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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
7章「倭国の妖刀」
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魔装の同時発動

ーーーーーーーーくるみ視点-----------

ミラたちが外に出た後私たちは引き続き中で少しの間、刀の話やトーラスのことについて話していた。

そうしていると時間的に夕方になり始めたのでお暇しようとしたところレイカの母親に今日は止まっていくように言われたその言葉に甘えることにした。そしてレイカに連れられて裏に回る。裏に回るとちょうどカエデに魔装について教えていたようだった。


「くるみ、もういい時間だし宿屋取る感じ?」

「いや、クレハさんが止まって行けって、だから私たちもここで魔装の特訓させもらおうかなって」

「そうか、それなら私も引き続き練習といこうかの」


ミラに聞かれたので答えると同じように聞いていたミュールも引き続き魔装の練習をするようだ。そう思っている私にミラが一つの提案をしてくる、


「私も練習に移るからカエデをお願いしていい?」

「大丈夫だよ、しずくはどうする?」

「ぼくはダークブレードの魔装化させようかなって」


しずくにも聞いてみるとそう帰ってきた。それを聞いてから私はカエデの魔装の練習に付き合うことにした。


「くるみさん、わざわざありがとう。でも練習しなくていいの?」

「あぁ、私の場合今は次の魔装のイメージを固める段階だから。それじゃ少し様子見させてもらうね。光はすべてを映し出す【聖光の眼鏡】」


私はそう言うと眼鏡をかけた。まぁ、様子を見るのに魔装までは必要ないんだけどこのメガネを付けていると光量の自動調整がされるのでとっても見やすい。

そう思っているとレイカとカエデが二人して話しかけてくる。


「くるみ、私にも魔装教えて」

「くるみさん、魔装の二つ発動見せてください」

「レイカは教えてもいいけど、魔装の二つ発動はやめておくよ。純粋に疲れるし」

「じゃぁ、ぼくが見せてあげる」


そう言ってしずくがこちらによってきた。しずくも私と同じようにイメージを固めている状態なので、そこまで問題があるわけではない。でも私と違ってしずくは次の魔装をどれにするかを決めているという違いはあるけど。


「それじゃ行くよ。ぼくは影なり、すべてを飲み尽す者【闇の衣】」


しずくはそう言うとすぐに闇の衣を発動させる。その後に一度深呼吸をして周囲にある魔力を集めていく。私はその光景を二人にもっ見てもらうために魔力視を発動させてもらう。ミュールの時にも一度見ていたのかカエデはその違いに気づいたようだ。


「すごい、すでに発動している魔装にも魔力を行き巡らせつつ魔力練ってる」

「そうなんだよね、だから自身の属性が少ない場所では余計に疲れるんだよ。そういうこともあってこれからの時間私は二つの魔装はあまり使いたくないんだよ。とはいえここは鎮守の森のおかげで木の魔力は多いみたいだけど」


私はそう評価するも魔装で木属性はまだ作っていないのでここで使うことはできないんだけど。そう思いつつしずくの様子を見ているとしずくの準備も整ったのか次の魔装を発動させた。


「ぼくの腕は影のように、すべてを防ぐ装甲となる【影の装甲】」


しずくがそう言って二つ目の魔装を発動させた。すると闇色の装甲を両手両足に着込み紫色のマントを北状況となった。それを見ていたレイカは少し疑問に思ったのかしずくに問いかけた。


「マントだけの時は黒かったのになんで今は紫色なの?」

「それはしずくの実力不足かな。闇の魔力だけで足りなかったらから水の魔力で補ったんじゃない?後マントには触らないほうがいよ」


私がそう指摘するとしずくは少し気まずそうな顔をしながらうなずいていた。それを見た私は二人に向き直りカエデに魔装の練習をさせていく、その様子を確認しつつレイカには魔装の特徴と練習の仕方を教えた。


「カエデもレイカもまだ大気中の魔力を操作できてないね」

「そうは言いますけどどうも大気中の魔力を使うイメージが」

「まぁそうだよね」


私がそう受け答えしつつ少し手伝うことにした。まず私はカエデに魔力を使用するようにお願いすると私は周囲にある地属性の魔力を集めつつ少しづつカエデの体内に入れていく。


「ん。な・・・なんか・・・変な感じ」

「ちょっとカエデ変な声出さないで」


魔力をカエデの中に入れていくと今までと違う感覚にカエデは色っぽい声を出す。それを近くで聞いていたしずくに白い目で見られた。

(これは夜大変なことになりそうだな)

私はそう思いながら二人に教えていく。そしてある少し流さした後にカエデの様子を見てみると顔を赤くして打ち上げられた魚のようにぴくぴくしていた。そんなカエデを休ませている間に


「カエデはさっきの感覚を自力でできるようになること。そうしないと魔装は危なくて使えないからね。さて次はレイカだね」

「ひっ」


私はそう言いながら横で見ていたレイカに目を向けて次はレイカに感覚をつかんでもらうために魔力を集めてもらうようにお願いしようとしたところでレイカは短く悲鳴を出して少し距離をとられた。それをされて私は少しショックを受けながらもレイカを説得して何とかレイカにも大気中の魔力を取り込む感覚を一度受けてもらうことができた。

その際にも艶っぽい声を出していたのでしずくに白い目で見られる。それにちょっとショックを受けつつちょっとしたいたずらを思い浮かんだ。


レイカとカエデの様子を確認しつつしずくが魔力を集めたところでしずくが集めている魔力と同じ闇の魔力を外部から少しづつ流し込んでいく。


「ふにゃっ!?」


それをされたしずくは予想だにしないところから魔力を流されたことで変な声を上げた。それを横目にニヤニヤしているとしずくが私の方を向く。そして笑いながら私に抱き着いてくる。


「悪さをしたのはお前か」

「だってしずく拗ねてたじゃん」


しずくは構ってくれたのがうれしかったのか満面の笑みでそう言ってきたが、私は拗ねてたことを返すもしずくは罰の悪そうな顔をして言葉を紡ぐ。


「そりゃくーねぇが練習のためとは言えカエデやレイカにあのあアンナ艶めかしい声を出させてたら拗ねもするよ」

「ごめんね、こっちおいで」


私はしずくにそう言って地面に胡坐をかく形で座った後に中央にしずくは三角座りで腰を下ろした。そのまま私はちょうど肩のところに来たしずくの頭を撫でてあげることにした。そうしている間にしずくは機嫌をある程度直してくれていた。


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