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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
7章「倭国の妖刀」
196/500

書物の内容

ーーーーーーーーくるみ視点-----------

しずくを退けた後のミラたちが戻ってきたそれに合わせて私も書物を読むのをいったん休憩する。


「くるみさんお疲れ様です。皆さんもお茶をどうぞ」


席を外していたクレハさんがお茶を持って戻ってきた。その際にミラたちの分を持ってきた辺りそこかでしずくが撤退した情報を得ていたのだろう。


「ありがとうございます」


お茶を受け取った後にクレハさんに礼を言う。その後、クレハさんはグレンさんたちの方にもお茶を私に行った。クレハさんを見送った後に体の凝りをほぐすために伸びをしているとミラとミュールが話しかけてきた。


「しずく助けれそう?」

「う~ん、今のところなんとも。だけど闇冷の特徴はわかったよ」

「ほう、どんなのじゃ」

「結構厄介なn」

「ちょっと待って、グレンたちにも聞かせたい」


ミュールに能力を問われたので説明しようとしたところでカールから待ったがかかる、そのままグレンさんたちの利く体制が整うのを待ってから説明を始めた。


「牡牛座の初代巫女さんが残してくれたこの書類に闇冷のことが書かれていました。書かれていることが本当であるならば能力としては二つになります」


そうして私は二つのことを説明した、簡単にまとめるなら自身の適合者の思考を奪い体を自由に扱うことができること。これは、不本意ながらもすでにしずくが受けてしまっている。そして現在ほかに適合者がいないので問題にはならないと思う。問題なのはもう一つの能力で、書物には「魔切り」と書かれていた。

魔切りは読んで字のごとくで魔法や魔力を切ることができる能力のようだ。それを聞いたミュール以外の全員はぴんと来ていなかったようだが、ここにいる3柱とミュールだけは最大限の警戒をしていた。そこで説明役が私からミュールへと変わる。


「お主ら、魔力を切るということにぴんと来ていない様じゃの」

「そんなもの当たり前だ。普段の戦闘でも魔法の打ち消しとは違うのか?」

「当たり前じゃ、普段の戦闘でやっているのはあくまでも反属性や相手の魔法異能の魔法を当てることによる打ち消しじゃ。まぁここではわかりやすいように魔力の破壊としよう。じゃがな、魔力を切るということは一つの技術でもあるんじゃ。アルキオネ様はできますかな」

「俺をなめているのか、できるに決まっている」

「ほかの連中は目に魔力を集めて魔力視をしてみるがいい」


ある程度の説明をした後にミュールに魔力視を使うように言われたので目に魔力を集め周囲の魔力を見ることにした。グレンさんたちも魔力視を発動したようで次の説明を待っている。


「皆も知っていると思うが、待機中には魔力が漂っておる。そしてここからは知る人は少ないかもしれぬが、上級の魔法を使う場合、この漂っている魔力を自身の体内に取り込んで魔法を使う必要が出てくるのじゃ。まぁ例に挙げるなら魔装がそうじゃな」


ミュールが説明しながらも自身の体に周囲の水の魔力を体内に取り込んでいき大きな氷塊を作り出した。そして次は風の刃出氷塊を細かく砕いた後に火の魔法で溶かして水を蒸発させた。


「アルキオネ様お願いします」


ミュールがアルキオネに声を掛けるとアルキオネは腰に差した刀を抜く。そのまま誰もいないところを振りぬいた。それによって多くの空気中に漂う魔力が消えた。


「おいおい、嘘だろさっきの話通りだとしたら、強力な魔法が一通り使えなくなるってことじゃねぇか」

「まぁその通りじゃ。それにじゃこれは私たちが関わってくるんじゃが魔装も切られてしまうから気を付けるんじゃ」

「ということはミュールの使い物にならない」

「うぐ、まぁそうじゃがそれ以外にも普通に使っている武器に魔力を纏わせ性能を強化していると思うがその魔力ごと着られる関係で強化なしと同じになるから気と付けるのじゃ」

「ということは基本回避出何とかしないといかないのか」


その後もいくつか危険要素の話をした後に次の話に移ることになった。


「それじゃ次ね。強制解呪だけど正直今できるかどうか怪しいかな」

「どういうこと?」

「何でも聖属性の魔力を直接大量に当てることによって強制的に妖刀の封印を行うみたいなんだけど、聖属性の情報が一切ないんだよ。何か情報持ってる人いる?」


私がそう聞いたが知っている人がいなかった。なのでカールたちにカレンさんの使っていた属性について聞くことにした。


「カレンが使っていた属性か。知っているのは回復魔法を使っていたということぐらいしかわからんな」

「そうだね、僕たちも少し会ったことはあるけど詳しい属性までは」

「そうですよね、カール今晩試したいことあるから特訓場使っていい?」

「あぁ、構わないよ」


私もは聖属性ということから一つの可能性が見えたので今晩私たちがよく使っているカールたちに空間を作ってもらうことにした。ここには、複数人いるから特訓場として聞いた。カールも私の意図に気づいたのか訓練場という言い方で納得してくれたようだ。

その後いくつかは対策を話し合ったがそもそもとして体を乗っ取られた後どのぐらい魔法が使えるかや知らない魔法を使ってくるかなどの情報がないので書物の確認を引き続きしていくことで解散となった。


ーーーーーーーーしずく視点-----------

刀を持った影に切られたから体感で数日が経過した。そのままあの影wおどうやって倒そうかと考えているところで依然と同じように湖に外の光景が映し出された。外は今夜のようでぼくの体は今建物の上を跳んで移動しているようだ。

屋根の上を何度か移動した後にぼくとお同い年くらいの女性が一人になったところで地面に降り手に持った刀を振り下ろす。そのタイミングでぼくの腕に矢が1本突き刺さった。それによってぼくの体はどこかへと跳んで逃げていく。その際に後ろが見えたので確認してみるとミラが弓を構えていた。


「ふぅ、何とかほかの人に迷惑を掛けずに済んだかな。こっちもすぐにどうにかしないと」


そう気持ちを立て直してからあの影をどうするかを考えていくことにした。

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