表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
6章「武闘大会」
168/500

魔装練習

ーーーーーーーーくるみ視点-----------

カールたちと私たちが話している間にミラたちのほうが騒がしくなってきたのでそちらを見てみるとパイモンがミラたちに突っかかっていた。そして間もなくミュセルに頭を垂れる。


「ミュセル様、無事で何よりです」

「うむ。パイモンにはこの後お願いしたいことがあるんだが大丈夫か」

「はい、大丈夫です」

「ありがたい。ガープは国にいるっていうことだがほかの2人もつれて戻っていてくれるか。わしはこのままいろいろとみて割るのじゃ」

「わかりました。そのように対応します」

「国のこと頼んだぞ」

「はい」

「それなら俺は帰っていい?」


そう言いつつ空からカラスが降りてくる。カラスはパイモンの肩に止まり言葉を継げる。それを聞いてミュールはカラスに目を向けた。


「ラウムいたのか」

「はい、ミュセル様ご無事で何よりです」

「それならちょうどいい。ラウムにはエキドナの動きを探ってもらおうか。商人のエリックにも協力を仰いでいる」

「わかりました。それならさっそく行動に移しましょう」

「ラウム、パイモン。ガープには少し警戒しておけ」

「それはなぜ」

「本来のやつなら反乱を許すわけがないからな」

「そんなになのでしょうか」

「あぁ、お前らはまだちいさかったから知らないだろうが、ガープは父である先代魔王のころからオヒューカスの治安維持をしてきている。そんな奴の目をかいくぐったとはとても思えないのじゃ」


ミュセルがそう言った後、ラウムは了承の意を伝えてから南に飛んで行ってしまった。

それを見送った後パイモンがしずくの方に移動していく。しずくとパイモンの間にバチバチと火花が散っている。


「しずく、明日は手加減なしだからな」

「もちろん。でもあのラクダは出せないみたいだけど大丈夫」

「キャメルか。ちょうどいいハンデだ」

「海上でキャメル出さなかったら負けてたのに?」

「ふん、あれはあくまで同等の立場で闘うためのもの。あの場で魔装使っても俺の必勝だったからな」

「あれれぇ、さっきぼくに先を越されたって言ってなかったっけ?」

「ふん、お前のはまだ未熟な魔装だ。なんかの聞き間違いじゃないのか」


二人でそう言った話をしているのをしずくの後ろからにこにことみている。それを見ていたのかミールがこちらにやってくる。そして話しかけてきた。


「しずくがパイモンと親しくやってるけどいいの?」

「何が?」

「パイモンは前くるみたちを殺しかけたやつだよ」

「まぁ、そうなんだけどね。しずくにライバルできるのは良いことだからね。それにミラちゃんとミュールちゃんも親しくやっているし」


そう話しつつミラの方を見ると楽しそうに言い争いをしていた。それを見ていると魔族って恐れられているけど普通の人なんだなと思った。そこでパイモンがしずくとの言い合いをやめてミュセルに話しかける。


「そういえばミュセル様、どうして家出なんか」

「なんでだったかな。悪いが覚えてないのじゃ」

「それが分かれば何かわかるかもと思たtのですが」

「申し訳ないのじゃ」

「いえ、ミュセル様をたぶらかしたやつは誰かと思いまして」

「まぁ、今回は関係なじゃろ」


ミュセルがそう言っていた。そしてパイモンはコロシアから外に出ていく。私たちはそれを見送った後に夕飯まで自由行動をすることにしたのだが、その時カールとミールに呼び止められる。

それによって私たちは足を止めることになった。


「まずは、しずくはどうする?」

「この前の続きかな」

「わかったほかのみんなはどうする」

「比佐葦ぶりに私が面倒を見よう」


そう言ってミントさんが声を上げた。そしていつの間にかに消していた魔装のマフラーから脱出したユキさんが肩に乗っている。ユキさんがミールたちに声を掛ける。


「ミール、特訓空間よろしく」

「大丈夫だよユキ姉。しずく用に作るつもりだったから」

「ありがとう。それじゃさっそく行こうか」


その言葉に合わせてミールが空間を作り出す。そこにしずくがいなかったのでミールに確認をとるとしずくは特訓中とのことだった。その映像を見せてもらおうと思ったが止められてしまった。


「こっちはこっちで進めよう。あのしずくが魔装を覚えたんだ。かなり危ないんだろう」


ミントさんがそう言う。ミラは私のことを気にしたのか「しずくなら大丈夫だよ」と言ってくれたのでそれを信じることにした。


「こっちはお前たちに魔装を習得してもらう。魔国に行くならそれぐらい使えるようになってもらわないとな。その前にミュセル今どれぐらいまでいける」

「そうじゃの、ざっとこんなところか」


そう言って体に魔力を纏う。そうすることによって両腕両足に魔力が纏い始めたが霧散した。それを見てミントさんが「うむ、そんなものか」と言っていた。


「それじゃ、お前らもやってみろ。意識しやすいところに魔力を集めるんだ。武器を作るのに近いイメージだ」


ミントさんがそう説明したことによって順に進めていく。このまま夕飯まで私たちは魔装の特訓に時間を費やすことにした。

一方しずくは魔装を纏いながら森の中で黒龍と対峙していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ