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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
7章「倭国の妖刀」
195/500

意識の中で

区切り良くするために短いです。

ーーーーーーーーしずく視点-----------

今朝方くーねぇから夢のことを教えてもらった後、グレンさんに案内されてクロム工房というところに着いた。ぼくは中が気になったので、我先にと中に入ったのだが、目の前に小さなおっさんがいた。

ぼくは、そのおっさんに襟首をつかまれて外に連れていかれ、そのまま外に投げ飛ばされる。

その扱いにぼくは少しイラっとしたが、一緒に来ていたグレンさんがこのおっさんの紹介をしてくれた。

その後、グレンさんとおっさんことクロムさんがぼくの腕前を品評していく。それを横で聞いていた。ぼくはその的を得た私的に対し反論ができなかった。


少し外で話した後、クロムさんにつれられて工房の中に入った。中に入ってからもグレンさんとクロムさんがカウンターで話していたので暇だったぼくは

「タルに入れられた刀を見てくるね」

と言って向かおうとした。そのとき、ぼくのことが心配なようで、くーねぇが一緒ついてきてくれることになった。ぼくとくーねぇ二人一緒にカウンターから離れることにした。そのまま樽の中の刀を見ていると鞘に数枚のお札が張られた刀が目に入る。

その刀を見たとたんぼくの思考に靄がかかったようにぼーっと見ることしかできなくなる。そのまま手を伸ばしお札が大量に張られた刀を手に取った。

刀を手に取ると同時にぼくの意識が無くなった。




気が付くとぼくは湖のような場所を揺蕩っていた。意識を覚醒させた後、自身の体を確認してみると何も服を着ていなかった。ぼくは慌てて両手で体を隠して辺りを確認してみる。だけど周囲には誰もいなかった。


「ここはどこだろう」


ぼくがそう呟いて辺りを見てみるとぼくが揺蕩っている湖の湖面に神社の風景が映し出される。それを見ているとぼくの声で

「ねぇ、くーねぇどこにいるの?」

という声が聞こえてきた。

(まるで動画みたいだ)

そう思ってみていると動画にミラやミュセルが画面に映ってきた。そのまま見ていると湖面に移っているぼくは腰に手を伸ばした。そこで僕は直感的にそれを使わせたらいけないと思った。


「それは使ったらダメ」


ぼくがそう叫ぶと湖面に浮かぶぼくの手に積水が手に出てきた。ぼくは積水を握るとそのままあたりを見回す。そうしていると湖面の一部にぼくの記憶が散らばっていた。そのまま湖の中央に向かって泳いでいくと少しづつぼくにとって重要な記憶が漂うようになっていた。


(ここってぼくの精神世界なのかな。ということはさっきのは外の光景?)


ぼくがそう思っているとさっきの光景を見ていてなんかむしゃくしゃしてきた

「ぼくの声と体で『くーねぇ』と呼ぶのは許せないな」


そう言った後、中央が見えるところに到着する。するとそこには湖上に突き立った漆黒の刀があった。


「ぼくの一番大事な記憶と言うとあれかな」


ぼくがそう思って中央に近づくと想定外なことに二つのかけらが湖面に浮かんでいた。一つはくーねぇと恋人同士になった記憶。正直これだけだ思ってたけど、この他に今年のエイプリルフールの記憶もそこに湖面に浮いていた。それを確認した後、中央に行くと漆黒の刀の傍らに座っている。ぼくと同じぐらいの背丈の影があった。その影は刀に手を掛けるとそのまま刀を構える。


そのまま影が足元にある記憶を切り裂こうとしたところで嫌な予感がしたので影との距離を詰める。


「【ダークブレード】」

「キヒヒヒヒ」


影が引きつったような笑い声をあげた後に影はぼくのお腹目掛けて剣を横に振りぬく。それを闇剣で防ごうとすると闇剣毎ぼくの体が切り裂かれる。そしてぼくの意識が途切れる。

そして目が覚めるとそこは陸に打ち上げられていた。


「あの刀もう何だろう反則過ぎるでしょ。次こそはぜったい倒す」


ぼくがそう思って起き上がるために地面に手を付けようとしたところで左腕が動かないことが分かった。ぼくは腕を動かせないか揉んだりして見たがどうも感覚自体が消失している感じだった。


「う~ん、魔法を切ることができるのはかなり面倒だな。何か対策立てないと」


ぼくはそう思いながら日課となっている魔装の練習をした後に対策を練ることにした。

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