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第六話 高難度ダンジョン(苦戦するとは言っていない)

 {パールスロート遺跡}は白亜に輝く逆円錐(えんすい)形のダンジョンだ。今から千年ほどの昔、数多(あまた)の魔術同盟が覇を競った第二文明期に作られた研究施設――というのがイクリプス・オンラインでの設定だった。実を言えば地理的には最初の街であるアランダシルの方が近いのだが、ゲーム内設定の都合であの街からは入場できない。

 イクオンではダンジョンによってパーティの人数上限が違い{パールスロート遺跡}は二人までに設定されていたが、この世界でもそこは同じだった。


 推奨レベルは『28』。

 俺もゾンもまだそこには達していない。しかし二人ともダンジョンの攻略法は完璧に記憶している。楽勝だ。


 ゾンのギルド『ディスクアウト』は来るもの拒まずの方針からまったりプレイ勢が多く、腕の立つ者はそれほどいなかった。だがマスターであるこいつは例外だ。こいつは俺以上の廃人であり、数少ない総合SSランクプレイヤーの一人だった。共にこのダンジョンを攻略するのにこれ以上の相方はいないだろう。






    ☆






 パールスロート遺跡のマップ構造の複雑さや配置モンスターの強さはこれまでのダンジョンとは一線を画す。だがここの真の恐ろしさはそこではない。各所に配置された意地の悪いギミック――それこそが、このダンジョンをゲーム最初の難関たらしめているポイントである。

 息を合わせて押さなければいけない二つのボタン、別の場所にいる相方の指示を聞きながら進んでいく完全暗黒地帯(ダークゾーン)、大縄跳びのようにタイミングを合わせて回避を行うトラップエリア――パーティ二人の連携を試すそれらのギミックを俺とゾンは阿吽(あうん)の呼吸でさくさくとクリアしていった。

 リアルでのこのイケメンは高学歴高身長高収入の超がつくほどの上級国民で、ゲーム内でも人望の厚いむかつく野郎だ。はっきり言って俺とは正反対である。しかしどういうわけだか馬が合い、よくこんな風に一緒に攻略や狩りをした。

 その頃の経験が今も生きている。


 そして、あっさり最上層。

 このダンジョンのボス――巨大な戦斧を手にした〔牛頭の怪物(ミノタウロス)〕の前で大盾を構えて敵対心(ヘイト)を取りながら、ゾンは余裕の笑みを浮かべていた。


「君とまたこうしてダンジョンを攻略する日が来るとは思わなかったよ、ヨッちゃん」


 こいつはいわゆる『殴られ役(タンク)』だ。後衛専門の俺とはパーティ編成的にもバランスがいい。

 俺も口端に笑みを浮かべた。ゾンの後ろに隠れながら【投擲】スキルで手裏剣を牛頭の怪物(ミノタウロス)の顔面目がけて投げつける。


「そりゃこっちのセリフだ。変な気分だぜ。デスゲーム疑惑がなけりゃ素直に喜べたのによ」


 弱点部位にダメージを与えたため一瞬だけ俺の方にボスの顔が向く。だが即座にゾンが【挑発(プロボケーション)】スキルを使って敵対心(ヘイト)を取り直す。


「僕は素直に喜んでるけどね。生身の体でやってるからか、クエスト達成の喜びはゲームだった頃よりも上かもしれないし」


「……かもな」


 丸四年も楽しんだゲームの世界を自分の体で冒険できているのだ。命がけの恐怖があるにせよ、楽しさを覚えないはずはない。特にゾンは信者と呼ぶべきほどイクリプス・オンラインにのめり込んでいたから喜びもひとしおだろう。


 結局、俺たちはまったく危なげなく牛頭の怪物(ミノタウロス)を倒した。

 長い石階段を登って遺跡の屋上へ出る。


 そこに広がっていたのはこの世のものとは思えない幻想的な空中庭園。整然と配置された大理石の花壇に色とりどりの花が咲き誇り、沈む夕日がそれを鮮やかに照らし出している。

 俺とゾンはそのあまりの美しさに息を呑み、黙り込んだまま庭園の(ふち)まで歩いていった。

 そこから二人並んで景色を眺める。


 北方に始まりの街アランダシルが見えた。一年前、イクリプス・オンラインのサービス終了日に俺が一人でいたのがここだ。あの時俺はこの景色をパソコンのディスプレイの中に見ていた。


「なぁゾン。ここはいったいどこだと思う?」


 ゾンはちらりと俺を横目で見た。漠然とした問いの真意を探るように。


「イクリプス・オンラインの作中世界{十二の月が巡る大地オー・ダン・イリュアド}――ではないと君は思ってるんだね?」


「そうだ。遊んでたゲームの中に入り込んだなんて、単純な話じゃねーと思ってる」


「確かにね。あのゲームとここはよく似てるけど別物だ。細かな差異はいくらでもある。ゲームの頃のバグやグリッチはほとんど残ってるくせに、全チャだの課金要素だのはきっちり削除(オミット)されている。

 ……誰かがあのゲームの世界を元に再構築した世界。そんな表現がしっくり来るかな。恥ずかしながら、いまヨッちゃんに改めて聞かれるまで真剣に考えはしなかったけど」


 ゾンは自分の胸に手を当てた。そこに自分が本当にいるのか、確かめるみたいに。


「そもそも僕らのこの体はなんなんだろうね。姿かたちはホクロの位置までリアルにいた頃とそっくりだ。でもステータス補正のおかげでリアルじゃできない行動もできるし、どれだけ動いても肉体的には疲れない。そのくせ精神的な疲労は健在で睡眠も必要だ。食事はできるけど必須なわけじゃない。涙は出るけど汗は掻かないし、排泄もしない。……もう慣れてしまったけど、こんな奇妙なものを自分の体だと思うなんて、どうかしてるとも言える」


 やはりこいつは聡明だ。俺が言わんとしたことをすぐに理解してくれた。

 こいつになら話してもいいだろう。


「去年の三月のオフ会、覚えてるか?」


「あー、アキバでやったアレ? イクオンの打ち上げって名目で田神大悟が主催したやつ」


 ゾンにとってはいい思い出だったのだろう。一瞬だけ目元と口元を(ほころ)ばせたが、すぐに表情を引き締めた。


「イクオンは攻撃や回避に緻密な操作が必要なアクションゲームだった。この世界では生身の体を使っている関係でプレイ感覚は全然違う。にもかかわらず僕らがこれだけ簡単に適応できているのは根底にある“調整”が同じだからだ。

 そのへんも考慮すると、この世界に僕らを閉じ込めた犯人は――もしそんなものがいるとしたらだけど――やっぱり田神大悟が最有力容疑者だよね」


「単独犯かは分からねえけどな」


「手段も分からないね。これまでの僕らの常識じゃ考えられないような手段なのは確かだけど」


「……それなんだけどな」


 (くだん)のアキバのオフ会で起きたある出来事を俺はゾンに話した。あまりにも突拍子もない内容なのたが、ゾンは茶化さずに聞いてくれた。いや、現在進行形でそれ以上に異様な事態に巻き込まれているのだ。それも当然かもしれないが。


 すべてを聞き終えたゾンは顎に手を当て、話を咀嚼(そしゃく)するようにゆっくり頷いた。


「それは……興味深い話だね」


「だろ? 何の証拠にもなりゃしねえが、ヒントくらいにはなるんじゃないかと思ってな」


 ずっと誰にも話せずにいたことを打ち明けられて、少しだけ気が楽になった。

 言葉を区切り、丁寧に頼む。


「誰が、どうやって、何のために、この世界に俺たちを閉じ込めたのか。そもそもここはどんな空間なのか。……その辺をアンタも考えてくれないか」


「“世界の謎”を解くことが、ここを脱出する鍵になると?」


「いや、実を言うと、脱出うんぬんとはあんま関係ないと思うんだが」


「なんだ、個人的に気になってるだけかい」


 がっくりと肩を落とし、苦笑するゾン。


「ま、考えておくよ。僕もその辺に興味がないわけじゃないしね」


「頼むわ」


 そんな話をしているうちに陽は完全に姿を消して、いくつもの月が夜空で輝きだした。同時に空中庭園のあちこちの花壇が色とりどりの光を放ち始める。

 ここでは月の光に反応して輝く月光花と呼ばれる貴重な薬草が採れる。この世界を巡る十二の月に対応した十二種類があるのだが一度につき一人一つしか持ち帰れない。とりあえず俺たちは売値が一番高い花を採取して、屋上にある脱出用転移門(ゲート)に飛び込んだ。





    ☆





 街への帰還までの僅かな間。ゲームであればローディングの時間。あたりは完全な闇に閉ざされる。

 それはいつものことだったが、今回はムービーのような映像が俺の前で展開された。イクリプス・オンラインがただのMMORPGであった時にも同じタイミングで同じ内容のムービーが流れた。


 プレイヤーに元の世界へ帰還する(すべ)を教える条件として十二の試練を与えた大賢者――修道服を思わせる黒のワンピースドレスを着用した小柄な女性が微笑みながら語り掛けてくる。


『よくぞ、第一試練を踏破しました、訪問者(プレイヤー)よ』


『試練と対価は表裏一体』


貴方(あなた)の働きに(こた)え、力を授けましょう』


『今この魔法王国(マナオラ)は魔族の侵攻に晒されています』


『そしてそれは貴方(あなた)の世界とも関わりのない話ではないのです』


『力をつけ、試練を踏破し、対価を求めなさい』


『その先にこそ、二つの世界を救う希望が見えるはずです』





    ☆





 しばし後、ウルトの街のギルド設立申請所から出てきたゾンのネームプレートには『ディスクアウト』というギルド名表示が追加されていた。パールスロート遺跡をクリアし、大賢者からその対価として<(SR)絆の証>をもらうことがあの施設を利用する条件なのである。


「ありがとう、ヨッちゃん。恩に着るよ」


「なぁに、いいってことよ。俺もここは早めに抜けたかったしな。ギブアンドテイクさ」


 ぐっと親指を立てるモーションをした俺はそこでふと思い出した。


「さっき、もう(・・)1500人も死んだってアンタ言ってたな。キャラロストした連中の大部分はモンスターにやられたんだろ?」


「うん、今はまだ黒ネ(クリミナル)はほとんどいないからね。ただそれももうしばらくの間だけだろう。この街なら黒ネ(クリミナル)も割と安全に暮らせるし、ここへ来るプレイヤーが増えたら対人戦でロストする人も増えると思う」


 ゾンは顔を曇らせて胸に手を当てた。こいつのことだからすでにこの世界から消えた連中を気の毒に思っているのだろう。

 俺は一ミリも面識のない人間に対してそこまでは思えない。


「この世界にいる二十二万の人間の内、半分くらいはイクオンのアカウント登録しただけの奴だろ? 残りの半分にしてもサービス開始からすぐにやめたヤツが大半で、半年後……このウルトが実装された頃まで残ってたのはせいぜい五千人ってとこだよな」


「うん、そんなもんだと思う。ここから先の情報アドバンテージを持つ人間は少ないってわけだね」


「ってこたぁ、これからは白も黒もその五千人を中心にコミュニティが形成されてくわけだ。……アンタのところみたいにな」


 俺は少し言いよどんだ。気恥ずかしさから目を反らす。


「もしもだけどよ。ミューって女子高生がきたらギルドに入れてやってくれよ。いや、アンタのことだからこんなこと言わなくても歓迎するんだろうけど」


「へえ? 珍しいね、君がそんなこと頼むなんて。なんだいなんだい、ひょっとしてリアルでの君の()い人かい?」


「んなわけーだろ! ……成り行きで一緒にキリゴー狩りすることになった相手だよ。ド素人(しろうと)だけど悪い奴じゃねーと思うから、覚えてたら頼むわ」


「ははーん? オッケー、分かったよ」


 面白がるように笑って、ゾンは腕を組む。


「うちは誰でもウェルカムだけど、他ならぬヨッちゃんの頼みならなおさらだね。……でも、それならさ」


 ふいに真面目な顔つきになって、ゾンは続ける。


「ヨッちゃんもうちに入らないか?」


「はぁ? 正気か?」


 俺は困惑しながら自分の灰色のネームプレートを指さした。


「アンタんとこは白黒混合だったけど、ここじゃさすがに変えるだろ?」


「うん、白ギルドにするつもりだ。でもそれくらいの色ならそのうち漂白できるだろ?」


「そりゃそうだが……。この命がけかもしれない世界で俺みたいなのを内部に抱えるのはリスクでしかないだろ。ディスクアウトの評判クソほど下がるぞ」


「だからこそだよ。ここが命がけかもしれないからこそ、君もどこかの組織に所属していた方がいい。一人きりで生きるにはこの世界は過酷すぎる。それにギルドの評判なんてゲームだった頃から気にしてないしね」


 片目を閉じておどけるゾンに、俺は何も言い返せなくなった。

 こいつが俺をギルドに誘うのはこれが二回目だ。もちろん一回目はイクオンがゲームだった頃。極悪プレイヤーとして名前が売れてから俺をギルドに誘ってくれたのはこいつただ一人だった。その時もちろん俺は断ったが、誘ってくれたこと自体をある種の借りのようなものだと感じていた。

 しかしまさか再び誘ってくるとは思いもしなかった。しかも、こんな状況で。


「ゾン。なんでそこまでしてくれるんだ、アンタは」


「僕のスタンスがそうだから……ってのもあるけど。君には借りがあるからね」


「は? アンタが俺に借り?」


 逆じゃないかと一瞬耳を疑った。

 ゾンは照れ臭そうに頬を掻く。


「前も話したかもしれないけどさ。僕、イクオンが初めてのオンゲだったから、どう遊んだらいいか分からなくて罪人(クリミナル)にもそれ以外にも分け(へだ)てなく接してたんだ。そしたら癒着(ゆちゃく)だのコウモリ野郎だの、白からも黒からも散々に批判されてね。……でヨッちゃんにそれを相談したら(はげ)ましてくれたんだ。会ったばかりのことだから覚えてないかな」


 そこまで言われて思い出した。

 なんて(はげ)ましたかは覚えてないけど。


「『なんでもアリのゲームなんだ。白でも黒でも関係ないってアンタのスタイルもアリなんじゃねーの。好きにやれよ』ってヨッちゃん言ったんだよ」


「……そうだったか? 言ったような気もするけど、そんなん借りってほどのもんじゃねーだろ」


「受け手がどう思うかでしょ、そういうのは」


 そりゃそうだ。反論できず口を閉ざす。

 先ほどのギルド勧誘の件も俺が勝手に借りだと思っているだけで、きっとコイツはなんとも思っていないだろうし。


「ヨッちゃんにアレを言われたのは色々面倒だしもう引退しようかなって思ってた頃だったからね。僕にとっては本当にありがたかったんだよ、あの一言は」


「ふーん、そうかよ」


 俺もなんだか照れ臭くなり、心を落ち着けようとエアうどん()ねを始めた。

 当時ゾンは暗黒街(スラム)に顔を出すようになったばかりで、俺とさして仲がいいわけでもなかった。相談したとコイツは言ったが、俺からしたら近くでなんか愚痴言ってるヤツがいるなという程度の認識だった。

 だから例の言葉も適当に言っただけなんだが――それで救われたっていうのなら……まぁよかった。


 しかし勧誘への答えは変わらない。


「ありがてえ話だけど、やっぱギルド入るのはやめとくわ。アンタは気にしなくてもギルドの中には俺が入るのを嫌がるやつも大勢いるだろうし。……それにギルドに入らなくても、つるむことはできるだろ? ゲームだった頃の俺とアンタみたいにさ」


「そっか。分かったよ」


 ゾンは苦笑いを浮かべただけでしつこくは誘ってこなかった。

 迷惑を掛けたくないという、こちらの気持ちを()んでくれたのかもしれない。


 それから俺たちは情報交換をしながら街の正門前にある転移門(ゲート)まで歩いていった。

 俺はこれからこの街の暗黒街(スラム)に拠点を置くつもりだが、ゾンはもうしばらくアランダシルで活動するそうだ。ゲームであった頃のギルド員を加入させ、この街まで来られるよう手伝いをするという。相変わらず底なしの善人である。


 最後、別れる前に俺たちはゲームであった頃と同じようにフレンド登録を行った。このフレンド機能も<(SR)絆の証>を入手したことで解放されたシステムである。イクリプス・オンラインでは十二の試練をクリアするごとに大賢者から対価としてアイテムがもらえ、それに応じて様々なシステムが解放されていくのだ。


「僕の力が必要な時はいつでもメッセージを送ってよ。借りがあるからじゃないけど、ヨッちゃんのためならある程度のことはするさ」


「おう。……しかし今更だけどよ。こんなインフラレベルの機能にすら使用制限かけるから、そっこーで過疎(かそ)ったんだよな、イクオンは」


「ハハ! 違いない」


 ゾンは一(しき)り笑うと、会ったときと同じように右手のこぶしを突きだしてきた。


「死ぬなよヨッちゃん。殺しても死ななそうだけど」


「アンタもな」


 俺はそこに握りこぶしを合わせることで(こた)える。仲間の挨拶であるハンドシェイクだ。


 イクリプス・オンラインがゲームであった頃、極悪プレイヤーとして名が売れていた俺ではあるが、ずっと一人(ソロ)で遊んでいたわけじゃない。ゾンのような理解のある仲間が――たくさんではないにせよ、いてくれた。

 だから、俺も最後の最後までゲームを辞めずにいたのだ。


 MMORPGは人と遊ぶゲームだ。

 仲間と遊ぶから楽しいのだ。


 旧友の背中を見送った俺は、この世界でもその辺りは変わらないなと一人肩をすくめるのであった。


-------------------------------------------------------------------------------

【ヨシヤ】

LV:20

クラス:[魔術師(メイジ)]

HP:70

MP:169


筋力:11

知力:18

器用:28

敏捷:14

意志:15

幸運:9


【ペーパークラフトLV6】


武器:<(R)千年樫の杖>

足:<(N)マジカルソックス>

腰:<(N)ハーフパンツ>

胴:<(N)見習いのローブ>

頭:なし

装飾:<(N)魔晶石の首輪>

-------------------------------------------------------------------------------

-------------------------------------------------------------------------------

【ゾン】

LV:24

クラス:[騎士(ナイト)]

HP:330

MP:87


筋力:37

知力:15

器用:20

敏捷:20

意志:18

幸運:22


【鍛冶LV6】【精錬LV5】


武器:<(R)ブロードソード+1>

足:<(N)アイアングリーブ>

腰:<(R)霊銀の腰当て>

胴:<(R)霊銀の鎧>

盾:<(R)霊銀の大盾>

頭:なし

装飾:<(R)タリスマン>

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