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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
6章「武闘大会」
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トレミー観光(午後2)

ーーーーーーーーしずく視点-----------

 ぼくがローズクイーンがいる結界の中に入るとさっき入った男と違いすぐに攻撃が飛んでくることはなかった。そして後ろ手に扉を閉める。すると結界の外から視線を感じたのでそちらに視線を向けると玉藻さんがぼくのことを見つめていたそれを見てぼくは察することができた。


(うっかり乗せられたか)


ぼくがそう思うとローズクイーン周囲に花粉をばらまいてきた。その花粉に対しぼくは自身の影へと逃げることにした。そしてローズクイーンの近くに出てくる。それと同時に周囲に水をばらまく。それによって噴出された花粉は地面に落ちていく。そして近くに出てきたぼくに対し茨の鞭をふるってくる。それを普通の刀で切ろうとするが

「ガキン!!!」

 到底植物に刀で切りつけた音とはとても思えない音を立てる。そしてそのまま結界の近くまで飛ばされしまう。


「くっ!!」


 ぼくは空中で体制を立て直して地面に足を付ける。そして私は刀に対し魔法を発動させる。


「【ダークブレード】」


 ぼくは闇剣の刃をさらに薄くすることで切れ味の上昇させる。そして僕は再度ローズクイーンへ駆けていく。そうすると再度いばらをふるってきたので闇剣を振るう。そうすると今回はさっきと違いローズクイーンの触手を切り飛ばす。それを確認したぼくはすぐに距離を詰めるために行動を開始する。だが、ぼくに届かないところでいばらを振るうとぼくに対して棘が飛んできた。それを手に持った闇剣で撃ち落とすがすべてを落とすことができず何個か頬や腕をかすめていく。それによって少しテンションが上がってきた。


「玉藻さんが言ってた通りこのままだとちょっときついかな」


 ぼくはそう呟くと腰に伸びそうになる手を無理やり抑える。積水使えば何とかなると思うけど本戦前には使いたくない。そう思いつつもこのままだとローズクイーンを倒しきることができないのもしゃくだからな。そこで最初にばら撒いた花粉が付いた地面からローズプラントが出てくる。それを確認したぼくはローズプラントの影に対し、多く魔力を流す。


「【シャドーソーン】」


 ぼくはローズプラントとローズクイーンの影から大量の影の棘が制せされる。それによってローズプラントがすべて倒れたが、ローズクイーンは気づいたようで出ていた棘を出てくるかたっぱしに破壊していく。それを見たぼくは笑みが引きつるのが分かった。


「ち・・・力押しで・・・」


ーーーーーーーーくるみ視点-----------

 ローズクイーンとの試合が開始されたがその直前にしずくが玉藻さんの方を向いて苦笑していたのでしずくも玉藻さんの目論見に気づいたのだろうと思えた。そしてローズクイーンとの試合が始まった。

 しずくがローズクイーンに近づいた後にツタで飛ばされたところで玉藻さんがぽつりとつぶやく。


「しずくもやっと本気になったか」


 そういうとしずくは手元に持った刀を闇剣に変えてから相手のツタを切り裂いた、その後に飛んでくる棘を1本の闇剣でさばいていく。それでもすべてさばききることができずいくつか傷を作ってしまっている。それを見て私の表情が曇ると私の肩に玉藻さんが手を置いてくれた。


「大丈夫、あとで私が回復させてあげるよ」

「お願いします」


 それだけ言うと戦闘は次の場面に移行した。しずくの周囲にローズプラントが出現した。出現したローズプラントを【ダークソーン】で倒しきったところで玉藻さんの笑みが深くなる。でもローズクイーンは【ダークソーン】を力押しで打ち破ってしまう。それを見ていた玉藻さんはぽつりと答える。


「ここまでかな」


 そう呟いて結界の中に入ろうとしたところで私は玉藻さんの手を掴む。すると玉藻さんは私に伝えてくる。


「しずくはこれまでだ。これ以上戦うとしずくが大けが負うぞ」

「大丈夫、しずくはそんなやわじゃないから」


私はしずくのことに対しては絶大の信頼がある。


(しずく、しっかりしてよ)


ーーーーーーーーしずく視点-----------

 ローズクイーンが力押しで【ダークソーン】を打ち破ったところで少し自信を無くしている。そんなぼくに対し、ローズクイーンはツタで突き刺そうとしてきた。それをすぐに闇剣で切りはらう。そしてぼくは出し惜しみをやめ腰に差している積水を取り出した。

闇剣を一振りして闇剣を解き積水を闇剣にして普通の刀を水剣にする。

 それを見たローズクイーンは一度開いた花を閉じて地面の中にもぐり結界ギリギリまで下がっていってしまう。そして、再度棘を飛ばしてきた。それを二刀の刀ですべてを弾く。ローズクイーンはその間にも棘を飛ばしてくることをやめることはない。そして地中から多くの根がぼくに目掛け突き出してくる。それを自身の影から棘を出し根からの攻撃を妨害していく。

そうしていると一度に多くの根がぼくを突き刺すために出てくる。そして上からもローズクイーンのツタが降ってくる。ぼくはそれを【シャドウウォーク】で回避し、ローズクイーンの足元に出る。そしてそのまま一瞬で闇剣と水剣を一つに合わせてローズクイーンを切り裂く。切り裂いたところからローズクイーンが腐敗していきローズクイーンは枯れていってしまった。


「ふ~、疲れた」


ぼくはそれだけつぶやくとすべて元に戻してからしまって結界から外に出た。


「「うぉぉぉーーーーー!!!!」」

「すげぇーーー!!あいつを倒しやがった」

「くーねぇ、無事倒したよ」

「おかえりしずく」


ぼくはくーねぇのもとに駆けていき抱き着く。そうしていると玉藻さんがぼくの近くにやってきて回復魔法をかけてくれた。それによって戦い中で負った傷が治っていく。


「しずく、すまなかった。想像以上に強いんだな」

「ある程度予想できてたんじゃないの?」

「個人的にほぼ互角じゃないかと思ってた。だが実際は想定以上だったよ。武闘大会楽しみしている」


 そう言って玉藻さんは去って行ってしまった。それを見送ったぼくはくーねぇに「ちょっと本気でやろうかな」と伝えるとくーねぇは笑って「思う存分やってもいいけど無理しないでね」と言ってくれたのだった。

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