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高校は私にとっての美術社会!!

作者: フミチ

普通の中学から集まった美術を専門に勉強するデザインアートコースでたくさん悩んだことを書こうと思う。

ここではノンフィクションでありながらも、脚色を踏まえてみんなを楽しませたい欲望から文章表現をしていきたい。


過去の苛立ちや不快感が、スッと軽くなり、『そんなことあったよね』『昔はそうだったね』ということ、過去の過ちや嫌なことが歴然と『過去』になるように前向きにとらえてくれたら嬉しい。


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最初は、不安でたまらなかった少し遠い高校に通うことを。


一番前の席で先生の教壇に近すぎて前が見えない状況の席で、自己紹介をした。


『堂本剛さんが好きです』


視界が狭く、自分の世界にこもっていると、

少し上の世界を見ると

お化粧をした女の子が『うちも剛さんスキー』と言っている

上の視界を見ると綺麗な人だった


顔と首の筋肉が硬直して前しかみれない。


毎日の日々がそんな感じで机に置いてある教科書とノートの世界で視野がいっぱいいっぱいだった。


かすかに聞こえる後ろの世界を見ると、


「ごくせん見た?」「絆っていう曲いいよねー!!」と少し、「ギャル!?」と言われる子に分類されるのかな?


明るい子はみんな「ギャル」に見える、そんな16歳のクラスのメンバーであった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


デザインアートコースの概要は、北海道にある札幌市の高校の特殊クラスで、美術を専門的に学びたい生徒が北海道内から集まる学校

美術の特進学校の一種である

人数は40名。男女比は男子が5名・女子が35名。

一期生はこのように集まった。


出身中学校は別々で、それぞれのバックグラウンドはあんまりわからない。どのような人たちなのか想像つかないので、みんながみんな高校デビュー!という転校生に近い状態で集まった


初めの会話は、


担任の先生が、提出書類や手続きについて説明していて神妙な空気が流れていった

その中で

とある女の子の発言



「先生、これなんて書くんですか!?」


周りから見ると勇気がある女の子に見えて、どよめきを感じたのは私だけではなかったはず


彼女は、白いトレンチコートを羽織り、OLのような風貌で大人の女性に見えた


帰る準備が人一倍早く、当時の中学校からの彼氏が他クラスにいることを


他の女友達から教えてもらった


大人ってなんかいいな・・・


そんな憧れも抱きながら、はっきりものをいう・言いたいことをその場で言える


そう言うことを尊敬しながら、


私は人生が寝ていたかもしれない、そう思った


人生は競争化社会かもな・・


そう思っている間にも時間は流れていくので、すべてが絵の情景に見えたその姿も今も絵にできるかもしれない


と不純な気持ちになる


坂道のある高校までの道のり・まさか彼女が高校生活までで学校のピリオドを打ち、

自分の中で学校に対して納得出来るまで勉強したから!

という理由で大学や専門学校にはいかない


という結論に達したことについて・


なんともなく無性に「勿体無い」


と大学進学組でのちのち話したことは秘密である。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






2005/8/7

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