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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
7章「倭国の妖刀」
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それぞれの魔装_2

それぞれが相手を決めたところでそれぞれが動いていく。すでに魔装をを使っているしずくは影の衣によってグレンさんをすでに拘束していた。影の衣は闘技大会の時と違い首元に紫色の宝石が出来上がっている。


「不意打ちとはいえグレンがもうやられたか。まぁこっちも速攻でけりを付けようか。今度もうまく躱せよ」

「あんまり肉弾戦はやりたくないんだけど」


アキラさんがそう言うとすぐに周囲に魔力を集めていく。それに私は苦笑しながらも実践初の魔法を使うことにした。


「光はすべてを映し出す【聖光の眼鏡】」


私がそう言うと真っ白の眼鏡がかけた状態で作られた。そのメガネの鼻当てのところが白い宝石となる。

作ったメガネによって周囲の魔力が目に負荷がない程度の明るさが周囲にはっきりと見える。その中でアキラさんが集めている緑色の魔力を中心に鞭で叩き落していく。それによってアキラさんの顔が歪んでいく。

その間に鞭でアキラさんの手元に当てる。それによってアキラさんは諦めたようだった。


「なんてくそ面倒な魔法を使いやがる」

「そうですかね。実際カールやミントさんは普通に魔法使ってきますよ」

「カールって双子神のか?」

「はい」

「ミントっていうと神獣殺しのミントだよな」

「獣帝国でそんなこと言ってましたね」

「そいつらを基準にするんじゃねぇよ。一般の俺らにはそれだけでも十分きついつーの。対応できるにしても本格的な魔術師ぐらいだろう」


そういうとアキラさんは顔に手をあてて文句を言っていた。そんなアキラさんを見ていると魔装を解いたしずくがこちらに向かって走ってくる。


「メガネくーねぇだ~」

「しずくの方はもう開放してもいいの?」

「うん、グレンさんがこっちの戦いはもう終わりだって」


そう言ってしずくは私のお腹に顔をこすりつけている。私はそんなしずくの頭を撫でる。そうしているとミカゲさんがこちらに歩いてきた。


「相変わらず二人は仲良し」

「もちろんだよ」


そんなしずくを見ながら私はメガネを外すと光となって消えていく。

そこにミカゲさんが気になったのか爆弾を一つ放り投げてきた。


「くるみの魔装?出しずくの魔装止めれるの?」

「どうなんだろう、やったことないな」

「やってみてもいいんじゃないかな」


しずくがそう言うと私に魔装を発動させるように言ってくる。なので、私は再びメガネを作る。そしてしずくとある程度離れた後にしずくは辺りの魔力に働きかけて闇の魔力を集めていく。私はその魔力を鞭で叩き落としていくも積水を使ってある程度まとめて集めている。それに合わせて自身の魔力まで使っている。

そのまま数秒ほどたつとしずくは影の衣を発動させた。


「ふぅ、やっぱりくーねぇのそのメガネ反則」

「そういいつつ影の衣発動できてるじゃん」

「いつもよりぼく自身の魔力を倍以上使って何とかね」

「なるほど」


ミカゲが納得した後に周囲に目を向けるそれにつられるように私も周囲を見てみるとミラとミュールの方も間もなく終わりそうな空気が出始めている。


「荒れ狂う風によってすべてを穿つ【荒れ狂うの風弓】」


ミラがそう言うとミラの持つ弓に風が纏うそれに合わせて弓の中央に緑色の宝石が出来上がる。ミラがそのまま弓を弾き放つと辺りに風が吹く。そのまま髪をたなびかせながら矢を放つと風に乗った矢がそのままレイカの持つ弓の糸を切って勝負が終わった。

ミュールの方を見てみるとレイカの使う魔法で属性の魔法で相殺している。それを見たグレンがミカゲに視線を向けてから一度頷く。それによってミカゲさんは私の前からふっと消える。それを見送った後にミラが私たちに合流した。


「ミュールは余裕そうだね」

「だけどこの後はわからないよ」


しずくがそう言うとミュールはいきなり私たちの方にに手を出す。


「面倒じゃな【イービルランス】【ストーンバレット】」


ミュールはそう言うと掌からパイモンも使っていた闇の槍が射出される。そのまま私たちのところに飛んできたと思ったら途中で球体となりミュールの足元へと飛んでいく。ミュールはそれを見た後に次なる行動に移る。


「ふん、このままだと他の連中も入ってきそうじゃな。業火はすべてを焼き尽くす【焔の剣】」


ミュールがそう言うとミュールの持つ短剣が炎にを纏う。それと同時に鍔の中央に赤い宝石が生成される。ミュールはその短剣を振るとすぐにミカゲさんが吹っ飛んでいく。それを少し見た後にカエデの方に短剣を向ける。カエデはすぐに石弾などを撃ってくるがすべて短剣で溶断していく。


「そろそろ諦めたらどうじゃ」

「まだ」

「そうか」


ミュールはそう言うと自身の影にもぐった後にカエデの背後から出て首元に短剣を突きつけた。さすがにここまでされるとカエデも負けを認めるしかなく素直に負けを認めた。


「ふぅ、まぁこんなもんじゃろ」


ミュールはそれだけ言った後に私たちのところに戻ってくる。それを見ていたグレンは苦笑いを浮かべていた。


「まさかここまで強くなっているなんてな」

「グレンさん本気じゃなかったでしょそりゃそうさ。前と違ってここでは回復もまともにできないからな」


グレンさんはそういうもしずくはどうも納得していない感じがある。そんなしずくの頭を撫でつつ話を聞いていると納得できることがいくつかあった。そしてこのまま私たちは魔装の練習をして寝ることにした。この日の見張りはそれぞれのチームごとに数名出しあって見張りをすることになった。


そして明け方の見張りはいつも通り私となって朝食の準備をしていく。そして相方はミカゲさん。ミカゲさんは私が出したラビィを撫でながら周囲に気を配ってくれていたのでゆっくりと料理に時間をかけることができた。


そしてみんなが起き始めたところで朝食をとることにした。

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