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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
6章「武闘大会」
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星座会議の終わり

今回含めGW中5日間連続投稿です。

ミールが私たちにほかの神々の紹介をしてくれた後、話は本題に入っていく。


「まず、今のオヒューカスについて説明していきますね。今は表面上はガープさんが頑張ってくれているので大丈夫です。ですが、水面下では魔人族の一部と魔族たちが反乱を企てているみたいです」

「うんうん、それでユキとアダラに頼んだということは力押しで制圧しようってことだね」

「あぁ、その通りだ」


 カールがサビクに確認をとるとマルフィクが返事を返した。それを聞いて、頼られたユキさんとアダラは顔をしかめている。それを見てサビクの眉は下がってしまう。


「無理でしょうか?」

「そうだね、こっちは無理だ。これから行われる武闘大会次第で派遣できる人はいるだろうが、今の皇帝が代替わりしたら派遣できるかどうか怪しい」

「こっちは後継者は出せるよ。けど最近会ってなかったからまだゆっくり話したりしたいな」

「おい、ユキそれ完全に自己中心的な考えじゃねぇか」

「あぁ、はいはいアルキオネは黙っててね」


 ユキさんは自身の理由に突っかかってきたアルキオネさんを意に介さずに受け流している。それによってアルキオネさんの額に血管が浮かぶ。それを気にしたそぶりもなく話は進んでいく。


「そういうアルキオネのところは出せる人いる?」

「ちっ、そうだな出身の冒険者で腕の立つのは何人かいるが、国の反乱分子を相手に何とか出来るのは悪いがいないな」

「まぁ普通そうだよね」


 カールがアルキオネさんに出せる人がいるか確認したがアルキオネさんのところにも出せる人がいなさそうだった。そう話しているとミールが私たちのところにやってくる。


「二人はどうする?参加してみたい?」

「ぼくは、参加したいな」

「私はできればゆっくり世界を周りたいって思ってる」

「そっかそっか。それなら参加してみようか。今後のために」

「ちょっとミール今後のためって?」

「ん?世界周るならオヒューカスも入るんだし、それならついでに救ってもらおうかなって。何かあってもくるみたちなら大丈夫でしょ」


 ミールはそこまで気にしたそぶりも見せずにそう言ってくる。それを聞いて私は苦笑するしかなかった。


「サビク、うちのところから二人も出るよ」


 サビクさんはミールの返答を聞いて驚いた顔をした後、後ろにいる私たちに視線を向けた。それに対しカールは

「本人たちが了承してるなら問題ないよ」

と返答を返した。それを聞いたサビクは心配そうな顔をした後に素直にうなずいた。


「わかりました。それなら後で聞いた後に参加してもらうことにしますね」

「何だ、協力してくれるってなr」

「マルフィク、少し黙ってて」


 サビクはそう言って空いていたツボの蓋を閉じた後にどこから出したのかテープで封をしてしまった。そうするとがたがたとツボが動くが次第に止まってしまった。

 それを確認した私としずくは顔を見合わせたが、ほかのみんなはいつものことなのか気にした様子がなかった。


「マルフィクが失礼しました。それではカールさんたちの後継者候補さんたちは後で確認するとして、ほかに参加してくれる人はいますか?」


サビクさんがそういうも一向に立候補する人がいない。そこで一度話は終わる。


「それでは、参加する場合は随時お願いしますね」

「それは良いけど、魔族の連中のトップは誰なんだ?」

「それはですね、詳しくわかっていないのです。こちらもすべてわかっているわけじゃないので」

「サビクが分かっていないっていうのは珍しいな」

「そうでもないですよ、私はそこまで物知りではないので」


 アルセスの言にサビクは苦笑しながら答えている。それを聞いたアルセスは「まぁそうだな」と言って話とともに会議も終わった。そして現実に戻る前に何人かの神様たちが私たちのところに話しかけてくる。


「よう、くるみとしずく。元気にしてたか」

「はい、おかげさまで。世界観光を楽しんでいます」

「タルフさんにもよろしく言っといてね」

「あぁ、わかった。お前たちも無理しないように頑張れよ」


 そう言ってアルセスさんは帰っていく。そして次に私たちのところに来たのはカイゼル髭を伸ばしたおじ様であるセバスだった。


「くるみさん、しずくさん初めまして。私はセバスというものです」

「初めまして。どうしてぼくたちの名前を?」

「まぁ。こちらにもいろいろと情報網があるのですよ。それとは別に引き続き護衛とよき友となってやってください」

「「??」」


 私としずくは言っている意味がぴんと来ず頭に「?」を浮かべているとこちらに3人がやってくる。


「くるみちゃん、しずくちゃん。お疲れ様。この会議って出る意味そこまでないんだよね」

「ちょっとユキお姉ちゃん本当のことでもそういうこと言うのってどうなの?」

「ミールそう言っている時点でお前も認めているようなものだ」

「あははは、それでくるみさんたちは本当に協力してくれるの?」


 サビクは乾いた笑いをした後に聞いてきた。それを聞いた私たちは渋々ながらも問題ない旨を伝える。それを聞いていたアダラがこちらにと駆けてくる。


「参加してくれるのはありがたいが、実力面ではどうになるのか?たぶんだが反乱を起こそうしているならガープやパイモンを倒す手段があると思うぞ」

「なんともなりそうにない」

「そこは大丈夫だと思うよ。実際1度だけぼくたちの作った世界を破壊しているし」

「それは何とも。でもそんな攻撃をステラシオンでは使わせることはできないよ」

「そりゃもちろん。だからジュバにも協力してもらおうと思っている。まぁそこの根回しはこの後だけどね。頼んだよミール」

「えっ、私の仕事?」

「そりゃもちろん。聞いていたけど少し無理強い的にくるみを協力者にしたんだから仕方ないよ。そしてジュバの下で最後の試験を行う。その際はユキとアダラにも協力をしてもらう予定だけどいいかい?」

「大丈夫だよ。ミントの愛弟子をやすやすと殺されるのも寝ざめわるいし」

「あぁ、こっちも問題ない」

「うん、その時はよろしくお願いね」


魔国に移動する前の行われる最後の実力試験の話を聞いた後、次の話に移っていく。


「あとはこの件をミラとミュセルに伝えるかだけど君たちの意見を聞こうか」


 カールがそう言うとそれぞれが意見を言っていく。その結果、ミラとミュセルには伝えることになった。


「わかった。それなら誰が伝える?といってもある程度決まっているか」

「はい、ミラさんには私からお伝えしておきましょう。それに伴って、アダラさんそちらに失礼しますよ」

「まぁ、そうだろうな。ミュセルには俺らから伝えておくぜ」


 そう言ってきたのはサビクさんの持つツボから顔を出したマルフィクだった。サビクさんはそれに溜息をつきつつ反論をしないところを見ると実際に教えてくれるのだろう。

そう話し終わったところで私たち含めほかの5柱も帰って行った。

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