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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
6章「武闘大会」
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星座会議

お待たせしました。本日より投稿再開です

トレミーについた日の夜。

私たちのもとにカールとミールが来た。


「くるみ、しずく。準備はいい?」

「はい、大丈夫です」

「うん、大丈夫だよ」

「くるみ、そんなに緊張してたら疲れるよ」


 私の緊張にミールが気づいたのか、私にいつもと変わらずに声を掛けてくれる。一方しずくはそこまで緊張しているようには見えない。二人の返事を聞いたカールは一度頷いてから「パチン」と指を鳴らした。そのタイミングで視界がぐにゃりと歪む。そして私の目の前に14の席がある円卓があった。


「くるみたちはぼくたちの後ろに」

「ユキたちも来てるようね」


 ミールがそう言ったのでそちらのほうを見てみるとユキさんが手を振っていた。そして5分もしたところですべての席が埋まった。

 私たちがまだ一度もあっていない神はぼんやりとしており誰かまではわからなかったが、会ったことのある神様ははっきりとわかる。

位置としてはすぐに私たちの左手にはアルセスさんがいた。そしてアルセスさんの隣にアダラがいる。そして私のほぼ正面にユキさんとサビクさんがいた。


「さて、今日は急な呼び出しに答えてくれて礼を言おう。まず、会議を始める前に今回は初の参加者もいることだし簡単に自己紹介といこうじゃないか」

「おい、俺らはお前らみたいに暇じゃないんだ。さっさと話しを進めてくれないか」


 そういったのは私たちの右隣にいる鎧武者だった。それを見たしずくのテンションが上がったが。場の空気を読んでおとなしくしてくれている。それを見てほっとしているとカールが溜息をついた。そしてミールに目配せをした後、話を進めていく。


「わかった。サビク、説明は任せていいか」

「はい、大丈夫です。まずは皆さんの協力により、ミュセルを無事保護することができました」

「何、堅苦しいことを言ってるんだサビク。さっさと説明を始めようぜ」

「えっ、ちょっとマルフィクおとなしくしててよ。簡単に現状の説明とかしないと説明にも入れないよ」

「けっ、それにその説明の間に俺たちの自己紹介もしてくれるみたいだぜ」


 サビクさんがそう言うとサビクさんの持つツボから黒いサングラスをかけた蛇が姿を現していた。そしてツボから出てきたガラの悪い蛇と話をしている。それを見ていたしずくが小声で私に話しかけてきた。


「あのツボに蛇が入ってたから蛇使い座なのかな?」

「さぁ、どうなんだろう」

「実際そうだよ。私とカールと同じようにサビクとマルフィクで一人の神様ってところ。それと簡単に紹介すると私たちを12時の位置として時計回りに、蟹座のアルセス、しし座のアダラ」

「おい、ミール何立ってるんだ」

「何よ、アルキオネが自己紹介面倒くさがるからでしょ。私のことは気にしないでさっさと話し進めて。私たちの意見はカールが言ってくれるから」

「ちっ」


私たちの右隣りに座って男は舌打ちをして口を噤んだ。


「さて、話を戻すけど。アダラの隣にいるのがおとめ座のスピカ」


 ミールがそう言うと背もたれに体を預けて私たちの方に視線を向けたお姉さんが笑みを浮かべながら手を振ってくれている。


「彼女は基本放任主義だから、文句とかは言ってこないよ。そしてその隣にいるのがてんびん座のセバス」


 ミールの言葉に従ってそのまま隣に目を向けるとカイゼル髭と執事服が様になっているおじさまがいた。そして私たちの方に何かを飛ばしてくる。その飛ばされたのをミールが受け止めて中を見てから私たちに見せてくる。そこには

『ミラをお願いしますね』

と書かれていた。


「その次はさそり座のジュバ、その隣は知っての通りサビクとマルフィク、その隣がいて座のユキね」


そう紹介された。この中で初めて見るジュバは退屈そうに頬杖をついていた。そうしている内にもサビクの説明は続いているが、ミールに聞くと後でカールに説明してもらえばいいとのことだったので、このままミールからの紹介を続けてもらうことにした。


「ユキの隣にいるのが山羊座のナシラ、みずがめ座のメリク、うお座のトークラー、牡羊座のリリ、そしてさっきからちょこちょこと突っかかて来ているのがおうし座のアルキオネ」


 そう説明してくれた。ナシラは腕を組んで目を閉じた状態で静かにサビクの話しを聞いていた。メリクはスライムのように原型をとどめていないがあれで聞いているのかは怪しいと思う。

トークラーは普段はいない私達やユキさんの後ろにいるのであろうミントさんの方をきょろきょろとみている。リリはどこから出したのか枕の上に頭を乗せて寝息を立てていた。


「まぁ、各神様はこんなところね。まぁ私たちは認識しっかりと認識していないと認識阻害でぼんやりとしか見えないから実際はその国に行ったときに会えることを祈るといいよ」

「わかったよ」


私がそう言うとミールは自分の席に戻っていった。


「さて、ある程度の現状把握も済んだことだし、本題に行こうか。無事にここに集まってくれた神の自己紹介も終わったようだし。サビク、ぼくたちに引き続きお願いしたいことがあるんだろ」

「はい、そうです」


カールがそう言うと室内の空気が一瞬にして張り詰めた。今までやる気を見せていなかったメリクさんや今まで寝ていたリリさんも姿勢を正している。それを見届けたマルフィクは言葉を引き継ぎ説明を始めた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 『ミラをお願いしますね』 と書かれていた。 [一言] 再開を楽しみにしていました。
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