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第二十四話

「あぁ、所でなんとお呼びすれば?」


「元の名前も覚えてないですし、今はこのまま慣れていきたいのでリリーでお願いします」

このまま生きていくつもりなので前の名前で呼ばれるのは後ろ髪を引かれる思いになりそうなので、今の名前で呼んでもらう事にする。まぁ元の名前覚えていないけど。


「…わかった。ではリリーさん、向こうの世界での記憶はどのくらい覚えていますか?」

不服そうだが了承したようだ。

記憶に着いて詳しく聞いてきたのは名前を覚えていないというのに引っかかったのか?


「自分の名前とかどんな姿だったかは思い出せませんが、他は昨日の事の様に覚えてます。たぶん。」

自分の姿と名前だけは思い出せないけれど。


「ふむ、こっちの世界に来たのは昨日と言っていたと思いますが、色々と大丈夫でしたか?」

大丈夫だったのだろうか?


「記憶喪失という事で演技をしてきたのでなんとかなっていると思いますが…こっちの世界の常識とか色々と知らないので正直自信はないです。」


「この世界は……簡単に説明するのは難しいが、一言で言えば向こうの世界で言うファンタジーな世界と言うべきか…ここに来るまでに色々見たと思うが向こうの世界とは違って魔法がある。それにや魔界と呼ばれる場所があれば幽霊も居る。面白い場所だけれど見ての通り時代は向こうの西洋中世の様で色々と不便だと思うが…とは言っても常識や生活が向こうと大きく違うわけでは無いしあまり気を使わなくても大丈夫だろう。それに俺達がサポートできる」

そういえばまだ2日程度しか経っていないが重力が軽かったり、顔が付いた雲があったり、人を殺してもお咎めなしだったりみたいな全く理解不能なのには遭遇していないし、そこまで気を張らなくても大丈夫みたいだ。


「そうですか…あの、”俺達”って他にも向こうの世界の人って他に居るんですか?」

同じ出身だからか”俺達サポートする”と言ってくれたけれど他にも居るんだろうか?


「俺以外には二人居るよ。それ以外に理解のある人なら数人居る。それでそいつらと向こうの世界の技術や経験で色々な物をこっちの世界で作ってみたり、魔術と合わせて効率化させたりとしているんだ。まぁ…とはいってもみんな機械とかの知識が無いから大体こんな感じだろうってやっているんだが。それで、もし良かったら力を貸してくれないか?」


「…得に知識も無い一般人で力にはなれそうにないですよ?」

…得に知識も無い一般人以下のニートですし。まぁ変に見られるから言わないけど


「いや、向こうの世界の人ならいいんだ。どうせ向こうの人で集まったならって始めただけのただの集まりだったんだ。ここ二十年新しい人が見つからなかったからみんな喜ぶと思うし…どうだろうか?」

ここ二十年?見かけは二十代後半から三十代に見えるんだけれど…小さい頃に来たのか?


「わかりました。よろしくお願いします」

正直一人だと心細かったものあるし先輩が居るのは頼りになる。


「そうか。よろしく。色々とわからないとは思うけれど俺とそこの茶髪になら日本語が通じるから安心してくれ。あと一人は…日本語通じないけれどリリーさんはこの国の言葉は話せるみたいだし大丈夫か。今から呼ぶからもう少し居てもらってもいいか?」

そこの茶髪と言うとこの部屋に居る三人の中で該当者は一人しか居ないし、窓際でニヤニヤしているトーマスか。


「分かりました。えぇとトーマスさんもそうなんですか?」

さっきから静かに聞いているだけのトーマスに聞いてみる。見かけは完全に外国人だけれど流暢な日本語だったし、俺と同じように転生したのかも知れない。


「まぁな、言わなかったけど実は俺も向こう出身なんだ。同じ所に住んでるわけだし、お兄さんを頼ってくれちゃっていいのよ?」

トーマスも向こうの世界出身らしい、なんで日本語ペラペラなのかは聞きづらいしやめとくとするか。


「トーマス、ちょっとアメリア連れてきてくれ。事情言ったらすぐ来るだろ」


「はいはい、西棟だっけ?」


「この時間ならまだそこに居るだろ。こっちは色々説明してるから頼んだぞ」

この話は作者のスキル不足が(ry


今更ですが誰が喋っているか判断つきますかね?

今の所の登場人物が殆ど丁寧な話し方にさせてるので…

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