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ブランコとかっけこ

作者: 檸檬

雨が続く公園は

遊具がただ雨に

打たれて

寂しいよと泣いている

夜の公園

鈴虫泣いて 

月と星が好きな

あの子のに

会えるように

雲と交信しているよ


ああ明日は

太陽の光浴びた

遊具が笑って

あの子と一緒に

遊びたいな

ブランコに乗って

サンダル飛ばして

明日天気になぁれ



ちょっと剥き出しの心が

雨空に泣いている


水溜まりに水玉の輪を描いて

広がって消えていく


悲しみを歌に変えて

雨上がりにはきっと

傘をとじた君が

虹をうつして微笑んでいてほしい


言の葉を今日も雨の中でも

風のように走らせて

いつか手を繋いで駆けていきたい

雨なんてへっちゃらだと

笑いながら



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― 新着の感想 ―
[良い点] 公園の遊具の気持ちになって考えられるところに、檸檬さまの優しさを感じました。 そして、「ちょっと剥き出しの心が 雨空に泣いている」という言葉が、切なさをとてもよく表していると思いました。 …
[良い点] 明るい日の差すような言葉遣いが素敵です(*´꒳`*) >寂しいよと泣いている この言い回しというから比喩というか、心に響きました!!! 素敵な詩をありがとうございます♪
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