどどこかが違う気配が急接近してくる。


「キヒ」


鳥居に近づいたところで鳥居の上からしずくが妖刀を地面に刺さるようにして上から落ちてくる。気配で気づいていたので私は後ろに跳ぶことで躱す。


「チッ、モウスコシダッタンダガナ」


しずくの声でそう言ってくる。それに対し私はアルジルを鞭にし聖なる眼鏡を発動させてからしずくと対峙する。眼鏡で確認したところしずくの周囲に大きめの黒い魔力が飛び交っていた。


「やっぱり闇属性が活性化してる」


私が後ろから来ているミラたちにも伝えるように口に出して確認する。私が声を出したと同時に妖刀は自身の体に活性された闇の魔力を取り込んでいく。私はそれを阻害するために取り込もうとする闇の魔力を撃ち落としてく。

そうしていると妖刀は煩わしくなったのか腰に差していた妖刀を引き抜き私が振るった鞭にを手に持った刀で切りつける。

切り付けられたことによって鞭が宙を舞って消えてしまった。


「それはさせねぇ」

「グレンさん!!」


鞭を切り飛ばしたと同時に斬撃を飛ばしていたようで私の正面にグレンさんが割り込み自身の刀で迎え撃ってくれた。


「へへっ、やっぱりな、飛んでくる斬撃に魔切りは入ってねぇ。近距離だけに気を付けろ」


グレンさんはそれだけ言うと妖刀に近づいていく。それを見送った後にラビィを召喚した。そして今回はラビィとの合成魔法を使う必要があるため、今回は私の頭の上に待機してもらうことにした。


「きゅっ!【きゅうい】」


ラビィはしっかりしてよとでも言いたいのか頭をぽふぽふと叩いてからヒールをグレンさんに飛ばした。さっき斬撃を受けてくれことで少しダメージが入っていたようだ。

そのまま戦況を警戒しつつ見ていると後ろから暴風でできた矢が飛んでいく。


「キヒ、マホウノエンチョウセンガクラウワケナイダロ」


妖刀はそう言うと刀で袈裟斬りにして接近していたグレンさんごと切ろうとする。グレンさんは後ろに跳んで下がり矢を先にいかせる。それによって矢だけが刀に切られた。


ゴォォォウ


という音がして突風が吹き髪を揺らす。


「そこなのじゃ」


そう言っていつの間にかに後ろに回っていたミュールが焔の剣を切り下ろす。


「アマイ」


妖刀が体を捻ることで無理やり刀でミラを切ろうとする。だがその時一瞬だけ妖刀の動きが止まる。その一瞬で正面に風を撃って妖刀との距離が少しだけ空くそれによって魔装が着られるだけに終わる。


「チッ、おりじなるガマダゲンキダッタカ」


妖刀がそう呟くとともに上に跳び鳥居の上に乗った。そして鳥居の上に飛び乗ったところで体の周囲に黒い衣が出来上がる。


「闇の衣発動させちゃったか。衣のことは説明したよね」

「あぁ、大丈夫だ」


いつの間にかに戻ってきていたグレンさんや後ろで援護に回っているレイカたちも思い思いに知っていると答えてくれる。私やミラ、ミュールは当然のごとく知っているので確認する必要はない。


ここからは連携が物を言う勝負となる。なのでそれぞれのパーティごとに行動することにした。


「【ライトバレッド】」

「【きゅいきゅう「】」


私が光の弾丸を撃ち後ろから妖刀の後ろから石の槍が突き出す。正面からの弾丸はすべて刀で切られ後ろの槍は衣で受け止めた。それと同時に正面から矢が飛んでいく。それを弾丸を切るついでにたたき切られる。


「クッ」


そこまでしたところで妖刀から苦悶の声が漏れる。見てみると肩口から薄っすらと血が滲んでいる。


「あそこまでやってやっとなのか」

「しずくだったらあれも躱してるよ」


感心しているグレンさんに私はしずくが本来の戦闘ならあれでも足りないと伝えるそれを聞いたグレンさんは顔を歪めている。そんな話をしながらしずくの動きを止めるため高速手段を探すことにした。


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