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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
7章「倭国の妖刀」
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変わらぬ未来

「ん~・・・んんん~・・」

翌日の朝、私はしずくのくぐもった声で私は目を覚ました。それと同時にしずくが私の背中を叩いている。ぼーっとした頭で考えているとまたしずくのくぐもった声が聞こえてくる。その声が聞こえた方を見てみるとそこには私の胸に埋もれているしずくがいた。なので私はすぐにしずくを開放すると顔を赤らめて肩で息をしているしずくが抗議のまなざしを向けていた。


それはそれでかわいいんだけど今回は私が悪いので素直に謝ることにした。


「ごめんねしずく。寝ぼけてて」

「まぁ、今回は良いよ。(実際息苦しいのさえ除けば幸せな時間だったなぁ)ところでどうかしたのこんなことって初めてだよね」

「う~ん、実際そうでもないよ。ただいつもしずくが起きる前に私が起きてるってだけだし」

「な・・・なんだって。なんて勿体ないことを」


私が謝るとしずくはとっても幸せそうな顔をして過去になかった気がするって言ってきたので事実を教えてあげることにした。


「でも、何かあったの?」

「えっ、どうして」

「なんか、くーねぇ元気ないし」


しずくにそう言われたの私は鏡みた夢のことを祖ずくに話すことにした。それを聞いたしずくは私は抱きしめてきて来て

「大丈夫、ぼくはそんなへましないよ」

と言ってくれたので私は少し落ち着いた。そのとき、部屋の襖が開かれた。そっちに目を向けるとレイカが部屋の扉を開けたおようだった。


「くるみさん、しずくさん朝ごはんがd・・・ご・・・ごめんなさい」


レイカは顔を真っ赤にして誤って出て行ってしまった。それに対し私たちは一瞬意味が分からなかった。だけど自分たちの状況を見て得心が言った。


「しずく、服着て今に行こうか」

「そうだね、朝ごはんで来ているって話だし」


実際私たちはお互い裸で抱き合っていたことによってレイカが赤面して帰って行ってしまったみたいだったので、しずくに服を出してもらって服を着てから朝ごはんを食べることにした。今に行くとレイカが私たちが入ってきたことに気づきさっきの後継を思い出したのかまた顔が少し赤くなっている。それを見たモミジさんが心配していたけどレイカはごまかしていた。


「レイカは少し調子が悪いみたいだから今日は活動を休みにするか」

「そ・・・そんな悪いよ。別体調悪いわけじゃないんだし」


レイカはそう言っていたが、グレンさんは自分の使っている鍛冶師を紹介するためにも休みでいいだろうと言っていた。私たちの方はミラたちに付き合ってもらう必要もないので私としずく、ミラとミュールのペアでそれぞれ動くことにした。


朝食も終わったところでグレンさんに紹介してもらうために一緒に外に出ることにした。なんでも工房で直接作ってもらっているようで紹介制でハンドメイドで作ってくれるみたいだった。


「ここがクロム工房だ」

「ありがとう。ちょっと中でどんなのあるか確認してみるよ」

「ちょっと待てしずく、俺の説明聞いてないだろうって行っちまった」


グレンさんがしずくを止め射ようとしていたがしずくは聞こえていなかったのかそのまま工房の中に入っていってしまった。


しずくが工房のなかへ入っていったところで小さいおっさんに首を掴まれて外に放り出されてしまった。それに対ししずくはきょとんとした顔をしている。


「ここは技術が未熟なガキの来るところじゃねぇ」


小さいおっさんがそう言うとしずくは眉を上げて、口を開く。


「ガキってぼくそこまで子供じゃないよ」

「はっ、遊びに来たようなガキに対してガキと言って何悪いってんだ。まぁ見たところ冒険者で刀をそれなりに使えるようだがな誰からも紹介されずに来るような奴はガキで十分だ。それに使い込んではいるがまだ腕が甘いようだしな」


しずくに対しそうっている小さいおっさんは横を見てみるとグレンの姿が目に入ったのか軽く舌打ちをする。


「ちっ、グレンからの紹介かよ」

「悪いなクロム」

「まぁ、紹介してくれたやつがいるなら構わねぇよ。それでグレンの紹介だから大丈夫だと思うが実力のほどはどうなんだ」

「刀の使い方はもう少し練習はっ必要だが絶望的っていうほど時じゃないな」

「まぁそんなもんだろうな。実際腰に差している刀の芯にダメージが入っているしな」


しずくはそう言った評価を受けていた。しずく自身もその言葉に対し思うところがあったのか反論などもしなかった。実際そんなしずくを見ていた小さなおっさんは肩に手を置いた後に工房の扉を開ける。


「まぁ中に入れ。詳しい話は中でしよう」

「ありがとな」


グレンさんにクロムと言われた人の後に従って工房の中へ入っていく。そこには刀や鎧が少ないながらもおかれていた。しずくはその光景に興奮しているようだった。だけど今朝のこともあるのでしずくの手を握ってどこかに行かないようにしている。


「俺はクロム。この工房の店主をしている。種族としてはドワーフだな。よろしく頼む」


そう言ってクロムさんはこちらに手を差し出してきたので私たちはそれぞれ自己紹介した後に握手した。


その後すぐに私はしずくに引っ張られて扉横にある刀のが入れられている場所へと歩いていくことになった。そんな中で私はグレンさんの話にも耳を傾けていることにした。


「クロム、どうだ、あれは無事に手に入ったのか」

「ふっ、もちろんさ。今見せてやるから待ってろ」


そう言ってクロムさんは店の奥に入っていく。それと同時にそのままグレンさんと話していると奥から

「あれ、おっかしいなここに置いたと思たんだが」

という不穏な声が聞こえてきた。


「あれ、何だろうこの刀」


グレンさんの方の話を聞いているとしずくが何かを見つけたようでそっちを見てみるとそこにはお札のようなものが鞘に大量に張られた刀が入っていた。私はその刀に見覚えがあったのでしずくを止めようと口を開く。


「しずく、ちょっと待tt」


私ががそう言うも空しくしずくはその刀を手に持ってしまった。それを見ていたのかグレンはすぐに腰に差した刀を引き抜きしずくへ切りかかった。しずくはグレンさんへの対処より先に知覚にいた私のお腹を鞘に入ったままの刀で殴ってきた。突然のことで私は対処することができず壁まで殴り飛ばされてしまった。


「くふっ」


私は壁にぶつかったことによって息が少し漏れる。一方しずくは私を殴り飛ばした後、そのまま刀を上にあげることで、上段から斬りかかったグレンさんの刀を防ぐ。

それと同時に鞘に張り付けられた神がすべて焼かれてしまった。


「きひ」


しずくは普段はしないような笑い方をして刀を横に振りぬいた。それを受けたグレンさんはカウンターまで弾き飛ばされてしまった。その後しずくは刀を縦に振り下ろした。それによって刀を振った軌跡に沿って黒い斬撃が放たれた。グレンさんはその斬撃を刀で受け止めるもはじけた斬撃が周囲に広がり私たちと建物に切り傷を付けた。その後しずくがいた方に目を向けるとしずくは既にその場にはいなかった。


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