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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
7章「倭国の妖刀」
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トーラスの魔物

トーラスに到着した私たちは翌日に再び冒険者ギルドへと入っていく。朝ということもあり多くの冒険者が並んでいた。それを子嫁に見ながらクエスト掲示板まで行きクエストを確認していく。そのまま人が少なくなるまでクエストの内容を確認していると人が少なくなってきたので受付で手持無沙汰になっているユリさんに確認することにした。


「ユリさん、トーラスで倒しやすい魔物って何かいる?」


ユリさんに近づくとしずくがユリさんに話しかけていた。話しかけられたユリさんは私たちの方に向けて答えてくれた。


「そうですね、スライムとかは倒しやすいですが、皆さんは既に慣れていますよね」


ユリさんにそう言われたので私たちはそれぞれ見た後に頷く。それを見ていたのであろうユリさんは

「そうですよね」

と言ってくれた。


「それならアーマーウルフはどうでしょう」

「それってどんな魔物ですか?」

「アーマーウルフはそこまで強くないですが、足や胴に鎧をまとっています。動き自体は一般的なウルフ系と大きく変わりはありません」

「それならそこまで難しくないね」


しずくがそう言うとクエスト掲示板まで行き1枚の依頼書を持ってきた。その依頼書を確認してみるとEランククエストだった。


「さすがに皆さんとのランクが違いすぎますね。もう少し上のランクの依頼を受けていただけないと」

「む~。それなら何か良いクエストある?」

「そうですね、これなんてどうでしょう。皆さんの依頼と見合わせて少し低いですがまぁ初めてということを考えてちょうどいいでしょう」


そう言って渡してきたのはアーマーウルフ5体とアーマーベア1体の討伐だった。それを確認した私たちはそれぞれが頷いてからそのクエストを受けることにした。


「これを受けようと思いますが、アーマーベアについて知りたいんですけど」

「ベア系の魔物は初めてでしょうか」

「何回か戦ったことはあるけど、どこにいるかってわかります?」

「そうですね、よくいるのは森ですね」


ユリさんはそう説明をしてくれながら地図を散りだしてそこ近場にある森を指さした。そこを見てみるとそこまで得なかったので日帰りができる距離だった。なので私たちはユリさんにお礼を言った後にエルナトの門から出て外にでていくことにした。

外に出て一番最初に目についたのは外に赤い毛を生やしたウサギだった。そのウサギは私たちのことを見つけると

「きゅきゅっ!!!」

と鳴いてからこちらにむけて走ってきた。

それを見た私たちは身構えようとしたところで、後ろから声が聞こえてくる。


「ふん、この倒せると思ってるんじゃな。【フレイム】じゃ」


後ろにいたミュールが魔法を放つ。それによって後ろから人の顔ぐらいの大きさの火球がウサギの下へと飛んでいく。そのままウサギを直撃してあたりに熱風が吹く。


「ちょっとミュール何やってるのよ」

「なんじゃ、私に向かって襲ってきたのじゃから敵じゃろ」

「そうだけどもう少し火力を落としなさいよ」


そんな二人の言い合いを聞きながら次の相手を探す。そして二人の言い合いがある程度終わったところでミュールに次の戦闘は手を出さないように言ってから次の敵を探すことにした。一方手を出さないように伝える。それによって少し機嫌を悪くしていた。

そんなミュールを放置して草原を歩いていると赤いウルフを5匹見つけることができた。


「しずく、1体よろしく」

「うん、どれぐらい硬いか確認したほうがいいよね」

「もちろん」


私としずくでそう話しているとすぐにウルフが2体こちらに向かってとびかかってきた。とびかかってきたウルフをソーラーウィップでアーマーウルフの足に巻き付けて放り投げた。一方しずくは刀に魔力を流し切りかかっている。それと同時にガキンと音がした。


「かったい」


しずくはそう言った後にそのまま刀を振りぬいた。それによってアーマーウルフは飛んでいき空中で体制を立て直す。それを見届けた後にしずくはダークブレードを発動させる。そして再び向かってきたウルフに再度切りつける。すると今度は薄く切ることができた。層を見届けた後に攻撃をかわす。そして回避した後ろからラビィの作り出したアースランスがウルフを貫く。


残り4匹は私たちのことを注視するように見ている。そしてそんなウルフたちにたちに対してミラが矢を射る。矢はウルフの体毛を貫くことができず地面に落ちる。


「これは体分大変そう」

「そうだね。硬さが予想以上だよ」

「これは私の出番かの」


そう言って手に魔力を集め始めているミュールがこちらに向かって笑顔を向けている。そんなミュールをミラが宥めている。そうしているしずくは刀を一度鞘に納める。そして、積水を闇剣にして闇の衣を発動させてから闇剣を闇の衣に収める。そして鯉口を切った後に目を細めている。そして近づいてきたアーマーウルフに対し居合切りを放つ。それによってアーマーウルフの首を切り落とした。

そしてほかのウルフたちは私の鞭で首を焼き切ったり、矢で目を射抜いたりして倒していく。そして最後の1体はミュールによって焼き殺された。


「なるほど、こういう感じの敵なのか」

「あの硬さは面倒だね」

「確かにあの肩さは対策したほうがいいかもね」

「だけど比較的魔法の体制は低い感じがする」


そう私たちはアーマー系の魔物について感じたことを共有していく。その結果とにかく硬くて面倒だけど魔法なら何とかなるという印象を受けた。そのまま何回かアーマーウルフを倒しつつ森の中に入っていく。そして森の中でも何度か倒していると新たなことが分かった。


「こいつらの蹴って濡れると柔らかくなるんだね」

「それなら何とかなるかもしれないね」


そう話していると正面の木が倒れていきその先から大きな赤い毛をもった熊が姿を現した。

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