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切っ掛け

ちゃんとした小説を書くのは初めての経験なので設定が雑な所が多々あるかもしれませんがお許しください...


 


 神というものを信じたことがあるだるうか?いや、信じていなくても一度は誰もが考えたことがあるのではないかと思う。俺は小学生までは信じていた。今はどうなのかだって?...さぁな。



  俺は人間が嫌いだ、理由?ありきたりな事だよ。

 小学5年くらいから当時のガキ大将だった奴に目をつけられた結果、見事いじめに遭いましたとさ。学校では殴る蹴るの繰り返し、先生は俺を最初から居なかったかのように扱った。

  あぁ、当時は絶望したね。なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだって、そんな事を考えてたって何も変わらなかった。



  中学から学校には行かなくなった。

 家に籠ってずっとネットをしてた。最早生きるのは苦痛でしかなかった

 


  ある時、たまたま開いていた2chでネット小説に関する記述を見た。気になって検索してみたんだ。

  それは俺に今までとは違う世界を見せてくれた。小説に出てくるキャラクターはいつも感動と興奮を与えてくれた。

そしていつも思ってた。自分もこんな世界でなら違う生き方があったかもしれないって

  それを思う度に感じるのは虚しさと悔しさ、たかが10数年生きただけのガキには納得できるはずもなかった。

 同時に思った。何故人間はこんなに哀れなんだろうってな。

 その考えに辿り着いた時、すでに俺は壊れてたのかもしれない、

  だから逃げた。何時までもこの世界に囚われているのも嫌だったし、何よりもう人間として生きたくなかった。




 3年間も引き籠っていた部屋に別れを告げ、まず家族を殺した。そして自分の喉仏と心臓に包丁を突き刺した。

 どうせ死ぬなら苦痛の叫びをあげて自分の心の中にあるものを全て出しきって死のうと思った。



  朦朧とする意識の中、俺は最後に望んだ、もし、産まれ変われるなら、もう少し、強く生きれたらなぁ。

  それを思い俺の意識はどんどん暗闇へと落ちてゆく。

  《受理しました。新たな主人の望みのままに》

そんな声を聞きながら、俺の意識は完全になくなった。






   ❮真の破滅。輪廻を巡りしその者、歪曲した心を携え、再誕する。その者全ての可能性を所持し、或いは光の邪神、或いは闇の創星神、創造と消滅、2つの鎖と数多の枠は花か毒か、それすら神の身へと誘わん。終わらぬ道は刃となりその身を壊す、あぁ、哀れ。龍は力を求めん❯

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