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双子姉妹の異世界旅行  作者: ライ
1章「冒険の始まりと冒険者登録」
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文字の練習

 3日目の朝私は日が昇ったタイミングで目が覚める。

隣を見てみるとしずくがまだ寝ていたので、しずくを起こさないように着替えを行い居間に向うことにする。

「おはようございます」

「おはよう。今日はずいぶん早いな」

そうです。今日はいつも以上に早起きしました。しずくとの約束もあるので朝食のメニューが決まる前に起きる必要があったのですから。

まぁ声を大にして言うつもりもないけど。

「だいたいこのぐらいですよ。あっ朝食作るの手伝います」

「そうか、ありがとう」

ついでに今日の朝食に少しお願いしてみるとしよう。しずくとの約束だから。

「そのついでに少しお願いいいですか?」

「問題ないがどうした?」

「いやぁ、昨日のこともあるので今日の朝は肉は控えて欲しいなって」

「なるほどそういうことか、問題はないがどうするかな」

昨日の約束ですからね。それにこの感じだとミントさんは気づいたようですね。まぁ対して問題はないですけど。

では今どういった材料があるか確認してみよう。

「ミントさん。今材料どいうのがありますか?」

「今あるのは、そんないないぞ。大麦とパン、保存食、肉、野菜ぐらいだな」

「保存食見せてもらっていいですか」

「あぁ、いいぞ」

棚から出したのは、小魚のようなものの干物等の乾物系や缶詰類が出てくる。いい感じですねこの内容なら和風の食事を作ることができます。

「う~ん、これなら麦飯とサラダ、後スープってところでしょうか」

「あぁ、確かにそれぐらいなら行けるか。なら作っていくか。くるみは何いける?」

「ある程度のことはできますよ」

「そうか、なら麦飯とサラダを頼む。スープは結構手間取るからな」

「わかりました」

それじゃ、順番に作っていきましょう。そうして私は麦飯から作り始めることにする。大麦を適量を取り出してさっと水洗いを行う。そして土鍋に、水を入れるがここでポイントがある。大麦はお米よりよく水を吸うので入れる水の量はお米の時より多く入れる必要がある。そうしないとしっかり炊くことができず固くなってしまう。

そしてあとはお米を炊くのと同じように炊き上げるだけだ。そして炊き上げている間に私はサラダを作ることで時間を有効活用する。サラダは今までだされたのと同じような葉物の野菜で適当に作ればいいでしょう。そうして麦が炊き上がるのを待っているとしずくが居間におりてくる。

「おはよう~。ムニャムニャ」

「おはようしずく、眠そうだね」

「眠いけど大丈夫~。朝食食べたら~目覚めると思うよ~」

「そう?こっちもそろそろつくり終わるから待っててね。ミントさんどうですか?こっちはそろそろ終わりますが」

「あぁ、こっちもそろそろ終わるぞ。干物で出汁をとってスープを作った」

ミントさんが作っていたスープも作り終えたようだ。

「ミントさん。おはよう~」

目をこすりながらミラちゃんが居間に入ってきた。

『ミラ(ちゃん)、おはよう』

「今日は大分遅かったな」

「うん、昨日夜ふかししてたから少し寝過ごしちゃった。あぁ今日は私が最後だったのか。くるみ、しずくおはよう」

「大丈夫だぞ。こっちも今準備終わったからな。食事にしよう」

今日の食卓はいたってシンプル。麦飯と魚介のスープ、野菜のサラダといった内容だ。

「わぁ麦飯なんて珍しい」

「今日はお肉がない。ありがとうく~ねぇ、昨日の約束守ってくれて」

もちろん。しずくとの約束は何事にも優先されるからね。

「当たり前だよ。しずくとの約束なら必ず守るよ。そのための今日の早起きだし」

「なるほどしずくとの約束だったわけか」

「そういうことです」

「それじゃ食べるか」

『いただきます』

と私たちは朝食を食べ始める。その時にしずくがミラの今日の予定を聞いている。

「・・モグモグ・・ミラは今日どうするの?」

「・・コクン・今日は特に決めてないな。昨日ラッキーヒットで1羽狩れたから」

「そっか、じゃぁ魔力操作の練習手伝ってもらおうかな」

「しずく、ミラと大分仲良くなったね。(あっこのスープ美味しい。)」

「今までミラにとしの近い娘がいなかったからな。いい兆候だ」

昨日のことで大分仲良くなったようでミントさんも嬉しそうですね。

「いいよ、厳しく行くからね」

「お・・お手柔にお願いします」

今日の予定を話しながら朝食が進んでいく。

『ごちそうさま』

「お粗末さまでした」


 今日の朝食が終わりしずくの様子を見てみると昨晩のように残すことなく食事を食べ終えた。

うん、しずくも大丈夫そうでなによりだ。

「ん~。美味しかった。さっすがくーねぇ。美味しかったよ」

「ありがとう、しずくにそう言ってもらえると頑張ったかいがあったよ。特に麦飯は初だったしちょっと心配だったんだ」

「大丈夫だったよ。そこまで固くなかったし美味しく食べれたよ」

「でもしずくなら多少焦げてたり硬かったりしても美味しいって返しそう」

ミラがそんなことを言い出した。それを聞いて始めて作った時からしずくは言い方は違えど美味しいとしか返してくれてないきがする。

「そんなことないよ」

しずくがすっと視線を外しながら否定の言葉を言っているがそれはもう自白しているようなものだ。

「しずく、棒読みで視線外してたらそうですって言ってるようなものだよ」

私がそうしずくに告げるとしずくは苦笑していた。


まぁミントさんたちからもなにもなかったということは、初の麦飯も美味しく食べてくれたようでなによりだ。

「ミラ、今て空いてるなら二人に文字の書き方を教えてくれ。私は片付けたあとに赤茶入れて持っていくから」

「わかった。ということで文字の練習といこう」

そういってミラちゃんは胸の前で腕を組んだ。ミラちゃんは私たちに教えるのが嬉しいのか可愛らしいドヤ顔でこっちを見てきてる。

『よろしくね』

「文字は簡単な組み合わせで書く事ができる。まず主体となる5つに発音となる1種類の記号を組み合わせることにより文字とする。まず主体となる文字がこの5つ」

ミラちゃんが手元にある紙に「あ・い・う・え・お」と書いていく。

「ミラちゃん言いにくいんだけど普通に読めるからステラシオンの文字がどういったのかわからないよ」

「あぁ、そういえば読みは普通にできるんだったね。う~ん、どうしようかな」

そう考えていると、洗い物が終わったのかミントさんがティーカップとティーポットを持って居間にやってくる。

「ミラ、悩んでるようだけどどうかしたか」

「それが、文字が読めるから形を教えることができない」

「あぁ、そういうことか、くるみ、しずく、これを読もうとするな。形を見ようとしてもう一度見てみろ」

その言葉に従い文字の形に意識を集中して再度紙に目を落としてみる。

「うわぁ。この記号が文字なんだ。暗号みたい」

しずくのたとえは最もだった。そこにはこう記されていた「○・|・_・◇・^」といった記号が書かれている。

「これにほかの記号を合わせると別な文字になる。例えばカ行なら+を組み合わせるとカ行になる」

そのままほかの記号の組み合わせ方を教えてもらい午前中は赤茶をのみながら文字の練習と羽ペンになれることを中心に練習を始めた。

午前中いっぱいは文字の練習をしてミントさんが作ってくれた昼食を食べることにした。

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