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本質を形骸化した駄兄〈1話〉  作者: 葛野健悟
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アニノベ(兄貴ノベル)

雨浦家の繁栄を祈った小説。

とある所に骨身まで腐肉で包まれたキョンシーが居りました。

そのキョンシーは頭に煉獄刑の字の書かれた煉獄館の長でした。

そんな煉獄で生まれ落ち育った身にも可愛い弟子と本当の妹が

いるのでした。裏表なき兄(仮に名を春摩とする)は戦争が

嫌いな男でありました。春摩の妹由美は「兄貴」と呼ぶ

男勝りな妹でした。春摩

の弟弟子には鬼童丸、兄弟子には

般若の若者が居るのでした。鬼童丸は人が嫌いでした。彼の

左手には常に式神を呼び出す為の札を持っていました。春摩は

式神化された者でこそありませんでした。鬼童丸と般若は

ある日、男同士の恋愛沙汰に口を出さない事をキョンシー(春摩)

と約束しました。可愛い妹由美とその更に年下の本当の弟博志と3人で暮らせればそれで良い。そう春摩キョンシーは

判断したようだ。明日のご飯も春にちなんだ桜田麩の多い

ちらし寿司だそうな。博志は鮭フレークが好きであった。

なので、ちらし寿司にはいつも鮭を載せ、姉には鮭の皮を

分けてあげるのでした。ガラの悪いテレビ番組が横行していた。

春摩はテレビは観ない者であった。自由気ままに煉獄で

長い解放の時間を過ごしている。

誰だって平凡を望んでいる。

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