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先読み

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

自分でも何書いてるか、分からなくなりました。

どんな仕事かと聞かれれば、こんな仕事です。


言葉は置き換えてますけどね〜( 'ᢦ' )

何をするでも言える事だが、先を読む事が大事である。一手二手、場合によっては数百手先まで読まないと、話にならない世界なんてざらにある。身近な物では会話しかり、仕事しかり。

では先を読む為にはどうするか。まっさらな状態で先を読めるのか。答えは絶対に『いいえ』である。多くの経験から型式を学び、其れに当て嵌める事で、漸く先が読める様になる。


「手が止まってる」

「えぇ。どうすれば早く済むか、考えていたのですよ。如何せん、新しいものなので」

上司が私のパソコンを見ながらそう言った。

今表示されているファイルの幾つかは、予め仕込んで置いた数式がギチギチに詰まっている。どれも全て、失敗から反省を経て仕込まれたものだ。ぶっちゃけこれがないと仕事が出来ない。

今は新しくファイルを作成し、どのようなファイルを仕込むべきか考えていた。

最終的な値は定められている。今の合計値は絶対に必要。ならば目標値と今の値を割って、出た値から考察するのが早いのか。

どんな相関性があるのか。まだ分からない。だから答えも推測も出来ない。

「絶対値は先に入力したので、次は先の相対値をどうするか考えております」

「うん。まぁ頑張って」

あえて早いやり方は教えてくれない。個人的にもその方が気が楽。人のやり方覚えるのって、中々結構大変だからね。その人の考え方を予測しないと上手く嵌らない。

気が付くと、時計は定時を迎えていた。上司に促されるままに、私はその場を後にした。


今回の数値の吐かせ方、あんまり好きじゃないんだよねぇ。

帰りながらそんな事を思う。会社のパソコンには、数個の事象が記入されたデータが残っている。手当り次第に数字を入れて解に近付く手法だった。決して数学的な手法では無い。無駄が多くて好きじゃない。

まぁそれも、私が経験不足なのがいけないのだと思う。もう少し場数を踏めば、視線の動きから、入力する値まで推測が出来ると思う。問題は、それまでにどれだけ場数を踏むかであるが。

先を読むには経験が不可欠である。だが今回は余りにも経験が少ない。僅かな経験で先を読むには……。

「やっぱり分析かな?」

私の微笑みは誰も知らない。

将棋とか全く分からないのですが、数百手先まで読んだ上で指すそうな。

でも最初から読める人なんていないんじゃないかなと思います。


※よく分からないのですが。


だから、ある程度の先読みを得るには経験が必要不可欠です。幾重にも溜めたデータが、力になります。

でも少ない場合はどうするかって言われたら、その事象をバラして、分析するしかない気がします。

限界は勿論ありますけどね。


最近知り得た情報も、半年掛かったので、やはり人のことをよく見なけばと思います。

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