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第83話 天使ミカエル


「早く!こちらです!」


校長が闘技大会に来た民衆を案内した。


「一体、なんなんだ……あれは…………」


空はどんよりと暗く、その中に光り輝く人がいた。


「校長!とりあえずあれは俺たちが引き寄せるのでその間に逃げてください。」


横にいたグレイが言った。


「すまない。おっと、これをもしもの時のため君に預ける。」


校長はそう言って何かを投げて来た。


「鍵だよ。図書館に保管されている最重要文献の。」

「そんな大事なものをなんで俺に……?」

「もう君たちにしか任せられないんだ。ここにいるのはほとんどが民間人。生徒を危険に晒すなんてありえない。」

「分かりました。」


そう言うと校長が走って行った。

すると後ろにいた目白さんが声をかけて来た。


「あの天使、どうやって倒すつもりなの?」

「分かりませんけど、とりあえず図書館に向かいましょう。瞬間移動を使います。」


目白さんに手を伸ばし掴んでもらうと同時にセツシート大学に飛んだ。


「っ!?」


本来ならセツシート大学についているはずが、その前の地面に俺たちは落ちた。


「なんで急に落ちたのよ。」

「あいつだよ。」


俺の瞬間移動は、移動には音速を超えることもある。

そして、周りには魔法障壁が張ってあるため外からの攻撃も受け付けない。


「天使ミカエル……」


ミカエルは瞬間移動を使っている時の俺の動きを完全に視認し的確に上からの圧力をかけた。

その結果、そのままの勢いで俺たちは下に落ちた。


「……………」


ミカエルは、俺たちの上空で黙ったままじっと見つめている。


「目白さんは図書館の鍵を開けてください。ミカエルは、俺が惹きつけます。」

「油断しないで。」


目白さんはそう言ってセツシート大学の方へ走って行った。


「天使ミカエル。俺のことは覚えてないのか?」

「M-9157より、対象を確認。速やかに排除を試みる。」


19年前に聞いた時と同じ透き通った美しい声でミカエルが喋った。

それと同時にミカエルの頭上に無数の白い矢が現れた。


「おいおい、マジかよ。」


降り注ぐ白い矢の間を抜けながらミカエルに攻撃を仕掛けた。


獄風球ヘルウインドボール!」


ミカエルの周りにあった白い矢を全て吹き飛ばしたがミカエルは何も変わらずにこちらを見つめていた。


「これなら!」


獄火球ヘルファイアーボールを一気に作りミカエルの方へ飛び魔法をぶつけた。


「…………」


ミカエルは無言でこちらを見つめて獄火球を受けた。


「これでもダメなのかよ!」


平然とした顔で見つめてくるミカエルが言った。


「対象、排除……時……不………….、、、」


ミカエルはそう言って電源が切れたかのように空中に留まった。


「なんだ?」


空中で目を閉じてミカエルの周りに白い球体状の何かが出来た。

俺は試しに獄火球を撃ち込んだ。


「うぉっ!?」


撃ち込んだ獄火球はそのまま俺の方へ飛ばされて帰ってきた。


「カウンターみたいなことか。」


外からの攻撃は一切受け付けないようになっているだろう。


「目白さん、早く来てくれよ。」


ミカエルがいつ活動を再開するか分からない。

図書館の奥にある本に何か情報が書いていることを期待してグレイはそう言った。

「面白かった!」


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