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うそつき  作者: 337
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これが僕だから。

 僕は嘘つきで嘘つきだから、ずっと嘘をつき続けるんだ。

 それをみんなは悪いと言うかもしれない。

 それでも僕は嘘をつき続けるんだ

 僕には嘘しかないから。

 僕は嘘しか持っていないから。

 だから、これからも嘘をつき続けるんだ。

 君は僕のことをどう思うのかな?

 嘘をつけない君は何を思うのかな?

 正直な気持ちで向き合ってくれるのかな?

 それに僕はどんなふうに向き合うのかな?

 きっと嘘で向き合うんだろうね。

 だって、僕は嘘つきで嘘つきなんだ。

 嘘で身体を塗り固めないと向き合えないんだ。

 正直者にはなれそうにないんだ。

 だから、嘘で向き合うんだ。


 ねえ、嘘はいけないのかな?

 僕には決してそうとは思えないんだ。


 ねえ、嘘はいけないのかな?


 ねえ――


 ――嘘はいけないの?




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