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プロローグ

はじめましてライといいます。

初の作品なので内容が拙いですが楽しんでいただければ嬉しいです。


10/12修正

気がつくと私は草原の上で寝ていたようだ。


「あれっ、河川敷にでも来てたんだっけ?」


 私は草むらに座り辺りを見渡してみた。周辺には建物や川など見つけることができなかった。

 建物などがない代わりに周囲は草原で埋め尽くされている。それに気づいたところで私は自分の現状に思い至る。

(あれっ、ここどこだ?それとしずくは?)


「う~ん・・・」


 近くでしずくの声が聞こえたので横を見てみる。すると妹のしずくが寝ていたので、現実逃避もかね膝枕をしてあげることにした。


 私、九条くるみは現実逃避するために現状を振り返る。今年で17になって胸元ぐらいまでの茶髪のロングヘア。体型はとかは特に大きく変わっていはいない。

今膝で寝ているのしずくも記憶どおり双子の妹のしずくだ。しずくは私と同じ茶髪でくせっ毛のあるショートヘア。私と違って胸が乏しいけどそこがまた可愛いところでもある。現状を振り返っているとしずくが膝の上で動き出した。


「う~ん。くーねぇ、おはよう」

「おはよう、しずく」

「ここどこ?」

「さぁ?」

「さぁ?ってくーねぇわからないなら早く起こしてよ」


しずくは私に苦言を呈しながら起き上がり私の横に腰を下ろした。


「ごめんね、しずくの寝顔が可愛ったから起こせなかったよ。それにとっても気持ちよさそうに寝てたし」

「っ、そんな恥ずかしいこと平然と言わないでよ」


 しずくは頬を赤らめてそっぽを向く。見てみると耳まで赤くなっていたので顔を背けた意味はないんだけど。

 私としずくは立ち上がり辺りを見渡していると目の前の草むらから、角の生えたうさぎが飛び出してきた。


「うさぎちゃんこっちにおいでおいで」


 とさそっているとうさぎこちらに顔を向けた。そして、一瞬目がキランと光ったような気がしたけど気のせいだよね。


「くーねぇ危ない!!」


 気のせいなんてこともなく、しずくが叫んで私に飛びついてきた。そしてさっきうさぎが出てきたところを見ると、うさぎはいなくなっていた。その代わり私の後ろだったところに、うさぎがいる。うさぎが私に向けて突進してきたみたい。


「しずく、ありがとう。これってこのままここにいたら危ないよね」

「そうだね、また突進された避けれるかわからないし逃げよう」


 そのままうさぎが出てきた方向に、二人で走って逃げる後ろからうさぎが「キュイッ!」と鳴いて追いかけてくる。


「くーねぇ、やばい後ろから追いかけてきてるよ」

「どこかに隠れられる場所ないかな」


 隠れられる場所がないかとおもい辺りをきょろきょろ見回していのがいけなかった。足元の石か何かにつまづいたのか転んでしまった。


「くーねぇ!!」


 前を走っていたしずくが焦った様子で振り返る。同時にしずくのさらに奥から矢が1本飛んできた。

 その矢がしずくと私の横を通り過ぎ、後ろから追いかけてきたうさぎの額に矢が刺さり、うさぎは絶命した。


「くーねぇ、大丈夫?」

「大丈夫だよ、心配してくれてありがとうしずく」


 しずくに差し出された手を握ってもらって私は起き上がった。足元を見てみても躓きそうなものが落ちていなかった。

(あれっ?何もない。ということはまた何もないところで躓いた!?)

こうして私は知らなくていい事実をまた知ってしまった。どうしてこう私はどじなんう・・・。

そう内心落ち込んでいるのをよそにしずくは疑問に思ったことをは言葉にする。


「それにしてもあの矢は誰が射ったんだろう。それに見事に頭に突き刺さってるね」

「そうだね。あれっ?しずく、後ろから誰かきてる」

「君たち大丈夫だった?」


 後ろから歩いてきた少女が話しかけてきた。そのまま少女は私たちの後ろで息絶えているうさぎの角の部分を持った。


「はい、大丈夫です。ありがとうございます。くーねぇは怪我とかない?」

「うん、しずく大丈夫だよ」

としずくに返事をしたあとに見知らぬ少女へお礼をいった。

「それで、どちら様?」

「ごめんね、自己紹介がまだだったね。私はミストラル・シュナイダー。みんなからはミラって呼ばれてる。よろしくね」


金髪ツインテールの少女が自己紹介をしてくれた。


「よろしくねミストラルちゃん。私はくるみで隣にいるのが妹のしずくだよ。助けてくれてありがとう。ミストラルちゃんはここで何やってるの?」

「だからミラでいいって。今は今日の夕飯のために狩してるところ。それでくるみさんとしずくさんはどうしてこんな何もないところに?」

「じゃあお言葉に甘えてミラちゃんって呼ぶね。それがぼくたちもよくわからなくて、気づいたらここにいたんです」

「それでここが一体どこなんだか教えてくれませんか?」

「ここは双子島の外れの方だよ」


ミラに言われたざっくりと場所の説明を受けたが私達には意味が理解できず、頭にハテナを大量に浮かべていた。

ミラは私たちが理解していないのに気づいたのかこんなことを提案してきた。


「家に来る?そしたら色々と説明できるよ。見た感じわけありっぽいしね」

「すみません、お願いします」


ミラの言葉に甘えて家にお邪魔させてもらいこの場所について色々と説明をしてもらうことにした。


「こっちだよ」


ミラに案内してもらって草原を歩いていく。


「ミラちゃんっていっつも狩りしてるの?」

「そうだよ。毎日じゃないけど結構頻繁に狩りに出てるね」

「じゃあ、一人で住んでるの?」

「ひとりじゃないよ。ミントさんと二人暮らし」


 私たちは、ミラに色々と質問しながら草原を歩いて行った。草原を歩いているとどんどん木が増えていき森の中を歩く。森の中を歩いていると開けた空間に出る。その開けた場所には1軒の家と小屋いくか見ることができた。


「ここが私の家。どうぞ、遠慮せずに入って」


ミラは扉を開けて帰ったことをなかにいる人に伝えるために声をかけた。


「ミントさん、ただいま」

「おかえり。おやっそっちの二人は誰かな」


 奥から緑のボサボサの髪をしたパッと見20代後半ぐらいの耳が長い女性が奥から現れた。多分この人が帰っている途中の話に出てきたミントさんなんだろう。ミラもそう声をかけてたし。


「ミントさんこの人たちわけありっぽいから連れてきた。あとここら辺に詳しくないし」

「ほう、ということは迷い人かな」

 

私たちがついていけないところで話がどんどん進んでいってしまう。なので仕方なくこっちから聞いてみることにする。


「あの~、話がわからないので説明していただけないでしょうか」


ミントさんと呼ばれた女性が反応し、申し訳なさそうに話をこちらに降ってくれる。


「あぁわるいわるい。説明する前にこの世界の情報とお前たちの知っている情報をすり合わせをしたい。とその前に自己紹介といこう、私はミント・シュナイダーここで色々と研究や調査しながら生活している。そしてミラは私の養子になる」


 ミントさんはミラの頭を撫でながらそういった。ミラも顔が見えないけれど嫌がっている素振りがないなかった。


「そうですね、ぼくはしずくって言います。こっちのぼんやりしたのは姉のくるみです」

「よし、じゃぁくるみとしずく立ち話もなんだから居間で話そう。こっちだ」


私たちは家に入ろうとしたところでミラがまた外に向かって行こうしている。


「ミラちゃんは中に入らないの?」

「うん、私は外でこのホーンラビットの解体してくる」


 ミラは持っていたうさぎを持ち上げてから外に出ていった。

一方私たちはミントさんに促され居間に向かった。居間に着き適当な場所に腰を下ろした私たちは質問を受けることになった。居間に入ったがどうも掃除が行き届いていない気がする。机の上に色々な資料がばらまかれていたりしているし。 私はこういったことはおいておけないのでざっくりと整理することにした。説明はしずくに任せちゃいましょう。


「順番に聞いていくぞ。君たちのいた国はなんて国だ?」

「ぼくたちがいたのは地球の日本を言う国です。知ってますか?」

「いや知らないな、ミラに聞いたかもしれないが、ここはジェミニ国がある双子島の外れだ」

「ジェミニ国ってミラちゃんに聞いたときに初めて聞きました。ところでこっちに来て少ししてから、さっきミラちゃんが持ってたうさぎに襲われたんですけどあれってなんなんなですか?」

「あれはホーンラビットっていう魔物だな。比較的一般的なまものなのだが、その様子だと知らないみたいだな」


 ミントさんはある程度情報を整理し始めたのか考え出した。そして1分もしないうちにまとまったのか私たちのことについて説明してくれた。


「魔物はこの世界では一般的に存在しているから魔物自体を知らないということはない。知らないということは迷い人の可能性が高いか」

「それでくるみは聞いているのか?」


書類や本などの整理をしていた私にミントさんが質問を投げかけてきた。


「あぁ、くーねぇ整理とか始めたらあまり人の話聞こえなくなるから後で私から説明しておきます」

「そうか、それで二人は戦闘はできるのか?」

「いいえ、僕もくーねぇもそういった経験はないです。そもそも戦えてたら逃げたりしてませんよ」

「それもそうか。私が教えてやろう。あとこの世界の常識や他の国についてもな」


こうして私たちの異世界での生活が幕を開けるのだった。

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