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戦国の鍛冶師  作者: 和蔵(わくら)
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第67話 買い物と酒精

朝の着替えも終わり、4人で食堂に行き朝飯を食べると、定例になってしまった

1日の行動報告をしていた。俺は午前中に必要な物を買い求めに、道具雑貨屋・匠

に行くと言うと、3人は一緒に付いて行きたいと駄々をこね出したのだった。


仕方が無いので、午前中は4人で買い物に行く事になってしまったのだ。これ以上

俺が駄目と言い出すと、3人ともに拗ねるであろう事は明白である。3人に拗ねら

れてしまっては、午後からのシーランド銃の講習会にも差し障りが出そうな勢いで

あるから、ここは俺が折れて3人には、気分を害さないで午後の講習会を開いて貰

いたかった。


女子と言うのは、1人でも面倒が多いのに、それが3人に増えたのだから大変を通り

越している!これが幸せの代償なのかと、好成は考えるが、1人で居るよりは皆が居

てくれる方が、何倍もましである!1人は寂しいし、悲しくもなるが、その反面、

自分だけの時間が取れるのだが、1人で良い所と言えば、そんの位しか無かったのだ。

それならば、4人で一緒に居た方が何倍もましと言うものだ。


食事と報告を終えた俺達は、出かける準備をしている。買い物をする品は、それぞれ違うが、道具雑貨屋で多分だが揃うと思われる。芳乃が欲しい品は、何やら俺が知らぬ品で、此方の世界にしか無い物だと言っている。その品とは、下着と言う物で、日ノ本で言う所の腰蓑(こしみの)にあたる物なのだそうだ。


芳乃も静も秋も、それぞれに下着なる物が欲しいと言っていたのだが、その下着と言う物を

教えたのは、オレークさんの娘のターニャだそうだ。薬草の島に行った時に、ターニャが身に

付けていたのを3人は見て、その着易さに目を引かれていたのだとか!道具雑貨屋に置いてい

るのかは解らないが、もしも無ければ匠の店主さんに聞き、置いている店を紹介して貰えば良

いだけの話なのだ。


静は、下着もそうなのだが、何でも化粧品と言う物が欲しいと言っている。これも

ターニャが使っているのを見て、化粧品の素晴らしい効力を目の辺りにした結果だ

そうだ。


秋は、チェスと言う将棋に似た遊ぶ物が欲しいと言っている。秋だけ女性が好む物

ではなく、遊ぶ道具を欲しているのだ。秋は普通の女性とは少し違う感性の持ち主

なのだろうな?だが、それが秋の個性なのだから、俺はその個性を大事にしてあげ

なければ行けないのだ!


出かける用意も済んだ様なので、俺達は匠に向かって出かけたのだった。


匠に付くと直ぐに店主さんが居るカウンターに行くと、店主さんに挨拶を済ませて

直ぐに本題に入ったのだった。俺の用事と言うと煙管を掃除する道具を買い揃える

事にあったのだ。煙管も掃除をしなければ、煙管から煙が出なくなり煙草を吸うこと

も出来なくなる、そうならない内に掃除道具を買え揃えなければならなかったの

だ。


店主さんに欲しい物を言うと、店主さんは直ぐに俺が欲しい物を出してくれていた

パイプ用の掃除道具だったのだが、何とかすれば煙管にも使える事が解ったのだ。

煙管とパイプの違いは、長さと形であったのだが、その両方が煙管にとっては難問

であった。


パイプを掃除する道具は、硬い紙を丸めて細長くした物だったのだが、俺が使っている煙管には短すぎて、雁首がんぐびまで硬く細長い紙では届かないのだった。精々届いているのは羅宇ラウまでだったのだ。


雁首と言うのは、火皿の下にある当る部分で、曲がっている部分の事を指すのだ。

羅宇と言うのは、雁首から吸い口の中間にある、竹などで作られた部分の事を言うのだ。


羅宇まで届けば、大抵の中の汚れも落ちると言う物だが、問題はと言うとだ。この

世界には味噌汁がないのだ!俺の煙管の掃除の仕方と言うのは、余った味噌汁の残り鍋の中に、

汚れた煙管を一晩付けておき次の日の朝に、味噌汁から取り上げてから綺麗に拭き取りをする

のだが、それが出来ないのだ!


この場合は、鍋に水を張って温めた後に、煙管を浸けて一晩寝かせるしか無さそう

なのだが、それでは上手く汚れが取れないのだ!その事を店主さんに言うと、店主さんは

何やら壷を取り出してきたのだった。壷の中身は何かと訊くと、酒精(エタノール)だと

言う物らしいのだ。


酒は酒精(アルコールの一種)が含まれた飲料の総称で、抑制作用があるため飲むと

酩酊を起こす。お酒という丁寧な呼び方もよく用いられ、酒類やアルコール飲料、

またソフトドリンクに対して「ハードドリンク」とも呼ばれることがある。

西洋ではワインに相当する語彙ごいが総称として用いられることがある。


この酒精を使えば、煙管やパイプの中の汚れが綺麗に落ちると言う事なのだそうだ。

此方の世界には便利な品物が沢山ある物だと、俺は関心をしていた。そして

振り向くと3人娘が俺を睨んでいたので、俺は店主さんに俺の用事は、それだけ

だと伝えると、店主さんは今度は3人娘達の話を訊いていたのだった。


「残念ながら、内の店では下着と化粧品は置いていないのじゃ......すまんの!

でも、チェスは置いておるから見て行くと良いぞ!」


「店主さん、化粧品と下着って何処のお店ならば買えるのですか?教えてもらえますか?

直ぐにでも教えてください」


静さんや......店主さんの襟首を掴んで、頭をガクガクさせてはいけませんよ!

店主さんがお亡くなりになってしまうよ!



......................................................


~お酒に付いてのお勉強~


酒は人類史において最古から存在する向精神薬の一つですよね!


酒の歴史は古く、有史以前から作られていたと見られています。

製造方法や原料等多種多様でありますが、原材料から発酵によって

《《エタノール》》を生成することで共通しています。果実原料ではブドウを

使ったワインやリンゴなど果実酒、穀物原料では大麦によるビールや

米など、イモ類ではサツマイモを使った焼酎など。様々なアルコール

度数を持った酒が作られるそうです。


効用としては、俗にストレスの解消、コミュニケーションの円滑化、疲労回復が挙げられます。しかし脳を委縮させたり、時に違法薬物を上回ると言われる最も有害な薬物であり、世界で毎年250万人の死亡につながり死因の4%を占める。作用量と致命的な量が近く急性アルコール中毒になりやすい薬物であり、アルコール乱用や、禁断症状が致命的な振戦せん妄となりうるアルコール依存症となることもあるそうですよ?


酒は飲んでも呑まれるな!呑んだら乗るな!

お酒の不始末は自己責任なのですよ。


皆様、くれぐれも法律を厳守して、楽しいお酒ライフをお楽しみ下さい。


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