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Mavericks1  作者: イシュメール
4/9

日常は壊れ戦いへと…

謎の少女:女

身体能力が高いが物理攻撃は弱い。

不思議な角笛を使いモンスターを操る

悪意に満ちた喋り口調

歳は12歳

ラグナ:女

性格はキュリアに似ている。

鞭を使う。

拷問が趣味

歳は21歳。

シン:男

性格は紳士的だが残酷

能力は正体不明

仮面を被り顔も不明

歳は不明体格的に20代前半

よお、きたな?ここまで読んでくれたことを感謝する。まだ続くが、ちょっとお詫びがある。この話構成してて思ったが予想以上に生々しく描写がある。読んでいる途中気分が悪くなるかもしれない。だが、真実とはそういうものなんだ。だからそこはご了承願いたい。

前回はギルドマーベリックにとんでもないものが来ていたな。ではそこからだ。

ギルドマーベリックにきた禍々しいものそれは黒い甲冑(かっちゅう)を身に纏った騎士だった。

ネブラ「やはり、きたか…」

グラン「こいつ、ヴェノムファントムの欠片がついてやがる。」

ヴェノムファントムの欠片のついた騎士、さしずめヴェノムナイトと言ったところか。禍々しいオーラを放つヴェノムナイトは驚く手前の二人を無視して歩を進め近づいてくる。最初の標的はグリシャだった。

グリシャ「おい、こっちに来るな!殺さないでくれー!」

ヴェノムナイトは構わず剣を抜き国王の首をはねようとした。しかしこの攻撃は横からの衝撃により失敗、当のヴェノムナイトは壁を破り外に放り出された。

グラン「おいおい、この俺様を無視するとはいい度胸じゃねーか!」

謎の少女「フフ、無視されて怒るなんて子供みたい」

グラン「あぁ?子供みたいだぁ?」

謎の少女「あんたしかいないでしょう?」

グラン「このガキ、口の聞き方を教えてやった方が良さそうだな…」バチバチ

謎の少女「エルフか…まぁ、奥の魔人さんと戦うよりマシかな。」

グラン「その減らず口すぐに聞けねぇようにしてやるよォ!サンダーショック‼︎」バチィ

グランはエルフ特有の魔力で超強力な魔法を扱える。キュリアには届かないが、まともに食らえば人など簡単に消し飛ばすことができる。そのはずなのだが…

謎の少女「うぉっと、あっぶないなー。」

その少女は音速を軽く超える電撃をいとも容易くかわしていた。

グラン「な、雷撃を避けただと⁈だったら、ライトニングショット‼︎」バシュッ

今度は雷撃より早い光の速度に届くほどの速さで小石を飛ばした。流石に光速は避けられるわけがないと思った。だがそれは間違いだった。少女は光速の石も簡単にかわした。

少女「そんな遅い攻撃、私に当たる訳ないじゃんw」

グラン「ほぅ、面白え。ガキだと思って舐めていたが、こいつは本気でやった方がいいかな?」

少女「今更?w本当に無能ねぇw」

グラン「やっぱ教えるより殺した方が良さそうだな」

少女「私に簡単に挑めるとでも思った?なら残念。貴方は私に挑むどころか指一本も触れられずにここで情けなく死ぬのよ」ピー

角笛を吹くと不思議な音が流れた。その時、空から巨大羽を持ったワシのような馬が降り立った。

グラン「グリフォンかよ…また面倒な…」

謎の少女「これだけだと思っていて?そんな訳ないでしょ。」ピー、ピー

今度は二回とも別の音色を鳴らした。するとどこからともなく地鳴りがしてきた。すると片方は地をかけて、片方は地中から、正体はすぐに明らかとなった。

グラン「ケルベロスにグランドシャーク…ククク、ハハハ…面白ぇ。いいだろうこれくらいじゃねぇと張り合いがねえ‼︎やってやろうじゃねぇか…」

その頃、他のメンバーは…

ネブラ「な…あんたは…」

ライズ「嘘…どうして…」

ライズとネブラが見たもの、それはヴェノムナイトの正体だった。

ネブラ「あんた…マルス騎士団長補佐なぜこんな…」

ライズ「教官…」

二人は動揺動揺していた。それもそうだネブラの場合騎士時代にお世話になった上官、ライズにとっては教官だったのだ。そして今は騎士団長補佐にして精鋭ぞろいの第一小隊長。そんな人が目の前で操られてるとはいえ敵として対峙しているのだ。

ライズ「確か、この生物を引き剥がすのって…」

ネブラ「あぁ、分かってるさ…」

ライズ「でも、教官を殺すなんて私には…」

ネブラ「分かってるさ‼︎でも、あの人をアレから解放するにはそれしかないだろ⁈」

ライズ「…‼︎」

そんな風に揺らいでいる二人を無視してヴェノムナイトは腕を上げて何やら合図を出した。すると間を空けずに10人位ののヴェノムナイトが二人を包囲した。

ネブラ「やるしか…ないようだな…」

ライズ「うん…仕方、ないよね?」

かくして、ライズ・ネブラとヴェノムナイト達は激突した。

そしてフィオとグリシャとキュリアは転移魔法で王国から少し離れた広大な草原にいた。

フィオ「い、今のは、なんだったんですか?」

フィオは突然の事で動揺とも取れない唖然とした様子で質問をした。

キュリア「今のは、恐らくシンの勢力のやつね。それにしても猛獣使いに騎士団の小隊なんて厄介なのを出してきたわね…」

グリシャ「何、騎士団の小隊だと⁈」

キュリア「多分、第一小隊だと思うわ。気配が完全に精鋭だったし。」

グリシャ「チクショウ‼︎」

グリシャは吐き捨てるように言った。

キュリア「それに、逃げきれなかったみたいね…フィオ君、王様、死にたくないならそこから離れてなさい。」キュイイィ…

グリシャ・フィオ「え?」

キュリア「ヴァン‼︎」バシュッ

キュリアは二人の後ろ、正確には10マイル先にいたそいつに強烈な風魔法を撃った。そしてそこ一帯の草や土は、一気に巻き上げられ恐らく生物が食らえば身体は簡単に引き裂かれるだろう。しかしそこに立っていたそれは鞭を使い、その魔法をかき消した。

キュリア「ふぅん、私の魔法をかき消すなんて…中々ね…」

ラグナ「どーも、それじゃあお礼として貴方に私の玩具になる権利をあげるわぁ。」

似たような二人が対峙している。毒舌に対して拷問趣味…ロクな対決になりそうにない。だがそれを除けばただの実力者同士のぶつかり合いだ。キュリア対ラグナの戦いの火蓋は切って落とされた。

そして別の場所、王国から500マイルのところカイナ大陸中央部。そこでは、最強同士の激突が始まろうとしていた。

ジャック「シン、テメェ何が目的だ?」

シン「目的?愚問ですよジャック。私の目的は今も昔も変わりませんよ。」

この二人の邂逅(かいこう)は他の大陸にまで影響を及ぼしていた。ある大陸では異常な数のモンスターが大移動を始めた。ある大陸では平和な環境のみで咲く不思議な花が一気に全て枯れた。そんな異常事態を無視するようにこの二人は今にも激突しそうだった。

それぞれの場所でそれぞれの戦いが始まった。

to be continued…







悪いな、中々血みどろにならないな。だが今回は導入だ。次からは吐き気がするほどの戦いが待っている。覚悟して待っていてくれ。そして最後まで読んでくれてありがとな。次回は本格的に戦いだー。

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