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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
6章「武闘大会」
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Bブロック第1回戦_4

「さぁ、波乱の第1回戦第2試合も終わりました。そして次は第1回戦最終試合だよ」


この言葉で次の視界はヨルンが行うということが分かった。今まで同じように交互に司会を行っていくようだ。そして選手紹介が始まった。


「次はAブロックで第2回戦に進出したレイン選手のライバル、シオン選手だ。対するは相方クルメ選手の無念を晴らせるのかダグタ選手」


そう言って紹介されたのはストレッチをしながら会場に入ってくる。一方鈹鎧を着て剣を腰に差し入場してくるのはエルフの少年だった。


「よろしく」

「いい勝負にしよう」


この二人があいさつをして一定の距離を開けた後にそれぞれ構えた後に銅鑼が鳴った。


「ダクタの試合が始まったのね」

「クルメさんでいいのかな」


ぼくたちの後ろから女性が話しかけてきた。ぼくたちはその声にふりかえりぼくが問いかけると「えぇ、そうよ」と言って返してくれた。


「しずくさん1回戦突破おめでとう。あなたとパインの使っていた魔装私も練習してみようかしら」

「いいよ。その代わりすごく難しいよ」

「問題ないよエルフは長寿だからね」


クルメさんはそういうと視線を闘技場へと向ける。


「クルメさん1回戦残念だったね」

「まぁね。でもこれ毎回出ているから今回戦ったグルーガのことは知ってたから仕方なかったかな」

「なるほど、でも諦めてたらいつまでたっても勝てないよ」

「そんなこと言ってもねぇ」


そう話しているとき闘技場からあまり聞いたことのない声を聞こえた。


「キヒッ」


何だろうと思い闘技場の方に顔を向けると闘技場で変化があった。


「やっぱり面白いな。この闘技大会は・・・・」

「これは面倒な奴にあたったなぁ」


闘技場の中は二人そろって対照的な表情をしている。シオンはうんざりした顔をしておりダクタはとっても楽しそうな顔をしていた。そのままそれぞれ相手のことを見ているとクルメさんが説明してくれた。


「なるほど、ダクタがあぁなったということは攻撃を受けたのか」

「どういうこと」

「ダクタは攻撃を受けると正確が豹変するんだよ」

「ということは今回もそういうことなの?」

「そうね。あの状態になると厄介よ」


ぼくたちがそう話していると戦場で爆発が起こった。その音に驚き闘技場に顔を向けると闘技場の中央が陥没していた。それによって相手のことを確認すると陥没した中央に手を付けていた。一方シオンが闘技場の端っこに膝をついている。


「カール様あまり見えませんでしたけど何があったのでしょう」

「そうだね、簡単に言うと体内の魔力を凝縮した後に外に放出したって感じかな。軽くやるとこんな感じ」


カールがモニタに向かって手にの上にボールを乗せる。そして手中央に魔力を凝縮させる。そして爆発させると手の平に乗っていたボールが上に飛んで行った。


「これを力が逃げないようにするとこうなるんだよ」


そう言ってボールを地面の机の上に置きさっきと同じように上から押さえつけて魔力を爆発させる。すると「パン」という音がしてボールが弾けた。それをまじかで聞いていたヨルンがびくっとなっていたけどカールが笑顔で話す。


「これをさらに強い力でやったのがさっきの爆発ということだね」

「な・・・なるほど。ありがとうございました。吹っ飛んだシオン選手は大丈夫でしょうか」


ここで闘技場に目を戻すとシオンが立ち上がっていた。だがふらついている。そこにダクタの剣が首筋に突き付けられた。それによって試合が終了した。


「終了。これで本日の工程すべて終了になります。明日は第2回戦を実施します。今日勝ち上がった皆さんゆっくり休んでくださいね」


ヨルンがそう言うとみんなはコロシアムから去っていく。ぼくたちは予選と同じように人がはけるまで待っていることにした。そうしているとカールとミールがこちらにやってくる。


「しずく、お疲れ。まさか1回戦からあれを使うとは思わなかったよ」

「仕方ないじゃんそれぐらい玉藻さん強かったんだから」

「くるみもつかえるように練習するといいよ。あれはいろいろと使い勝手いいから」

「そうだね。でも私の場合どうすればいいんだろう」

「そこはイメージ次第。一番使い慣れているものにすればいい」

「これと言ってなかったらしずくみたいにローブとかでもいいしね」

「くーねぇとお揃い?」

「それはいいかもしれないけど自分だけのを作りたいかも」

「まさかしずくが先に魔装まで到達するとはな。だが無詠唱で使えるぐらいになっておかないといざということには使えないからな」


そう言いながらやってきたのは今日試合のなかったミントさんだ。ミントさんはどこかに行っていたのかところどころに血がついている。その隣には背の高い女の人が立っていた。私たちは星座会議の時に見ていたから気づいたけどユキさんが元の姿でこちらに来ているのだった。


「ハロー、しずくの試合見てたよ。なかなか力尽けてるね。少し前にこっちに来たなんて思えない」

「こんにちは。それでミントさんも魔装使えるの」

「あぁ使えるぞ」


そう言ってミントさんは首にマフラーのようなものを魔力でまとわせるとその中央に赤い宝石が光った。それを見たユキさんは小さくなりそのマフラーの中に潜り込んでいく。そして首元から「ぷはぁ」と言って顔を出した。


「そういえばカール」

「なにユキ」

「これを見に5人は来ているって誰来ているの?」

「そうだねぼくとミール、ユキ、サビク、アダラは良いとして意外や意外アルキオネも来ていたように見えるね」

「わお、それは珍しい。自身の国のことを最優先にするあいつがねぇ」


私たちでそう話している横でミュールの近くに誰かがやってくる。それを気にせずに話していると突然声があがった。


「ちょっと、あんた。ミュールに何のようなの」

「ふん、知れたこと」

「おい、こらパイモン」


どうやらパイモンがミュールの存在に気づきやってきたようだった。

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