第24話 昼飯と紡績道具・機織機
広場でアンジェとダーンと合流して、衝撃の事実を訊かされた
好成達は、此れからの集落に必要な物を買え揃える為に、皆で
買い物を続けて居たのだが、どうしても大物の鍛冶道具・大工
道具・紡績道具・機織機などを売っている店が見当たらなかっ
たのだ。
もう直ぐお昼になるし、1度宿屋のガレオンに戻る事にしたのだ
宿屋の親父に、道具を売ってる店を訊くのと、お昼を宿屋で食べ
る為に戻っていった。
宿屋に戻ると、1階にある食堂で女将さんに、お昼を食べたいと
伝えるだけで、昼飯が運ばれてきたのだった。昼飯は魚類尽くし
のシチューとパンとサラダが出された。シチューと言う白いスー
プの汁物とパンが、とても良く合う!パンをシチューの中に入れ
硬いパンがシチューに浸されて柔らかくなると、何とも言えない
くらい美味しいく食べられる。
硬いパンを3個も食べてしまった!もうお腹が一杯で動けないよ
少し宿屋で休んでよう!そして女将さんに、親父さんは居るかと
尋ねると「旦那なら、もう直ぐ造船所から戻って来て、此処で昼
飯を食べるよ」と言われたので、此処で休憩しながら待つ事にし
たのだ。食べ過ぎて動くときついし、動きたくない!
待っていると、10分もしない内に造船所の親父が、宿屋に帰って
着たのだった。食堂で顔を見ると親父が「何か掘り出し物はあっ
たのか?」と訊いてきたので、俺は「大物の鍛冶道具や大工道具
等が売ってなかった」と親父に言ったのだ。
そうすると親父は「そりゃ~市で大物は、滅多にでないだろうな?
なんなら、儂の知り合いの店を紹介してやるぞ?」とお店を紹介
してくれるそうだ!親父の言葉に甘えて、大物を売ってるお店を
紹介して貰う事にした。
宿屋から一番遠いのは、紡績道具と織物機のお店が、一番遠くに
あるそうなので、一番最初に行くお店は、紡績道具と機織機を扱う
お店に決めた!その次は道具雑貨店のお店に行く事に決まった。
それと親父さんには、鍛冶屋の黒猫屋と言う、お店の場所も訊いて
いるから、帰りに時間があれば、立ち寄ってみたかった。道具雑貨
点に行く前に、鍛冶屋の黒猫屋に、立ち寄って必要な物を見るのも
手ではあるが、どうしようかな?先に鍛冶屋に行くか、それとも道具
雑貨屋に行くか悩むな!
鍛冶屋も道具雑貨屋も、港の造船所の近くにあるそうなので、どちら
でも一緒だろう、先に見付けたお店に立ち寄る事にしよう!
そうと決まれば、紡績道具と機織機のお店に行くかな!
「みんな~紡績道具と機織機のお店に行くぞ!」
「苦しいよ好成!」
「好成さん、アンジェ様が食べすぎて動けないんですけど.....」
「よし!海に捨ててくるか?」
「何で海に捨てるのにゃー!」
アンジェも動けるみたいだし、甘やかさないでアンジェには動いて貰う事
にした。
アンジェは文句を言いながら歩いているが、甘味を帰りに食べようと言うと
「デザート食べるの?あたいも帰りに食べたい!」と言い出し、苦しいだの
歩けないだのと文句を言ってたのに、今では鼻歌まで歌いながら、スキップ
と言う歩き方をしながら歩いていたのだ。
......................................................
{紡績道具と機織機お店・シルクにて}
糸を紡ぐ道具の綿操り機・木製綿弓・木製紡車とアンジェが言うには
ハンドカーダーと言う、綿弓と同じ使い方をする物を買った方が好い
と言うので、一緒に買ったのだった。
綿操り機・綿と種を取り分ける道具です。 綿繰機・
たねとりき・綿切りロクロ・とも呼ぶ。
木製綿弓・木製の綿弓。綿打ちをする道具です。指で弦を弾き、
綿を弾き繊維をほぐします。小型で軽いため、扱いが
容易です。綿埃が出ますが、繊維を傷つけずほぐす事
が出来ます。
木製紡車・綿を紡いで糸にする道具です。地方により、形、大きさ、
ツム先部分など、作りが多少違いますが、基本的な作り、
使用方法は同じです。
ハンドカーダー・コットン用のハンドカーダー。綿をほぐす、
綿打ちをする道具です。本来は綿弓で綿を
ほぐしますが、綿埃が少ないため、重宝します。
また色や混合や、ゼンマイなど他繊維との混合
も可能です。
足踏織機・床に置いた織機のシャフトは、ペダル(踏み板)によって 操作されるこのペダルの発明は、織り手がシャフトを手で
操作したり経糸を手で開口する必要をなくし、手を自由に
して緯糸をシャトルで通す作業に専念できる織機です。
全てを買うと、3000ベルクになるそうなのだが、少し値引きしてもらい
全部で、2800ベルクで買えたのだった。残りの手持ちの銭が7300ベルク
しか残ってないが、7300ベルクもあれば十分に、残りの物も買えるダーン
が話しているので、心配はないだろうと思う!
「好成、早く帰りにデザートを食べようよ!」
アンジェさんは、自分達の仕事道具より甘味の方が大事みたいだった。




