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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
6章「武闘大会」
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決勝?

翌日になりぼくはいつも通り食事をとることにした。その際今日の相手のことを頭の中でシミュレーションしていく。その間は生返事となってしまった。そのせいでくーねぇに心配されてしまったけど今回は勘弁してほしい。そう思っていると朝食も終わり決勝戦が始まる時間となった。


「さぁ、いろいろと長くなりましたが今日が決勝戦だよ」

「今日から4年間の皇帝はこの二人に絞られました」

「・・・・ごめん、ぼくは優勝しても皇帝になるつもりはないよ」


その言葉を聞いたぼくは素直にヨルンとガルドに謝り皇帝になるつもりがないことを伝える。それを聞いた二人は一瞬フリーズしたがここはさすがにプロ、すぐに思考が再起動してぼくのことを見てくる。


「し・・・しずくさんどういうことでしょう」

「あぁ、言ってなかったけ。ぼくも神の関係者だから、国とかにあんまりかかわることができないんだよ。そうだよねミール」


ぼくは近くにいたミールに確認とるとミールもうなずいている。それを見ていたヨルンとガルドはそれぞれの顔を見つめあった後にそろって声を上げた。


『えぇぇぇぇ!!!!』

「ということは」

「うん、そこのレオンハルトさんが皇帝で確定かな」

「それじゃ決勝戦は?」

「それはもちろんやるよ。自分の実力試したいし」

「そ・・・それはよかったです」


二人がほっとしているところ悪いけどレオンハルトさんが少し不満な顔をしている。そしてレオンハルトさんが口を開いた。


「おい、Bブロックに神の関係者が3人いたということは完全に意味ないということか」

「あぁ、どうなんだろう、ぼくはそこまで詳しいところはわからないからな」

「そこは僕が受け答えしようじゃないか」

「アダラ様」


レオンハルトさんに聞かれたのでぼくが素直に答えるとアダラが出てきてレオンハルトさんの問いに答えてくれるみたいだ。


「うん、そうだよ。まずは、しずく昨日は楽しませてもらったよ。そしてBブロックはまぁ率直に言うとそうだね。とある事情でカールとミールの後継者候補であるしずくの実力を計る必要があったんだよ」

「だからと言ってこの由緒ある闘技大会を侮辱するようなのは」

「本当にそう思うのかい。個人的にはカールたちの協力もあったけどここ数回の中で一番盛り上がっていたと思うよ」

「それはどういう」

「仕方ないじゃないか、ほとんどの人が君にあこがれている関係でほとんど勝負は見えているんだから」

「ぐ・・・・」

「特に今回の参加者の内君に本気で勝とうと思っている獣人なんてグルーガと玉藻の二人だけだ」


アダラがレオンハルトさんからの問いに対して答えている。それによってレオンハルトだけではなくヨルンとガルドも何も言えなくなってしまっている。


「まぁそういうことさ」

「アダラ、ありがとう。それで実際Bブロックは仕組んだの」

「そうだね、さっき言ったように二人意味はないよ。実力的にしずくが玉藻に勝った時点で決勝は意味をなさないものとなる」

「なるほどそういうことか」


そう言ってぼくはダークブレードを発動させてアダラに向けた。


「しずく、それはどういうつもりかな」


アダラがぼくに向けて敵意をむき出しにしてくる。それをぼくは手を振って弁解する。


「戦うつもりはないよ。だけどね、くーねぇが食事中に立って食べたりするのに怒りを覚えるように、ぼくは正式な大会のトーナメントとかに不正を働くのは許せないんだよ」


ぼくがそう言うとアダラは顔を少し引きつらせながらうなずいてくれた、。


「あぁ、そういうことか。でも今回は仕方ない。しずくも例の件のことは知っているでしょ?」

「それは知っているけどスポーツマンシップとしてね」

「スポーツマンシップっていうのはよくわからないけど、それは失礼したね。また機会があれば正式に出場してくれればうれしい」

「まぁ今回はそれで我慢しようかな」


ぼくがそう言うとアダラは頷いた後に、観客全員に声を掛けた。


「というわけで今日の闘技大会優勝はレオンハルト。ここからはエキシビションマッチということにしよう。今日から4年間は引き続きレオンハルトに頑張ってもらおう」

「えっ・・・えぇえ、決勝戦を実施しようと思いましたが優勝者が決定」

「そしてこれからやるのがエキシビションマッチということになりました」

「それではアダラ様エキシビションマッチ開始ということで進めさせていただきます」

「あぁ、それで頼むよ、あとグルーガにはこの後依頼したいことがあるから控室に来てくれ」


アダラはそれだけ伝えると観客席へと消えていく。その後グルーガのところを見てみると観客席から出ていくことろで見つけることができた。


「しずく、予想外のところで優勝が決まったが手加減なしでいかせてもらう」

「もちろんだよ。それにぼくの方こそごめんね、せっかくの闘技大会をダメにしちゃって」


ぼくがレオンハルトさんに謝るとレオンハルトさんはぼくの頭を撫でてくれた。その後、レオンハルトさんと距離をとった後に立つ。そこで銅鑼の音が鳴り響く。


「さぁ、しずくどこからでもいい本気で攻撃をして来い」

「レオンハルトさんいいの?」

「構わない。しずくだけやらないと面倒なことになりかねないからな」

「わかったよ、それじゃ遠慮なくやらせてもらうね」


ぼくがそう言った後に影の衣と毒剣を発動っせてレオンハルトさんに向けて切りつけることにした。

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