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異世界大森林ライフ  俺って森か??   作者: 森林浴
森とゆかいな住人達
28/88

夜のお話 3人前

総合評価100P超えました

有難う御座います。

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有難う御座います<m(_ _)m>


次の日も夕食後お風呂に入り、リビングで談笑しながら過ごす。


そして今日はヒュパさんに自室まで案内されてる。別に自室の場所が解らないわけでは、無いのだが、俺に付いているのが専属メイドの基本的仕事だそうで案内も仕事らしい。

 「ゆっくりお休みくださいませ」

ヒュパさんが退室していく。


自室のリビングで待っていると扉がノックされ、どうぞと声をかけるとメリトさんが入ってきた。

薄手のエルフの衣装である。ヒュパさんとは、少し違ってウエストの辺りに絞りが入っており、より女性的な感じの服である。右肩にリボンも付いてるし。

姉妹で各々個性があるのだなぁとしみじみ思う。

するとメリトさんが言う。

「姉は、服装に割と無頓着なんです」

あら、ヒュパさんの意外な一面を知れたよ。

「そうなのか、貢物の中にシルクの反物が沢山あったから街に行って皆の服を仕立ててもらおう。明日ラヴォージェに伝えてくれるかな?」

ヘディなんて防具してなかったら毛皮のままだしラーニャはビキニだし・・・

「畏まりました」

「それじゃ、始めようか」

俺は、メリトさんの手を引いて寝室に向かう小さい男の子がお姉さんを連行する図みたいになってる。

メリトさんは顔から火が出そうな程真っ赤になって俯いて付いてくる。

「服を脱いでベッドに仰向けで寝てくれるかな?」

ハイと小さく頷くと服が足下にストンと落ちて下着姿になる。

其ってどう言う着方してたんだ?

「此は首もとのリボンで止めてあるのです」

服をたたみながらメリトさんが説明してくれた。

そしてベッドに仰向けに寝ている両手で顔を隠してるよ、なんか可愛いな、だけど二の腕に胸が挟まって寄せて上げて状態だよ、俺が見てるのが恥ずかしいよ

俺は、メリトさんの横に正座してお腹に軽く両手を当てると「あっ」っと小さな声が漏れる

「痛かったら言ってね」そう言うとゆっくり少しずつエナジーを流し始める。

「ああぁぁ」と小さな声が聞こえる

「大丈夫?辛くない?」

俺は心配になり聞いてみた

「大丈夫で・す、はしたない声を出して申し訳ありません」

「気にしなくて良いから、もう少し掛かるからね」

俺は止まる迄エナジーを流し続けた、四十分程流すとエナジーが流れなくなった。

昨日より長いな個人差があるのか?

やはり準備文様は出ていない

「メリトさん終わりました。お疲れ様でした」

メリトさんは体を起こすといきなり抱き付いてきた。

ええええ?どうした?

「ケミン様少しだけこうさせて下さい、はしたない女ですみません」

「奥さんになるんだし気にしなくて良いけど・・・」

キュリアみたいにぎゅーっとじゃないから苦しくないしポヨヨンが気持ちいい・・・

暫くすると落ち着いたのか放してくれた。

話を聞くと女性のお腹の中にある大事な部分に直接エナジーが入るらしく・・・

つまりそういう興奮も発生するらしい。

昨日のヒュパさんの温かいってのは相当控え目な表現だった様だ。

メリトさんは、服を着ると

「有難う御座いました、ゆっくりお休み下さいませ」

と言い部屋から出ていった。


次の日の順番は、クララさんの様で、リビングから俺に付いて自室に入る。ヒュパさんとメリトさんが、「ケミン様クララ様、ゆっくりお休み下さいませ」と挨拶して出ていく。

クララさんは、人間の女性の平均的な身長で155cmくらいだろうか、俺よりは大きいけどね・・・

スタイルも程々で所謂美乳と言われる感じだろうか大きすぎず小さすぎずである。

俺がソファーに座ると横にクララさんも座る。少し震えてる?

「大丈夫?」

と声をかけると俺の手を握り肩にもたれ掛かってきて

「大丈夫ですの。少しだけこうさせて下さいの」

暫くすると震えが止まった。落ち着いたようだな

「有難う御座いますの」

「それじゃー始めるから、付いて来て」

俺は、クララさんを寝室に招く。すると恥ずかしそうに俯きながら付いてくる。

 「あ・あの、私初めてなんです、優しくお願いします」

誰でも初めてだと思うけど・・・と思っていると

 「えっ?」とクララさんは、小さく呟いた

「とりあえず、服を脱いでベッドに仰向けに寝てくれるかな?」

クララさんは頷くと白いドレスを脱ぎ始めた。そして、下着にも手を掛ける・・・

「下着は大丈夫だから、そのままで良いから」

下着まで脱がれたこっちがヤバいわ。

不思議そうな顔をし乍らもベッドに仰向けに寝てくれた。

俺は、クララさんの横に正座するとお腹に手を当てて少しずつゆっくりエナジーを流す。淡い青い光が、手から出てくる

 「うぅぅ」

「大丈夫?痛くないかい?少し時間が掛かるから我慢してね」

クララさんはコクリと頷く。少し涙目になって此方を見て、声が漏れないように掌で必死に抑えている。

俺が虐めてるみたいじゃないか・・・

約1時間くらいでエナジーの流れが止まった。思ったより長かったな・・・やっぱり個人差があるようだな。準備文様は無い。一回のエナジー量だと足りないか。

「クララさん終わったよ、お疲れ様でした。起きられるかな?」

クララさんは起きようとしているが、体に力が入らない様だ。フルフルと顔を横に振った。

「それなら、俺はリビングに居るから、起きれる様になったら来てね」

俺がベッドから降りようとすると白衣の袖を掴まれた。

 「今日だけは、一緒でお願いします」

そんな涙目で言われたら断れないじゃないか・・・仕方ない、俺はクララさんに布団をかけてあげた。

朝まで一緒にいる事になった。何もしないけどね!


次の日は、ヘディの様だな。

風呂上がりにリビングで寛いでいると、ヘディにひょいと抱き上げられる。

 「ケミン様、行くぞ」

「お・おう」

俺は抱き上げられたまま自室に行く。此れは仕方ない、歩幅が違いすぎるのだ。俺の身長が、ちょうどウエストのあたり、ネズミのしっぽは健在だ。兎なのに何でネズミの尻尾なのかは、いまだに謎だけど。

俺はフワフワを堪能しながら自室に入った。

 「ケミン様、ヘディ様、ゆっくりお休みくださいませ」

エルフメイド二人が挨拶し、退室していった。

 「ケミン様、さっそく始めよう」

潔いな!武人だからかな?

「じゃー寝室に行こう」

俺がそう言うと抱かれたまま寝室に入る。此れって普通逆だよね?

俺は、ベッドの上に降ろされた。

「ヘディ、仰向けに寝て」

ヘディは毛皮だから服は無し。これって全裸って事だよな・・・やっぱり服は必要だな。

ヘディが横になると俺は正座してお腹に手を当てるフワフワだよ!撫でたくなるのを我慢して俺はエナジーをゆっくり少しずつ流した。

 「ふんっぬ、うううう」

何でお腹に力入れてるんだよ・・・

 「わ・私は負けん・・・」

何の意味が有るんだ・・・何と戦ってるんだ?

「ヘディ、時間掛かるから疲れちゃうよ?」

ヘディは、本当に時間が掛かった。約三時間今までで最長記録である。それでもなお準備文様は出てこない。此れ毎回繰り返すのか?

 「ダメだ、抗えないーー」

ヘディは、気を失ってしまった・・・

だから何と戦ってたんだよ!女性陣の間でなんか変な情報が流れてないか?

仕方なく、ヘディに布団をかけてあげる。俺は一緒に横になりモフモフを堪能しながら寝たよ!



ラーニャのお話

「ラーニャは木天蓼大好きだよね?」

 「ん、凄く気持ちいにゃ」

「実は、猫科がなんで木天蓼が大好きなのか、原因が解ったんよ」

 「何でにゃ?」

「岩手大学の宮崎雅雄教授って言う偉い先生が、木天蓼の中にある『ネペタラクトール』って言う物質を取り出すことに成功したんだよ」

 「其れは何にゃ?」

「それは、蚊が嫌う成分らしくて、猫科は、蚊よけにその成分を体に擦り付けてるのだって、また木天蓼に反応している間は、猫科の脳内では幸福な気分が増す神経伝達物質が出ていることも確認できたって」

 「其れは凄いにゃ!気持ちいい木天蓼凄いにゃ!」

「ほら木天蓼あげるよ」

 「うにゃーん、ごろにゃーん、スリスリ」

「うーん幸福の神経伝達物質が出てるね!」


猫好きのネタです。

20日付けのアメリカの科学雑誌、サイエンス・アドバンシズ電子版に掲載されているそうです。

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