表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

1話目

 転生というのを知っているだろうか? 日本人ならば仏教などで一度は聞いたことがあるかもしれない。かくいう俺も、そこまで深くは知らないが、輪廻転生の字面だけは知っている。

 死んだら生き返って、別の生物になる。それがめぐり、魂が受け継がれている。そんな程度の認識だ。間違っているかもしれないが、まあ、日本人のほとんどはその程度の認識だろう。

 考え方として夢があるとは思う。

 しかし、俺はそんなことを考えられるほど時間はなかったし、宗教にも興味はなかった。

 なら、なんでこんな話をしているのかって?

 ……まさに今、その状況に直面しているからだ。

「もう一度聞かせてあげるわ。あなたは死にました。清き行いをたくさんし、目立った悪行をおこなわなかったため、世界規定35条にのっとり、転生を行います。神の慈悲に打ちひしがれ、こうべを垂れよ。……山を砂になるほどかみ砕いてあげたけど、幼稚な頭で理解できたかしら?」

「一応理解できましたが……」

「何? まだあるの? ゲームしたいから早くしてほしいんだけど?」

「転生って仏教の考え方ですよね? ならなんで神様がいるんですか」

 記憶の限りでは、仏教は仏だったはずだから、神様はいなかったはずだけど……

「想像と現実が違うのは当たり前でしょ? 現実は私たち神が、世界を動かしているのよ。そもそも、日本は神仏混淆の考え方もあったはずでしょ? なら、別におかしいことでもないじゃない」

「そういえば、そうなのか?」

 確かに、神社のなかにお寺があったりするのを見たことがある気がする。

「そもそも、なんであなたが知らないのよ。生前やってきたことの中に神社巡りや寺巡りがあったはずでしょ? 結構いろんな所に行ってるって報告書には書かれているわよ?」

「それは出張先で願掛けに行くことが多かったからです。よくあることではないでしょうか?」

「まあ、それはそうね……いや、世界単位でみれば珍しいことなのよ?! 曖昧な知識で宗教に関わろうとするなんて、国が国なら首飛ばされてもおかしくないわよ!」

「日本では当たり前ですし」

「日本では、ね! はぁ、これだから、嫌なのよ日本人は」

 そう言われても、大晦日は寺にいって、正月は神社に行くのは習慣だし、宗教ではあることは知っているけど、そこまで気にする人は少ないから……

 それに、俺も出張先で神社やお寺に行くのは、上司から受け継いだ習慣だからな。

 あまり考えることでもない気がする。

「はぁ。いったん話を戻すわよ」

「聞きたいことは聞けたので大丈夫です」

「はいはい。では今からあなたは転生してもらいます」

「どうぞ」

「……どうぞでできるものじゃないのよ。いろいろやらなきゃいけないことがあるの」

「そうなんですか? てっきり、すぐにできるものなのかと?」

「そうもいかないのよ。今からあなたには、来世での待遇を決めなきゃいけないの」

「どういうことですか?」

「どんなふうに生まれるのかを決めるの。大まかに、どんな親の間に生まれるのか、身体的特徴はあるのか、を決めることになるわ」

「二つだけですか?」

「えぇ。でも、よく考えて決めなければいけないわよ。適当に選ぶと、泥をすすりながら虐待されて生きることになるから」

「それは嫌ですね……あれ? 転生ということは記憶はなくなるんですよね?」

 それなら、俺には関係ないんじゃないか?

「基本的にはなくなるわね。でも、身体的特徴の中にある、『記憶維持』を選択すると、記憶を持ったまま転生できるわよ」

「そうなんですか! なら、選ぶしかないじゃないですか」

「でも、消費ポイントが多いから、選べるはわからないわよ」

「消費ポイントですか?」

「言ってなかったかしら。死ぬ前にやった行いをポイント化して、転生するときに使えるのよ。例えば、目の前で倒れた人のために救急車を呼ぶ10ポイントだったり、人を殺す-1000ポイントみたいな」

「それなら、俺のポイントは低そうですね」

 生前の行いを思い出すと、プラスになるような行いを思い出すことはできない。多少あったとしても、少量のポイントにしかならないだろう。

 いや、それどころか、マイナス分が多くなるか。

「そんなわけないでしょ? 最初にも言ったわよね、清き行いをたくさんしって。ポイントが少ない人はそもそも、転生なんてできないんだから」

「……そうなんですか」

「怪訝そうね。まあ、わかるわよ。一応、あなたの担当をすると聞いて、調べたもの。あなたが何をやってきたのか」

「であれば、俺にポイントがつくことがないなんてわかるでしょう」

「世界規定35条。ポイント付与において、殺人は-1000ポイントである。しかし、悪人を殺すことにおいては例外処置を行う。意味は分かる?」

「……何とか」

「そう。なら、もう一度、教養がない、治安維持暗殺者くんのために言うわね。あなたが、行ってきた殺人は、悪人に限定されている。よって例外処置が働くというわけ」

 俺は生前、内閣所属の世間に公表されることがない暗殺部隊に入っていた。総理大臣の意にそぐわない法律ができそうなとき主要な人物を殺したり、テロが起きそうなとき原因になる人物を数人殺したり。

 国を安定させるために、悪と判断された人物を暗殺していた。

「そうか……ならよかった」

 何度も言われてきた。お前は地獄に行くと。何度も思った、俺はすぐに死ぬと。

「さて! わかったなら、来世の待遇を選んでもらうわよ!」

「どうやって選べたいいんですか」

「それはね……」

 神様が手をパチンたたく。すると、目の前には、透明な青い板のような物が浮かんで出てきた。初めて見る技術に、驚きながらも触ってみると、しっかり感触があった。

「これはなんですか?」 

「浮いているスマホだと思ってくれればいいかな、板の部分を触れれば操作できるわよ」

「スマホですか……」

「あれ? 使ったことあるわよね」

「少しなら」

 スマホは連絡を取るためにしか使っていなかったので、使えると胸を張って言うことはできない。

「なら大丈夫。説明するからその板を見てくれる?」

「はい」

 改めて見てみると、板には先ほどは書かれていなかった文字が書かれていた。

「まずは左上ね。そこに数字が書かれているわよね。なんて書かれている?」

「桁が多くてよくわからないです。多いのでしょうか?」

「数えられないの? ちょっとよく見せてよ……なにこれ」

 書かれていたのは100000000の文字。改めて数えてみると、1億であった。

「なんかばぐっちゃったりしてるんじゃないの?! ごめん一回調べるから、待ってて」

「え、はい」

 確かに、悪い人を殺してきたとはいえ、さっき教えてんろあったポイントの規模間と比べると多すぎるような気がする。

「……はい。はい。でしたらこれが正常だということで……でもさすがに……はい。ありがとうございます」

「どうでしたか?」

「間違っていないって。あなたがやったことはそれほどの価値があったということらしいわよ」

「そうなんですか」

 なんかうれしいな。今まで、いろんな人を殺してきて、冷ややかな目で見られることはあっても、認められることはなかったから、心がポカポカする。

「あなたが殺してきたのは、本当にやばい案件ばっかりだったみたいだわよ」

「まあ、俺が最年少でしたし、使い捨てにされることが当たり前でしたから。やばいことしかしてきてないですよ。それに、俺に降りてくる暗殺の命令は、厳選されたものが多かったですしね」

「そうみたいね。次の日には実行に移されようとしていた、テロの首謀者の暗殺に、不公平な判定を押し付けようとしていた裁判官の抹消……それ以外にも数えきれないほどあるみたいね」

「全部ぎりぎりの中でやってきましたから」

「それにしてもすごい量だわね。日本ってこんな世紀末みたいな世界観だったかしら? デストピアになりかけていたんじゃないの?」

 そういえば、休む日は全然なかったな。今思えば、なんであんなに暗殺をやらなきゃいけなかったんだろう。

「一つ一つが、日本を崩すことができる依頼。こんなのをこんだけやってたら、1億ポイント程度すぐになるわよ……まあいいわ、脱線しすぎた。次の説明をするわよ」

「お願いします」

「次は、画面中央にある『生まれ』の部分を押してもらえる?」

「はい……押せました。『世界』『地域』『地位』『親』の項目が増えましたが大丈夫でしょうか?」

「えぇ、それでいいわよ。なら、『世界』の説明をしようかしら。『世界』は今からあなたが生まれる、世界を選ぶことになるわ」

「世界ですか?」

「そう。あなたは『地球』で生まれたけど、ほかにも世界があるのよ。私のおすすめは『アストロニア』かしら。魔法を使うことができるからおすすめ。ただ、魔物っていう怪物がいるし、文明が少し遅れているから、生きるのは少し大変かも。でも、あなたならちょうどいいかもしれないわね」

 魔法に、魔物か。欧州のほうの童話でよく聞くらしいけど、見たことはないからあんまりわからない。日本でも漫画というものに出てくるとは聞いたことあるけど、娯楽品は思想が入り込まないものしか支給されてないから見たことがないや。

「日本に転生するというのもいいかもしれないわね。普通に生きる分には、平和だし。いや、さっきの報告書見た後だとそうも言えないわね。毎日のように、テロが起きえる国なんて怖いったらありゃしないわ」

「……日本はやめておきたい」

「そう? なら、どこにする? 『地球』や『アストロニア』以外にも選択はたくさんあるわよ」

「『アストロニア』にします。魔法というのには興味があるので」

「なら一回『世界』を押して。そしたら『アストロニア』が出てくるはずだから探して」

「見つけました。押しますね」

 すると、『アストロニア』の文字が赤く変化した。これで確定されているのだろうか? 

「じゃあ、次ね。次は『地域』よ。まあ、『アストロニア』なら聖王国一択ね。ポイントは少し使うことになるけど、あなたなら関係ないしね」

「いい場所なんですか?」

「武力があって、生産力もある。そのうえで、財力としっかりとした法律もある。すべての『世界』の中でも上位に位置する国だわ」

「ならそこで」

 さっきので操作はわかったので、聖王国を選択できた。

「え、いいの? ほかにも、大心帝国と、千州統合国があるわよ? まあ、おすすめはできないけど」

「聖王国で大丈夫です」

 正直、国のことなんてわからないし、おすすめされた所を選ぶ以外できないんだけどね。でも、聖王国はよさそう。

「なら次は『地位』ね。地位は……日本ではあまりなじみないけど、『王族』とか『平民』とか、生まれるときの位を選択してもらうことになるわ。いい『地位』を選ぶほどポイントを消費するから、しっかり選んだほうがいいけど……関係ないわね。適当に『王族』を選べばいいわ」

「そうします」

 言われた通り、ポチポチおして『王族』を選ぶ。消費するポイントは、ここまでで一番多かったけど、1万も使っていない。

 改めて思うけど、1億って相当多いね。

「あとは『親』ね。これは慎重に選んだほうがいいわよ」

「どうやって選べばいいですか?」

「そうね……まず、聞きたいけど、あなたは王様にはなりたいかしら?」

「……嫌です。なりたくありません」

 王様というと、国のことを全自分で決めることができる立場ということだとおもう。そう思うと、血の気が引いて、肌寒くすらなってくる。

 体が、やめろと強く訴えかけてくるんだ。人の上に立つのは、お前にはできないと。

 自由を奪われた身だから……国の平和のために、自分と同じような状況になるような命令はできないだろう。そう思うと、王様にはなりたくない。

「なら、何をやりたい? 希望があれば、それを得意とした親を選ぶことができるけど」

 何をやりたいか……今までできなかったことは、星の数ある。友達を作ったり、好き勝手出歩いたり。でも、何をやりたいかと、言われるとすぐには思いつかなかった。

 好きなことができないのが当たり前だったからだ。だからこそすっと言葉が出た。

「勉強がしたいです、今までできなかったので」

「そう? なら、それで選んでみようかしら。あとは何かある?」

「……ぼやッとですが、魔法を使いたいです」

「なら、王様とは少しはなれた……ここの侯爵がいいかしら」

「バストロン侯爵家ですか?」

「王の一族ではあるものの、王位継承権はないといってもいい状態。そのうえ、本の収集を趣味にしていて、魔法の教育も手を抜かない。そして、子宝に恵まれていない。おすすめだわ」

「なら、そこにしますね」

 反論できる所はないので、ササッときめる。

「これで『生まれ』項目は全部選ぶことができましたね。次は、その下にある『身体的特徴』の項目ですか?」

「そうね。押してもらえる?」

「はい……わ! いろいろ出てきました」

「今で出ているのが、獲得できる『身体的特徴』ね。選ぶだけでメリットになる特徴はあるけど、デメリットにもなりえる特徴もあるから、しっかり選びなよ」

「はい、そうします」

 ひとまず、『記憶維持』は取っておこうかな。って、10万ポイントもするのか。100歳で1万ポイントが平均って言ってたから、取れない人がほとんどなんじゃないかな? 

 でも、俺は悩むまでもなく選ぶけどね。

 これを選ぶだけで、第二の人生ってことなんだから選ばないわけにはいかない。あとは……どうしようかな?

「悩んでいるようね」

「はい。たくさんありすぎて、目移りしてしまいます」

「それなら、魔力系の『身体的特徴』を選んでみるのはどうかしら?」

「魔力系とはどういうことですか?」

「魔法を使うには、魔力っていうのが必要なんだけど、それを増やしたり減らしたり、選ぶことができるの」

 ひとまず探してみると、それらしき選択が出てくる。『魔力回路+1』『魔力保有強化』『魔力出力強化』とかが魔力系と言っている奴だろとおもう。

「魔法を使いたいなら、取っておくに越したことはないわよ。中には何回も取得することができる項目があるから、見極めなさいよ」

「はい。ありがとうございます」

 そう言われ、よく見てみると小さく重複取得可能と書かれているやつがたくさんあった。字が小さくて見逃していたみたいだ。

 とはいえ、これなら、重複取得ができる項目は後回しにしてもいいかもしれない。最終的に余ったポイントを全部突っ込めば、ポイントをなくすことができるんだから。

 と、いうことでいろいろ取っていこうかな……まあ、いろいろありすぎで目移りしちゃうんだけどね。

 でも、取りたいっていうのはたくさんある。

 『柔軟』に『美声』、『成長促進』『健康』『頑丈』などの、基礎的なものはマストだよね。

 生前から、柔軟性には悩んでたし、過酷なことをしすぎて声は枯れてしまって歌を歌うことさえできなかった。

 毎日限界まで動くのに食事は基礎カロリー以上はもらえなかったせいで、身長は伸びなくて、毎日身体のどこかが痛かった。そのうえ、ケガをすることも多かった。

 そのことを考えると、取得しなければいけないと、指先が思考よりも早く動く。

 後は、『筋繊維増加』もいいかもしれない。筋繊維というのが何なのかわからないけど、説明を見ると、筋肉の素体が増えると書いてあるから、選択して間違いないだろう。

 それと……いや、もうよくわからないな。

「今俺が取得した感じで、身体を強化するようなのを一気に選べませんか?」

「ん? どれどれ……出来るわよ。てか、やってあげる」

「ありがとうございます」

「いいのいいの。じゃあ、まずは視力は高いほうがいいでしょ? それに内臓は、強い方がいいよね。あ、『成長促進』を取るなら『正常な成長』も取っといたほうがいいかも。下手したら身体が歪んで成長しちゃうからね。あとは、骨も強くしておくでしょ? あとはこれと、これと、これかな?」

 お願いしたらどんどん追加していってくれる。俺が選ぼうとすると、無限に時間がかかってしまうからありがたい。1億もあるんだからガシガシ使っていかないとなくならないからね。

 だって『柔軟』を取得するためのポイントはいくつだと思う? 1000ポイントだよ? こんなペースだと全然なくならないよね。

「いったんこれくらいかな? 後は何かある?」

 そう言いわれ、板の左上を見てみるするとそこには、8千万の文字があった。全然減ってないじゃん!

 いや、2千万も減ってんだから、結構使っているのか。

  ただ、これだと全然使い終わらないな。

 何かもっとたくさんポイント使えるのはないかな?

 板をスクロールして、下のほうを見てみる。すると、面白そうな項目をみつけた。

「この特別ってらんの『魔力視』はなんですか? 使うポイントの量がすごい多いんですが」

 一番下に、特殊と書かれて区切られている欄があった。その中には、一つしか書かれていないうえに、使うポイントが1千万とものすごく多い。

「それは、遺伝する特徴よ。でも『魔力視』なんかは遺伝しずらいせいで、数百年は持っている人はいないみたいね。王族は『魔力視』の遺伝子は持っているから出てきたのかしら。取得しておいたほうがいいわよ。魔力を見ることができるから、魔法を使う上ではアドバンテージになるわ」

「なら取っておきます」

 なんか特別そうだし、魔力というものを見ることができたら、楽しそうだし。

「あとは……特に取りたいやつはないので、魔力系に全部突っ込んじゃおうかな」

 残っているのは、なんかしらデメリットがあったり、必要なかったり、するものばかりだ。ならあとは、魔力系に全部入れるのがいいだろう。中でも、『魔力回路+1』『魔力保有強化』『魔力出力強化』は重複取得できるので重点的にポイントを入れていきたい。

「魔力系でよさそうなものを取ってもらえますか?」

「いいわよ。適当に取るわね。残ったポイントはどうすればいいの?」

「『魔力回路+1』『魔力保有強化』『魔力出力強化』に均等にお願いしたいです」

「わかったわ。ただ、『魔力回路+1』に関しては、あんまり取得すると、体に悪影響ができるから、『正常な成長』と結合して、成長するごとに魔力回路を徐々に増やすように変更しておくわね」

「ありがとうございます」

 ちなみに魔力回路は、実際に存在するわけではないらしく、霊体のような状態であるらしい。俺には難しい説明でよくわからなかったが、増やしすぎて体がデカくなることはないみたいだ。

「これで全部終わったわね」

「はい。これで転生ですか?」

「そうなるわね」

 なんだかんだ世話をかけてくれたので、お礼をいう。すると、目の前に扉が出てきた。

「これに入れば、転生ができるわよ。苦しいこともあるだろうけど、いい人生になることを願うわ」

「ありがとうございました」

「次あうときは、よぼよぼになってなさい」

 


読んでいただきありがとうございます!!

ブックマークや評価をしてくださるとうれしいです!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ